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あんはる

出身・在学高校:
東京都立小石川中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

①ブログ/HPは、スタンフォード大学での日々を滞在中に毎日詳細に綴ったものです。写真も多く載せています。②帰国後の活動の一つに、中高生のための宿題管理アプリ!「スキマー」をリリースしました。https://skimer-app.studio.site/③社会の多様な課題をプログラミングで解決することを念頭においています。これからの活動も注目して下さい!



 


最終更新日:2021年07月29日 初回執筆日:2021年07月29日

世界で活躍するエンジニアに!STEM留学

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アメリカ合衆国 スタンフォード大学 夏休みSTEMキャンプ  &  中国経済特区・深セン企業への視察
  • 中国・アメリカ合衆国
  • 深セン・シリコンバレー
留学期間:
中国深セン4日間、アメリカ合衆国2週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 450,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<IELTS5.5>

留学内容

シリコンバレーでは、一週間目はAI & Machine Learning( 人工知能と機械学習)を学び、二週間目はAbletonによる電子音楽制作を学びました。休日には、シリコンバレーの企業のツアーをしました。深センでは、中国版LINEや人気ゲームを開発するIT企業Tencentのオフィスを見学してきました。
一週間目はPythonというプログラミング言語を使い、いくつかの機械学習の手法(回帰と分類とクラスタリング)を学びました。Pythonは元々やっていたのでスムーズについていけました。教えてくれた先生はカリフォルニア大学マーセド校の大学院生です。具体的には、MNISTという手書き数字のデータを使い、手書き数字がなんの数字なのかを当てるという人工知能と、CartPoleというカートの上に棒が乗っていて、倒れそうな棒を左右に動かして出来るだけ長く、倒れないようにするという機械学習を作りました。
二週間目はAbletonによる電子音楽制作を学びました。全くAbletonというソフトを使ったことがない初心者でしたが、電子音楽を制作することができました。先生が波の波形と音色について教えていただいたのも興味深かったです。

留学の動機

中学2年の時からプログラミングを始めて、①さらなるスキルを身につける②海外のプログラミングをする人と交流をする③英会話の力をあげる、ということが動機です。
留学前に情報オリンピックで健闘賞を獲ったり、文化祭の劇ではスマホでQRコードを使って観劇抽選システムを開発し、プログラミングの活動をいくつかした中でもう一段階ステップアップして次の成果に繋げたいと思いました。

成果

基礎的な機械学習の技術が身につきました。優秀なカリフォルニア大学マーセド校の大学院生の方や同い年でエンジニアを志望しているアメリカ人女性などとても刺激になりました。留学後、この経験が生かされ「アプリ甲子園2020準優勝」・「2020年度未踏ジュニアスーパークリエータ」に認定されました。また、コロナ感染拡大防止アプリ「Cocoa」の開発・東京都の「新型コロナウイルス感染症対策サイト」に貢献しました。

ついた力

実力

授業は英語ですが、プログラミングの専門知識では問題なく自分のスキルを活かすことができ、さらに新しい知識を自分のものにすることが出来ました。海外の優秀な先生にスキルを褒めてもらいとても嬉しかったです。海外での授業でスキルを発揮することができ自信へも繋がりました。留学後はこの経験が活かされ「アプリ甲子園2020」・「2020年度未踏ジュニア」にチャレンジすることが出来ました。

今後の展望

①プログラミングの面白さを広める活動②ジェンダーギャップを減らす活動③地域の教育格差をなくす活動。私にとってプログラミングは単純にやっていて面白いものであると同時に、尚且つ社会の多様な課題を解決する言葉・行動であります。しかし、プログラミングの面白さに気づいている人は少ないので、積極的に自分から発信して広めていきたいです。また、女性やあらゆる少数派が自分らしく生きていけるような社会を目指します。

留学スケジュール

2019年
7月~
2019年
8月

アメリカ合衆国(シリコンバレー)

