留学内容
高齢社会が抱える課題について世界中の人と協力し、自身のスキルを駆使して取り組むと言う目標のため、アメリカ国立衛生研究所 (NIH) へ1年間研究留学しました。神経変性に関するNIHとの共同研究を進める中で、必要な実験技術の習得やデスカッション能力の向上、さらに、留学先でしか会えない人との人脈を築くことも目的とし、研究成果を残すことを最終目標としました。神経発達や神経変性を研究しているDr.Geller研究室に所属し、マウス脳から神経変性に関わる可能性のある生体分子を抽出し解析しました。その過程で灌流固定や透析、プロテオミクス解析など様々な実験技術を習得しました。毎週の会議に加え3ヶ月に1回順番が回ってくる抄読会では、英語で研究内容を発表するスキルを身に付け、国際学会におけるポスター発表に活かすことができました。