留学内容
地元の経済振興に教育の面で貢献できる人になりたいという思いがあり、日本語を学びたいビジネスマンなどの外国人に日本語を教える手法を身に付けるために留学しました。留学先の大学には、ビジネス日本語学科があり、それが貿易大学にした大きな決め手でした。大学における授業以外にも、外国人の留学生に日本語を教える体験を積み、日本語を教える実践が現地でできたと思います。
最終更新日:2020年10月06日 初回執筆日:2020年10月06日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC655点> | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
地元の経済振興に教育の面で貢献できる人になりたいという思いがあり、日本語を学びたいビジネスマンなどの外国人に日本語を教える手法を身に付けるために留学しました。留学先の大学には、ビジネス日本語学科があり、それが貿易大学にした大きな決め手でした。大学における授業以外にも、外国人の留学生に日本語を教える体験を積み、日本語を教える実践が現地でできたと思います。
留学を考え出したのは、1年生のころで、せっかく大学に入ったから留学してみたいという思いと、東南アジアに興味があり、長期にわたって生活してみたいという好奇心がありました。初めは、明確な留学テーマはなかったのですが、学部の授業で生涯学習について触れ、学校教育や子どもに行う教育以外にも教育のニーズや意義があるのではないかということを考え出しました。そして、日本語教育を学ぶことに決めました。
コロナウイルスの影響で半年の留学が2か月になり、授業もオンラインで行われる、人との交流も制限されるなどの事態ではありましたが、制限が出される前は、留学生や現地の留学生に日本語を教えたり、自分も他国の言語について学ぶなど日本語を教える実践ができたと思います。異文化交流として、自国のお菓子を作って食べ合う集まりも開催して、現地の方の反応も確認できたのでよかったです。
行動力
日本だと、人の意見に従うことが多く、あまり意見を言ったり、自分から行動したりすることは少なかったです。しかし、留学に行き、せっかく留学に来ているから成果を少しでも出せるように頑張ろう。そう思い、自ら人に話しかけたり、何かを提案したり勇気を出すことができたと思います。英語にはあまり自信がなかったのですが、失敗を恐れずになるべく話すようにしていました。
現段階では、将来について考えた結果、小学校の先生になりたいという結論になりました。今では、多国籍の子どもたちも多いので、その子どもたちが言語や異文化の面でコミュニケーションや生活で困難を抱えている場合サポートできるように学んだことを活かし、更に日本語教育については学んでいきたいと考えています。
2020年
1月~
2020年
2月
大学で授業を受けることが一番の目的で、日本語についての授業はもちろん、日本の大学で専門外の経済や会計など興味のある科目についても履修しました。レベルは高かったですが、興味のある分野だったので頑張ることができました。
日本語を教える活動は、留学生や現地の学生に協力してもらい行いました。私も、他国の言語について教えてもらえたのでよい経験になりました。日本語を教えるにしても、その人の国の文化やその人の性格をしっかり理解して教える必要があると感じました。
学費:納入総額 15,000 円 |
住居費:月額 40,000 円 |
生活費:月額 20,000 円 |
学費:納入総額 15,000 円 |
住居費:月額 40,000 円 |
生活費:月額 20,000 円 |
留学中は、新しい出会いも多かったものの、今まで毎日会えていた友達や先輩、後輩と会えずに日本が恋しくなることも多々ありました。しかし、みんな留学に行った私のことを応援し、励ましてくれており、テストで忙しいにも関わらず電話やメッセージをくれました。短い間ですが、寂しくならずに頑張ろうと思うことができたのも日本にいる大切な人たちのおかげだったと思います。
留学先での勉強や研究に没頭しつつも、時には日本の友達や家族に連絡を取ってみることも大切だと思います。
私の学部はほとんどの授業が必修で、教員免許の取得に関わるため、留学先で取った単位を互換することは難しいようでした。2年生の後期の途中に留学に行ったため、後期に取る科目は先生に、何とか授業を受けさせてもらえないかと説得し、なるべく多くの科目を取れるように頑張りました。結果として、2か月で帰国することになり、3年生以降の単位は問題なく取れていますが、当時は4年生で留学中に取れなかった単位は取るという覚悟を決め、最悪就職が1年延びることを周囲の人にも説明して留学に行きました。
私の場合は、留学に行きたかったのでそれでもよかったのですが、特に交換留学であると、卒業が伸びる可能性があるか、単位は互換できるかということを十分確認する必要はあると思います。