一週間目はAI & Machine Learning( 人工知能と機械学習)を学び、二週間目はAbletonによる電子音楽制作を学びました。休日には、シリコンバレーの企業のツアーをしました。
一週間目はPythonというプログラミング言語を使い、いくつかの機械学習の手法(回帰と分類とクラスタリング)を学びました。Pythonは元々やっていたのでスムーズについていけました。教えてくれた先生はカリフォルニア大学マーセド校の大学院生です。具体的には、MNISTという手書き数字のデータを使い、手書き数字がなんの数字なのかを当てるという人工知能と、CartPoleというカートの上に棒が乗っていて、倒れそうな棒を左右に動かして出来るだけ長く、倒れないようにするという機械学習を作りました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スタンフォード大学を象徴する名建築のフーバータワー
大学の構内は広く緑で溢れています。
AI & Machine Learningの作業の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
8月~
2019年
8月

中国(深セン)

中国版LINEや人気ゲームを開発するIT企業Tencentのオフィスを見学してきました。事前にTencentのエンジニアの方とアポを取って実現しました。日本とはビルの大きさや一つ一つのデザインの個性が違いました。お昼休みに見学したのですが、中に入るとバスケットボールや卓球などをしてエンジョイしながら休憩をとっている社員さんを多く見られました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ゲームやSNSアプリの巨大企業「テンセント」本社ビル
50階と39階の2つのタワーで構成されるビルに圧倒される
友人の社員を通じてビル内を見学。スポーツジムの写真。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学から繋がるストーリー “今、これやってます”

留学以前からプログラミングに励み、留学中にさらにプログラミング技術を上げることができました。
優秀なカリフォルニア大学マーセド校の大学院生の方や同い年でエンジニアを志望しているアメリカ人女性など日本にはいないような方たちが刺激にもなったのでモチベーションが上がりました。
留学後も、繋がったエンジニアの方や教えてくれた先生と連絡を取っています。自分の活動を報告したり、自分の制作物に対してフィードバックをもらっています。
その結果、「アプリ甲子園2020で準優勝」や「2020年度未踏ジュニアスーパークリエータ」という成果を得られました。
留学で得られた刺激や出会いは未来の成果に繋がります。

憧れのちょまど(千代田まどか)さんとアプリ甲子園にて
開発した宿題管理アプリ、SKIMER(スキマー)
課題の管理にSKIMER(スキマー)をお試しください。

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】プロフェッショナル 未来テクノロジー人材枠

  • 費用 : 奨学金

常に世界をリードするスタンフォード大学で学びたいと思っていましたが、海外で学ぶということは日本よりも学費がとても高いということを知りました。トビタテ!留学JAPANにプロフェッショナル・未来テクノロジー人材枠があること知りこのチャンスを掴み取りたいと応募しました。
応募は在籍する学校経由での一括応募でした。応募書類に留学の計画・概要を書くことは面倒には思えるのですが、自分のやりたいことがより明確化できるので留学は旅行ではないとより意識ができます。一次審査(書類選考)通過後は、二次審査(面接審査)があります。二次審査は、①プレゼン3分②面接官らの質疑応答9分間でした。プロジェクターは使えないので自作の紙のボードのパネルを持参しわかりやすい説明に努めました。一次、二次も在籍校の国際部の先生からの指導、また、応募書類の対応、壮行会への引率まで先生方のサポートには大変感謝しております。

文科省にて留学前の壮行会での柴山昌彦文部科学大臣の挨拶です。

留学前にやっておけばよかったこと

プログラミングについては多少の自信をもっていたのですが、英語ですぐに詳しく説明することは難しいと思いました。もう少し英語での解説力を身につけていきたかったです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

広い大学の中で毎日が勉強も遊びも充実していました。留学前よりもずっと日本のことを考えられるようになりました。私は毎日ブログに書き残しましたが、外部に公開したくないという方ももちろんいると思いますので、必ず毎日をメモでも日記でも形式はどうあれ記録することをお勧めます。留学は短くても長くても必ず期間があります。その期間の中で学ぶということを意識してください。帰国後の成長に必ず繋がると思います。