留学大図鑑 留学大図鑑

くろさわ

出身・在学高校:
兵庫県立御影高等学校普通科
出身・在学校:
三重大学
出身・在学学部学科:
工学研究科分子素材工学専攻
在籍企業・組織:

留学に関する質問や相談はFacebookでお願いします!


最終更新日:2020年11月30日 初回執筆日:2020年11月30日

化学で副作用を減らす!

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学バークレー校
  • アメリカ合衆国
  • カリフォルニア州バークレー
留学期間:
6か月
総費用:
1,400,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC725点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC805点>

留学内容

留学のテーマは「副作用のない薬を世界中の人に届ける」というテーマで留学しました。世界トップクラスの化学力を持つカリフォルニア大学バークレー校で有機合成について学び、また、研究だけでなく語学も学ぶことで将来的に海外で働けるような化学者になるという目標を持って留学を行いました。結果的に実験の結果は思い通りいかず、苦しみましたが、今までに学んだことのない実験操作やレベルの高いディスカッションを経験することで、幅広い知識を得ることができました。また、語学力も留学前とでは比べ物にならないほど成長することができました。

留学の動機

留学の動機は大学3年生に行った海外インターンシップです。そこでは、海外で働くことの難しさややりがいなどを学ぶことができ、自分に足りない力を知ることができました。そのため、自信を持って海外で働くために、学生のうちから海外で勉強してみようと思い、留学を決意しました。

成果

留学中では基本的には実験を中心に力を注ぎましたが、夜や土日などの空いている時間を使って友達と遊んだり、ボランティアなどの活動を行いました。一番印象に残っているのが、サンフランシスコでの大手通信企業への企業訪問です。自分が体験したことのない世界を知ることができ、視野を広げるきっかけになりました。

ついた力

行動力

アメリカでは行動しないと本当に一人になってしまうような気がして、留学中では走り続けるように行動しました。チャンスがあれば様々なイベントに顔を出し、サークルやボランティアにも参加することで多くの人と関わることができ、自分の英語力や異文化体験に繋がりました。

今後の展望

今後はアメリカで研究留学をした経験を活かして、海外で活躍できるような化学者になることが目標です。そこで多くの人と関わり合い、知らない世界を開拓していくことで、成長していきたいと思っています。

留学スケジュール

2019年
9月~
2020年
2月

アメリカ合衆国(カリフォルニア州バークレー)

カリフォルニア大学バークレー校で化学の研究を行いに行きました。現地では現地の学生と共に6か月間研究を行ったり、一緒に旅行やスキーをしました。実験のデータとしては論文を出すほど出すことはできませんでしたが、世界トップレベルの研究室で化学の勉強をすることで、自身の知識の浅さや研究に対する姿勢を学ぶことができました。生活としては、現地の寮に4人一部屋の部屋で暮らしました。かなりきつい環境でしたが、これからどんな環境でも生きていけるという自信を得ることができました。結果的にアメリカ留学は本当に楽しく、充実した生活を送ることができ、本当に行って良かったと思っています。視野の広さや行動力など自分の心を成長させることができた大きな体験になりました。

費用詳細

学費:納入総額

20,000 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

800,000 円

山にあるバークレーのマーク
費用詳細

学費:納入総額

20,000 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

800,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私の感謝してもしきれない人達は「友達」です。私は現地についてから友達が誰もおらず、友達ができるかとても不安でした。そこでSNSを通じて友達を探したり、サークルに飛び込んで多くの人と関わることで友達を作ろうとしました。ご飯や遊びをする中で、とても仲のいいグループに入ることができ、毎週遊ぶほど仲良くなる友達を見つけることができました。留学中はその友達と飲みに行ったり、英語を教えてもらうことで、留学中の不安や孤独感をあまり感じることなく、過ごすことができました。本当に彼らには感謝しかありません。帰国する際にはメッセージカードを用意してくれたり、空港まで送ってくれ、彼らがもし日本に来ることがあれば、全力で歓迎しようと思いました。留学中は悩むことがたくさんあるので、彼らがいてくれて本当に助かりました。ありがとうございました!!!

学校の門の前で撮ったの友達との写真

日本のことが、とても好きになった瞬間

日本のことが好きになった瞬間は日本の文化を広めるボランティアに参加したときです。そのようなボランティアには2回参加しました。一回目は日本酒を披露する会での裏方として参加しました。ボランティアに参加している人達は日本に興味がある人達で、日本人の私にたくさん話しかけてくれ、質問をいっぱいしてきました。とても親切に話しかけてくれる姿に、「こんなにも日本に興味がある人がいるんだ」と知り、日本人であることにうれしさを覚えました。二回目に参加した際は同じ大学の寮に住んでいるトビタテの方と一緒に日本を広める会を行いました。そこでは日本食や団子などや、鶴の折り紙などを披露しましたが、その集まってくれた人達の多さに私はとてもびっくりしました。スタートする前から列ができるほど人気で、鶴の折り紙などあまり興味を持たない人も多いかと思いましたが、本当に数多くの人が集まり興味を持ってくれ、「やってよかったな。日本ってすごいんだな」と改めて感じることができました。

お酒のボランティアに参加した際の写真

ココでしか得られなかった、貴重な学び

私のアメリカ留学でしか得られなかった貴重な体験はシリコンバレーでの大手企業に訪問したことです。訪問できたことは本当に奇跡で、バークレーの友達にたまたまその会社の知り合いがいて、訪問することができました。会社に入ると中はアミューズメントパークのようで、会社感が全くしませんでした。社員はそのアミューズメントパークの中でカフェをしながら仕事をしているような光景で、今までの自分の中の会社のイメージとかけ離れた世界すぎて私は驚嘆しました。「こんな世界があったんだ」と思うほど、自分の価値観が崩壊しました。でもその中でも、結果を出さないといけないという厳しさや苦労があり、実力社会であるアメリカの厳しさを改めて知ることができました。

トビタテの友達と一緒に行った企業訪問

友達を作る

  • 語学力 : 英語

私は留学当初、英語が十分にできず会話することに抵抗が少しありました。しかしこの留学中に英語に対する恐怖心を克服したいと考えていたので、様々なイベントに参加し多くの人と関わりました。そこで私は友達を作ることができ、英語をたくさん話す機会を得ることができました。友達とは学校が終わってもいくらでも話せるし、聞くだけでなく自分からしゃべりにいけるのでとてもいい経験になりました。英語の習得にはまず多くの人と関わり、友達を作ることが大事だと学びました。

留学前にやっておけばよかったこと

英語と化学の勉強をもっとしておけばよかったと思います。また、寮や家のことをもっと調べてから契約したらよかったと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を勧めます。日本ではできない経験や体験をすることで、これからの人生の糧になると思います。また、人間関係や語学力の向上により、これからどんどんチャンスや夢が広がっていくと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

どんな時も行動あるのみ!まずはたくさん行動してみてください!