留学内容
最初の1ヶ月は、予定が充実しすぎていてとても濃く感じました。First Day of Schoolでは、全員で輪になり手をつなぎフラフープを回していくという、同級生との親睦化を目的としたアクティビティーを行ないました。私が通っていたWCHSには約20人の留学生が在留し、それぞれの国でそれぞれの異なった歴史が派生させてきた宗教観を持ち合わせ、アメリカで現地の人に交ざりながら留学を行なっています。その20人を含めた全員が手を繋ぎ、円になり、一つのことをする。この円は多様性を表し、世界中に広めればいつの日か世界平和も達成されるかもしれない、とこの日感じました。またそれにより、私は宗教・人種・文化などの多様性を認める重要性を重く認識しました。WCHSと大妻中野高校での教育上の違いは大きく3つあります。時間割は生徒の混乱を避けるために毎日同じであるといこと、それぞれの授業間の休憩時間が4分であるということ、チャペルと呼ばれるキリスト教の教えを学ぶ機会が週に一度あるということです。See You at The Poleと呼ばれるイベントでは、自国やこの世界で苦しむ人々へ祈りを捧げるために、アメリカ合衆国の国旗の近くに友達と集まりました。WCHSに参加しているからこそ、キリストの思想における日常生活への影響の体感というキリスト教徒ではない私にとって、与えられていた貴重な機会に感謝しています。