留学内容
留学のテーマは「現代に合った宗教の在り方を見つける」でした。「信仰」とは何なのか、「宗教」の役割とは何なのか、それを理解するための留学でした。ネイティブアメリカンの思想にも興味があったので、サウスダコタを選びました。日本ではクリスチャンは全人口の1%未満だと言われています。では日本人は仏教徒でしょうか、神道の信者でしょうか。私は個人的に仏教に興味がありますが、「自分は仏教徒だ」と言うのはなんとなく憚られます。日本独特の宗教観もあり、「宗教」というものが身近に感じられない現代の日本。無知による差別や偏見はたくさんあります。自分が信仰を持っていなくても、信仰を持つ人を尊重できるように、知る機会が必要です。私はそのような宗教理解の場を日本にも作りたいと考え、留学しました。