留学大図鑑 留学大図鑑

Yuzuki. U

出身・在学高校:
埼玉県立南稜高等学校
出身・在学校:
神田外語大学
出身・在学学部学科:
外国語学部国際コミュニケーション学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2021年01月12日 初回執筆日:2021年01月12日

最高のおもてなし〜LGBTQ多様性理解!

留学テーマ・分野:
休学中に語学&学部留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ネバダ大学リノ校ジェンダー・人種・アイデンティティ専攻
  • アメリカ合衆国
  • ネバダ州リノ
留学期間:
10か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,990,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

「全ての人へ最高のおもてなしができる人に〜LGBTQ性的マイノリティの方にも快適な世界を〜」をテーマにアメリカのネバダ大学へ留学した。現地では、ジェンダー・人種・アイデンティティの学部授業でアメリカのジェンダーや人種による差別の歴史を学んだ。また、課外活動としてQueer Student Unionというクラブ活動へ参加したり、趣味の一環としてゲイのカップルが主催するダンスエクササイズ・ZUMBAへ週2回参加した。英語のクラスでは10カ国以上の学生が一緒に受けていたため、友達を通して様々な国の文化について学び、ジェンダーだけではなく人種の多様性についても理解を深めた。

留学の動機

日本のおもてなしは世界に誇れる文化だが、LGBTQ性的マイノリティへの配慮はさらに促進する必要があると感じた。あらゆる多様性を尊重するアメリカで性の多様性について学び、それを日本のおもてなしに取り入れ、日本人として世界に最高のおもてなしを発信できるようになるため、アメリカでジェンダーについて学ぶことを決意した。

成果

Queer Student Unionは、主にLGBTQのアメリカ人学生が参加するクラブ活動だったので、性・セクシャルマイノリティではない日本人の私が参加をすることは厳しい環境だった。初めてマイノリティの立場になり、より多様性理解が深まった。ゲイのカップルが主催するズンバは、インクルーシブな環境で人種・ジェンダーに関係なくアイデンティティを尊重し、最高の体験ができた。

ついた力

自己肯定力

ダンスエクササイズ・ズンバを通して、どんなダンスでも自分を表現できる楽しさや自分のアイデンティティに自信を持つことができた。どんなに課題が多い日でも自分を信じることを忘れず、間違いを恐れずに突き進むことができた。学部授業でのプレゼンテーションを通して、自分の伝えたいことを肯定的に主張でき、自己肯定力が身についた。

今後の展望

ジェンダーの多様性を理解し、尊重できるニューノーマルなおもてなしを日本代表として世界に発信していきたい。

留学スケジュール

2019年
8月~
2020年
5月

アメリカ合衆国(ネバダ州リノ)

ネバダ大学リノ校でジェンダーの多様性について学ぶため、週1回のQueer Student Unionクラブ活動に参加し、多様な考え方や価値観について学ぶことができた。学内で開催されたドラッククイーンを見てとても感動した。ダンス経験があったことから、ズンバ(ダンスエクササイズ)に興味を持ち、ゲイのカップルが主催するズンバに週2回参加した。彼らのダンスレッスンはパワフルで健康的な面だけでなく、人種やジェンダーに多様でインクルーシブな環境がとても魅力的だった。彼らの素敵な対応や雰囲気が、まさに最高のおもてなしだと思った。ズンバを通じて友達の幅も広くなり、英語力以外にも表現力や意欲的な想いは大切だと思った。また、日本発信プロジェクトとして日本から浴衣や扇子を持参し、それを現地の日本文化クラブが主催するJapan Festivalで披露し、アメリカで日本文化や着物の美しさを伝えることができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

LGBTQコミュニティセンター
Japan Festival (アメリカで浴衣を着れて最高)
Zumba Queen!(学校閉鎖前ラスト)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

アメリカのイベントは本当にクオリティが高い!特にネバダ大学はアメフト、バスケ、野球などのスポーツが盛んであり、シーズンごとに毎週末試合が開催されていた。アメフトは日本では選手人口が少ないが、本場アメリカは熱気で溢れていた。アメフトのルールは難しそうと思っていたが、分かるとより楽しく観戦できた!野球はシーズンオフで観れなかったが、バスケの試合はシーズン中だったので観れてよかった。スポーツ以外にも、ハロウィンやサンクスギビングはとても素敵な文化だなと感じた。ハロウィンの時期にはオレンジの大きなかぼちゃがたくさんあり、大学内のハロウィンイベントも充実していた。州立大学ということもあり、イベントごとにネバダ大学グッツが配られることも楽しみの1つだった!イベントがダイナミックでアメリカっていいな〜と改めて感じた。

アメフト観戦〜We are NEVADA!〜
バスケ観戦〜Let's go Wolf Pack〜
ハロウィンinかぼちゃ農園:)

アメリカの夜は危険!!!1人での外出は控える。

  • 生活 : 治安・安全

ネバダ州リノは小さな町でしたが、ネバダ州はカジノが合法だったので、夜でもカジノ街は明るくにぎやかでした。私は元々キャンパス内の学生寮に住むはずでしたが、諸事情により学生寮が閉鎖され、カジノ街のホテルが新しい学生寮として使われ、そこに住みました。大学へはシャトルバスに乗って通学していましたが、夜はバスに乗り遅れると歩くしかないので大変でした。夜は絶対に1人では歩かない方がいいとオリエンテーションのときに聞いていたので、夜歩くときは最低2人以上もしくは1人ならお金はかかるけどUberやタクシーを呼ぶことを徹底していた。アメリカはホームレスが多かったり、夜に犯罪が起きやすいなど治安が日本ほど良くないので、どんなに近い場所でも夜は1人での外出は避けることが大切。

留学前にやっておけばよかったこと

現地で服や物をいっぱい買ってしまったので、私と似たような傾向がある方は、スーツケースの中身は少なめの方がいいと思います。

留学を勧める・勧めない理由

お金には変えられない価値が留学にはある!海外経験は旅行だけで終わらせてしまってはもったいない!できるかわからない挑戦を、勇気を出してやってみよう!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は楽しむことが1番大切だと思うので、迷ったら楽しめそうなことをしてモチベーションを保って!1人で勉強することは日本でもできる、、、だから、海外ではそこでしか会えない人とコミュニケーションを取ったり、イベントに参加することがオススメ!留学前は期待と不安でいっぱいだけど、現地では何か楽しいことやおもしろい経験ができると思うので自分のペースで突き進もう!!!