留学内容
私の留学テーマは、「全ての子供たちの可能性や選択肢を広げるために、『子どもの貧困』問題へのアプローチ法を探る」ことでした。内容は、①ボールステイト大学に留学し、授業においてアメリカの貧困問題や学校教員としてのアプローチ方法を理論的に学ぶ②市内にある食糧支援を行う施設で、ボランティアをしながら、ホームレスや貧困の実情を見る③小・中学生に放課後の学習支援やレクリエーション等を行うボランティアを通じて、学校外での地域での支援の実態や仕組みを学ぶ、です。
最終更新日:2020年11月25日 初回執筆日:2020年11月25日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級、TOEFL60点台> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL81点> |
私の留学テーマは、「全ての子供たちの可能性や選択肢を広げるために、『子どもの貧困』問題へのアプローチ法を探る」ことでした。内容は、①ボールステイト大学に留学し、授業においてアメリカの貧困問題や学校教員としてのアプローチ方法を理論的に学ぶ②市内にある食糧支援を行う施設で、ボランティアをしながら、ホームレスや貧困の実情を見る③小・中学生に放課後の学習支援やレクリエーション等を行うボランティアを通じて、学校外での地域での支援の実態や仕組みを学ぶ、です。
「子どもの貧困」問題には、自分自身の経験からも非常に関心を寄せていました。私の大学で行われているこの問題にアプローチするプロジェクトにもボランティアとして参加しましたが、問題が表面化しにくい日本でアプローチ法を探るよりも、既に日本よりも支援が地域に根付いているアメリカで課題も含めて学んできたいと思い、留学を決意しました。
留学先の大学では、日本の状況と重なるような、白人の貧困層に関することを学んだり、性別・言語・社会階層等でいわゆるマイノリティに属する子供たちに、教師としてどう支援していくかを学ぶことができました。ボランティア活動では、経済的な理由から人とのつながりや体験が不足している子供たちと、勉強をするだけではなく、じっくりと時間をかけて話したり、様々な体験活動をしたりできる場の重要性を学びました。
行動力
思ったこと、やってみたいと思ったことを即行動にうつす力がついたと思います。留学前の日本にいた頃は、用心深くなってしまいリスクを回避してチャレンジすることがありませんでした。しかし、留学が始まったら、1年もアメリカにいることはできない、チャンスを逃したらもう一生巡ってこないというマインドセットに自然となり、行動するにはかなり勇気はいりましたが、「とりあえずやってみる」ことができるようになりました。
教員として、留学で学んだこと・経験したことを、学校や教室で困難を抱える子どもの支援に役立てていきたいです。また、他の教員や関係機関のスタッフ、地域の方々との連携や協力を図るための橋渡しとなれるよう積極的に関わっていきたいと考えています。
2019年
8月~
2020年
3月
アメリカのインディアナ州にあるボールステイト大学に10ヶ月(コロナの流行により予定より2か月早く帰国)交換留学をしました。授業では、貧困問題に関するものの外に、英語教育や教育におけるテクノロジーの活用などについても学ぶことができました。大学の授業と平行して、授業前や放課後にボランティアに行きました。アメリカにいる間は、キャンパス内にある寮生活で、台湾人のルームメイトがいました。基本的には課題で忙しいため図書館にこもっていましたが、時間のある時にはアメリカ人の友人とハングアウトしたり、ご飯を食べたりしていました。
学費:納入総額 270,000 円 |
住居費:月額 10,000 円 |
生活費:月額 30,000 円 |
学費:納入総額 270,000 円 |
住居費:月額 10,000 円 |
生活費:月額 30,000 円 |
長期休みには寮を出なければならず、アメリカ人の友人の家にステイさせてもらいました。生活の中での文化の違いをたくさん肌で感じることができたのも良かったですが、何といってもアメリカのサンクスギビングとクリスマスを経験できたことがとても嬉しかったです。豪華な料理や、クリスマスツリーの下のある大量のプレゼントを見て、まるで映画の中に入り込んでしまったかのようでした。アメリカの子どもがとてもうらやましいと感じました。家族で過ごす時間をとても大事にしていて、アメリカをもっと好きになった瞬間でした!
アメリカの田舎町に留学すると、移動手段に本当に困ります。バスもありますがそんなに本数が多くないし、だいたい遅れています。私も実践活動を行う上で、ボランティア先までの移動手段がなくて本当に困りました。しかし、自分の車を持っているアメリカ人の友人ができ、幸い送迎してくれることになったのでなんとかなりました。また、車を出して市内のレストランに連れて行ってくれたり、様々なところに連れて行ってくれます。Uberがあるのでお金があれば気にする必要はないかもしれませんが、あまりお金をかけられない方は是非、すぐに友達を作ってください!
VISAの発行や保険の加入、留学先への手続きの書類などやることはたくさんあります。その中で私が失敗してしまったことは、ワクチン接種に関することです。結論から言うと、私は出発の前日にワクチン接種が終わるという本当にぎりぎりの準備になりました。そして、それがとても痛い注射で1週間ほど腕が上がらなくなるのですが、私はそれで飛行機に乗ったわけです。ワクチンによっては、2回以上受けなければならず、しかも間1か月あけたりしなければならないものがあるのです。自分が渡航日までにやらなければならないことをしっかり確認し、逆算して予定を立ててくださいね。
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