留学大図鑑 留学大図鑑

Momoko Oishi

出身・在学高校:
静岡県立浜松湖南高等学校
出身・在学校:
亜細亜大学
出身・在学学部学科:
経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年10月21日 初回執筆日:2020年10月21日

タイの観光力を日本に応用!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • The Okura Prestige Bangkok
  • タイ
  • バンコク
留学期間:
7ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 9,900,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

タイはバンコクの5スターホテル激戦区にあるThe Okura Prestige Bangkok にてインターンシップを実施しました。部署はフロントオフィスで、役割は日本人ゲストリレーションでした。着物を着てVIPや日本人ゲストの接客を中心として行いました。宿泊施設のスタッフという職業は国の顔にあたる職業です。プライドを持ち、質の良いスタッフがゲストをお出迎えしなければ国自体の印象が悪くなるでしょう。「微笑みの国」と呼ばれるように、タイではホテルスタッフは憧れられる職業であり、スタッフ一人一人の質もとても良いです。オークラで学んだことは、体制マネジメントはもちろん大事だが、日本がもっと力を入れていかなけれびならないのはマーケティングなのではないかということに気づきました。

留学の動機

日本の宿泊産業は様々な問題を抱えています。例えば、生産性が低い=賃金が低いことや、おもてなしがお金に繋がっていないことです。私は大学でホテルを専門に学んでいますが、そんな暗い面を目の当たりにした学友はホテルスタッフになることを諦めます。私は運良く、なぜそんな現状になってしまってるのか疑問を持ち、日系企業がどのように海外で戦っているのかを見たいと思いました。

成果

この留学を通して、日本の宿泊産業に足りないことは、おもてなし方法やホスピタリティの表現の仕方などといった現場レベルのものではなく、マーケティングやマネジメントといった経営部分を強化していくことだと気づきました。さらに言えば、宿泊産業は観光産業の中に位置します。よって、観光産業自体の強化が必要だと思い、留学後は範囲を広げて学んでいます。

ついた力

自立力

インターンシップ先では自分から口を開かなければ、誰も何も教えてくれませんでした。時には教えてほしいと頼んでも、側で見ててと言われ、丁寧に仕事を教えてもらえる環境ではありませんでした。失敗をしても自分でリカバーしなければならなかったため、自分の頭で考えて発信し行動をする力がつきました。

今後の展望

宿泊産業の暗い面を改善するためには、明るい面を強化していくことが私にできる第一歩だと思っています。例えば、地域活性化をするには宿泊産業を用いることが最適だと考えています。また、観光という広い視点を持ち、その中で宿泊産業を私の強みにしていけたらと思います。

留学スケジュール

2019年
8月~
2020年
3月

タイ(バンコク)

タイはバンコクの5スターホテル激戦区にあるThe Okura Prestige Bangkok にてインターンシップを実施しました。部署はフロントオフィスで、役割は日本人ゲストリレーションでした。着物を着てVIPや日本人ゲストの接客を中心として行いました。宿泊施設のスタッフという職業は国の顔にあたる職業です。プライドを持ち、質の良いスタッフがゲストをお出迎えしなければ国自体の印象が悪くなるでしょう。「微笑みの国」と呼ばれるように、タイではホテルスタッフは憧れられる職業であり、スタッフ一人一人の質もとても良いです。オークラで学んだことは、体制マネジメントはもちろん大事だが、日本がもっと力を入れていかなけれびならないのはマーケティングなのではないかということに気づきました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

着物をきて日本人ゲストリレーションとして活動しました。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

正直言うと、とてもではないけれど楽しかったなんて言えない7ヶ月でした。仕事を教えてもらえず、自信がないまま接客をしていました。失敗をしてこっ酷く怒られている同僚を見ることも多々あったため、仕事を恐れながらしていました。夜も眠れず、泣きながら出社をしたり、深夜のロッカールームで号泣したこともあります。そんな日々を過ごしていたためメンタルが強化され、ちょっとやそっとのことでは恐れなくなりました。

24階のフロントから見える景色です。

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中は日本で楽しんでる同世代を見ることが辛くSNSをあまり開かなかったです。そんな私を心配して、メッセージを送ってくれたり電話をしてくれたりしていただいた方々には感謝しきれません。留学の期間に連絡をいただいた方々はこの先大事にしようと思いますし、何かしらの形で恩返しをしていきたいです。

友達がタイまで会いにきてくれました。

留学で確信した、“私はこれを目指す!”

私は休暇中にシンガポールに留学中だったトビタテ9期生に会いにいきました。シンガポールもタイと同じくホテルが立ち並ぶ国です。2人とも観光が専門だったため、ホテル巡りをしながらシンガポールの観光政策に非常に感動をしました。マリーナベイサンズを見ながら、日本の観光産業を盛り上げていこう!と将来の展望を語り合ったことを忘れません。

マリーナベイサンズの前で。

Tinglish

  • 語学力 : 英語

Thai EngliahのことをTinglishと言います。このTinglishが厄介で、1回目はほとんど聞き取れません。時間が経っても慣れなかったため、タイ語を覚えた方が早いと思い、簡単なタイ語を身に付けました。

留学前にやっておけばよかったこと

私がタイに到着した時はちょうど雨季でした。地域によっては膝上までの洪水がおこるため、雨がっぱや長靴を持ってくれば良かったと思いました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

私は留学をしていなかったらと思うと怖いです。それだけ、身についたことがたくさんあります。目的や目標をきちんと持っているのであれば、一歩踏み出せば新しい世界が待っています。