留学内容
ワシントン大学では日本では行うことのできない次の3つの経験をしました。
(1)海外の研究室で学部研究生として研究経験を積む。
私の専門分野の冷却原子気体の研究室で、研究を行いました。基本的には教授に与えられた課題を解決するのと、週一回のラボミーティングに参加して発表したりするということを行いました。ラボメンバーはみんないい人たちで、息抜きに話すのが楽しみでした。
(2)上回生向けの実験の授業をとる。
日本の私の学部ではこのような上回生レベルの実験授業があまり整備されていませんでした。また毎週、グループで協力してレポートを出さなければならないので、コミュニケーション面でもすごく勉強になりました。(一人で出してもいいのですが、量が多すぎるので自然と協力せざるを得なくなります。。笑)
(3)アメリカの大学院の授業を取る。
アメリカの専門教育は日本と違い、大学よりも大学院の授業の方がメインであるという傾向があります。したがって、日本で物理の専門教育を受けた後だった私は自然に大学院の授業に入っていくことができました。授業が英語であるという以外はそれほど日本との違いを感じた部分はありません。