留学内容
食料危機を解決する研究者となるために、米国ミズーリ州のトルーマン州立大学で研究および農学部授業への参加をしました。法政大学では植物病理学を学んでおり、主に植物ウイルスの診断法、防除法を学習しました。植物ウイルスには特効薬が存在しないため、ウイルスに強い遺伝子を持った植物を選抜し、育種することが重要になります。育種技術を集中的に学ぶため、トルーマン州立大学では、キャンベル教授の下で、トウモロコシの育種実験に取り組みました。日本では経験することのできなかった広大な圃場での交雑試験や、遺伝育種実験の基礎を学ぶことができました。