留学内容
博士号(Ph.D)取得を目的とした大学院留学。日本で学んでいた分野からの転換があったので、修士課程から入り直した。幸い最初に留学したColorado State University Department of Atmospheric Scienceは修士課程の学生にも財政サポート(授業料と生活費がカバーされる)がつくプログラムだったので、気象学(大気科学)及び海洋学の分野をゼロから学ぶことができた。その後(修士号取得後)、指導教官の移動に伴い研究室毎Ph.D.を取得したGeorgia Institute of Technologyに編入、関門試験を突破し、Ph.D.を取得、現在に至る。Georgia Institute of Technologyでは地球大気科学科の学生として、大気海洋科学に留まらず、地球科学を幅広く(物理、化学、生物を含む)学ぶことができたのがその後の研究の土台になっている。現在は気候変動と生態系を支える海洋物質循環の関わりについて研究をしている。