留学内容
①ベトナムの文化と社会を学ぶ②コーヒーの流通・消費の実態を学ぶため、ベトナムのハノイへ2019年8月~2020年4月まで留学しました。現地ではハノイ貿易大学で、マーケティングやビジネスに関する授業を英語で履修しました。また11月~3月までベトナム資本の喫茶店で週2回インターンをさせてもらいました。インターンではコーヒーを取り巻く問題の多さと、それらを解決することの難しさを痛感しました。
最終更新日:2020年10月09日 初回執筆日:2020年10月09日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル<IELTs 5.5> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
①ベトナムの文化と社会を学ぶ②コーヒーの流通・消費の実態を学ぶため、ベトナムのハノイへ2019年8月~2020年4月まで留学しました。現地ではハノイ貿易大学で、マーケティングやビジネスに関する授業を英語で履修しました。また11月~3月までベトナム資本の喫茶店で週2回インターンをさせてもらいました。インターンではコーヒーを取り巻く問題の多さと、それらを解決することの難しさを痛感しました。
2つあります。1つは大学2年生の時に、単位目的で履修したベトナム語の授業で、ベトナムという国に興味を持ったことです。もう1つは2年間アルバイトをしていた喫茶店でコーヒーへの魅力を感じたからです。
留学を通して国籍に関係なく多くの人と知り合うことができました。帰国後のいまでもSNSを通じて交流を続けられるほどの仲になれることは、長期留学の良い点だと思います。また喫茶店へのインターンを通じて、コーヒーに関する知識を増やせたこと、それが自身の卒業論文にもつながったことも、大きな学びになりました。
粘り強い力
インターンも最初は断られてばかりでしたが、めげずに粘り強く探すことができました。またルームメイトのイタリア人との生活では、夕食をめぐり何度も意見が対立しましたが、時には自分の意見をしっかり主張することが大切だと感じました。対立を恐れず、自分の意見を主張し続けることは、日本では自然と避けていたことなので、留学して得た力だと思います。
留学はベトナムとコーヒーというテーマで行きました。しかし留学中にベトナムやほかの東南アジアを旅行する中で、現地のインフラや交通事情、それに伴う社会問題に目が行くようになりました。そのため企業に就職します。コーヒーへの興味は卒業論文と趣味として今後も続けていきたいです。ベトナムとは友人関係や、日本の文化発信にビデオ制作という形でかかわっていきたいと思っています。
2019年
8月~
2020年
4月
2019年8月から2020年4月まで、ベトナムのハノイ貿易大学でビジネス・marketingに関する授業を英語で履修。同時に11月から現地の喫茶店でインターンを行い、現地でのコーヒーの消費のされ方を実体験する。大学では当初授業内容を理解できなかったり、発言することを恐れていたが、強制的に何度も発言させられるうちに、感覚がマヒし、積極的に授業に参加できるようになった。また授業のグループワークでベトナム人の友人ができ、彼らとの会話や食事、遊びを通してハノイの社会や文化を理解することができた。また休日は積極的に旅行に出かけた。東南アジアは国によってまったく文化や言語が異なるため、旅行中は楽しさと戸惑いが常にあった。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 35,000 円 |
生活費:月額 70,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 35,000 円 |
生活費:月額 70,000 円 |
留学中イタリア人たちの生活の仕方がとても好きになりました。それは食後ほぼ毎日トランプをやることです。私はイタリア人4人と同じ家に住んでいました。食事中携帯をみたり一人で先に食べ始めるのは、自分たちのなかで、暗黙のルールでやっていませんでした。食事の時はみんなではなし、そのあとトランプをしながらいろいろ話す。そんな生活を三カ月過ごしました。彼らは先に帰国してしまいました。そのあと1人で食事するのがとても寂しくなったことは今でも強烈に覚えています。彼らとの生活は、文化の違いや言語の違いから、ストレスがたまることも多かったです。もう家を変えたいと何度も思いましたが、結局この家で留学生活を送れたことは、いい思い出になりました。
私の場合、失敗を気にしないことで英語力が上がりました。授業では日本人だからという理由で、日本についての説明を英語でするよう何度も言われました。すしの説明、雪の状態を表す言葉は日本語にいくつあるか、日本社会のジェンダーへの理解度など難しいものばかりで、何度もうまく説明できませんでした。私はそんな自分が恥ずかしいと思いました。しかし周りの学生もベトナム人の先生も私の失敗を気にせず、私に何度もチャンスをくれました。私は授業の発言の失敗は気にしなくていいと思い、それよりもなんとか先生を納得させられるような発言をして、先生を見返したいと思いました。そこで事前に授業の予習をして質問を予想し準備していきました。次第にうまく答えられることが増え、自分に自信が少しつくようになりました。失敗を気にせず、次頑張ろうという気持ちが英語の向上につながったと考えています。