留学内容
アメリカのオクラホマ州立大学に2学期間交換留学し、日本の大学で専攻していた言語学を始め、興味のあったビジネス系の授業も履修しました。新しい環境でいろんな経験をし、様々な国からの留学生と交流し、刺激を受ける中で、自分のやりたいことに目覚め、帰国し大学を卒業後、再びアメリカの大学院へ進学をしました。経営大学院ではマーケティング分析学を専攻し、MBAの学生と共同の授業を始め、たくさんの現地企業・スタートアップとのプロジェクトを行い、実践的に学びました。
最終更新日:2017年02月01日 初回執筆日:2017年02月01日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
アメリカのオクラホマ州立大学に2学期間交換留学し、日本の大学で専攻していた言語学を始め、興味のあったビジネス系の授業も履修しました。新しい環境でいろんな経験をし、様々な国からの留学生と交流し、刺激を受ける中で、自分のやりたいことに目覚め、帰国し大学を卒業後、再びアメリカの大学院へ進学をしました。経営大学院ではマーケティング分析学を専攻し、MBAの学生と共同の授業を始め、たくさんの現地企業・スタートアップとのプロジェクトを行い、実践的に学びました。
高校の頃に母親に初めての海外としてフランスへ連れて行ってもらって以来、日本の外の世界に魅力を抱き始めたのがきっかけでした。科目としての英語は元々得意なほうだったので、きちんと使えるようになってもっと外の世界を見てみたいと思い、アメリカに決めました。交換留学後も、アメリカという一つの国にいながらも多文化と交流できる面に魅力を感じ、更にビジネスの本場であることからも、大学院進学もアメリカに決めました。
様々な国からの様々なバックグラウンドの留学生に出会い刺激を受け、自分を見つめ直すきっかけになり、いろんなことに積極的に挑戦するようになり、物事に対する姿勢が変わり、人生が楽しくなりました。マーケティングを学びたいという気持ちも固まり、経営大学院への進学を決心し、修士課程卒業後の現在もアメリカで活躍することができています。
行動・精神力
留学前は自分の気持ちに正直に向き合っていなく、受動的でだらだらとした人生を送っていましたが、留学をして新しい環境で新しいことをたくさん経験し、色々なことに挑戦するのを恐れなくなりました。とりあえず興味のあることは、始めて見ないと好きか苦手かもわからないという気持ちで、挑戦するようになりました。また、マイノリティーとしての辛い経験なども乗り越え、人に左右されたり挫折しない精神力が強くなりました。
今後も、どこにいても自分のやりたいことにまっすぐに、常に学びながら進んでいきたいです。現在は広告代理店でアナリストとして働いていますが、今後は更にデータ分析スキルを磨き、よりやりたいことができる道に進んでいきたいと思っています。
2011年
8月~
2012年
5月
信州大学在学中に、アメリカのオクラホマ州立大学へ2学期間交換留学しました。信州大学で専攻であった言語学を始め、興味のあった経済学、マーケティングなどの授業も履修しました。勉強に追われる日々でしたが、ダンスサークルにも所属し現地の学生と交流し、ダンスのパフォーマンスも行いました。大学寮の留学生フロアに住んでいたので、様々な国からの留学生と交流し、一緒に勉強することができたのは辛いことを乗り越えることができた大きな要因でした。留学生同士ではよくキャンプやバーベキュー、バースデーパーティなどイベントも行い、5年経った今でも連絡を取っている人のほとんどがこのフロアの友達です。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
2014年
8月~
2016年
5月
信州大学を卒業後、アメリカ・シカゴにあるイリノイ工科大学の経営大学院へMaster of Science in Marketing Analytics and Communicationの専攻で進学し、2年間で修士号を所得しました。マーケティングの中でもデータ分析に特化したプログラムで、授業ではMBAの学生と共同の授業を始め、たくさんの現地企業・スタートアップとのプロジェクトをも行い、実践的に学びました。中国、インド、ブラジルなどだけでなく、コソボ、パキスタン、イラン、ブルガリアなど多くの文化が共生しているシカゴならではの国々出身の人達と切磋琢磨でき、言葉の壁・文化の壁を共に乗り越えてきました。また、私の大学ならではのプログラムで、本大学ビジネススクールの運営を担っている理事会のメンバーとマッチングをしてもらうことができるメンターシッププログラムに選ばれ、貴重な経験をしました。
学費:納入総額 6,572,000 円 |
住居費:月額 70,000 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 6,572,000 円 |
住居費:月額 70,000 円 |
生活費:月額 - 円 |
コンゴ出身の留学生と語っていて、彼の芯の強さに動かされ、同時に自分の芯のなさにショックを受けたことがありました。彼は、俺は将来こういうことをしたいから、今アメリカでこういう勉強をする必要があるから今ここにいるんだと、やりたいこと・やらなければいけないことをはっきりと持っていて、「じゃあ、お前は将来何をしたいんだ?」と聞かれた時に、しっかりと答えることができない自分にショックを受けました。他にも、正規入学をしていた日本人の留学生たちなども、編入や専攻の変更を繰り返し自分のやりたいことにまっすぐに生きていて、かっこいいなという印象を受けました。それ以来、自分を見つめ直し、興味のあることは何でも挑戦してみるようになりました。おかげで、自分の強みと、やりたいことを発見し、今でもその頃決めた道を進んでいます。
パキスタンからの留学生の友人と、アメリカの休日であるThanksgiving Dayに遊ぼうとしていたら、彼のルームメイトであるイラン人のモハメッドが、シカゴにいる家族とのディナーに誘ってくれ、家族にThanksgiving Dinnerをご馳走してもらいました。その際に、彼のお母さん、叔母さん、おばあちゃんから、「あなたはアメリカに家族がいないんだから、私たちのこと家族だと思っていいんだからね。」と言われ、たくさん持ち帰るご飯もくれて、初めて会った人にこんなに優しくする人なんているのかとびっくりしました。中東出身の人たちは、他人を"他人"だと思っていないような、このような温かい人が多いです!アメリカという国にいながらも、このように他の国の文化を垣間見ることができる貴重な経験ができるのが魅力的です。
大学・大学院に共通して、学校探しはどこから・いつから始めたらいいのかという疑問がある方は多いとおもいます。留学先大学探しは、想像するより時間がかかりますし、時間をかけたほうがいいです。留学を始めたい1年半〜2年ほど前には遅くても始めているのが理想かと思います。基本的に秋学期開始(8、9月)だと、前年の秋あたりから受験の受付が始まります。となると、留学前年の夏から準備をしていても遅くなってしまいます。春あたりまで受験を受け付けている大学も少なくはないですが、受験が遅いと奨学金の機会を逃してしまったり、早く閉め切ってしまう大学も多いので、それで後悔しないよう、前もって準備を始めるのが大事です。というのも、大学を決めるリサーチ、出願書類(エッセイや推薦状など)の作成にはとっても時間がかかります。例えば私の場合は、マーケティングを勉強したいと思っていても、どの分野に集中して勉強したいのか、というところを現在のビジネス情勢のリサーチを含め決定し、大学によって(特に大学院は)教授の専門次第で同じ授業でもとっても内容が全く違ってくるので、各プログラムのカリキュラムを調べるだけでなく、所属している教授のリサーチをする必要もあります。さらに、大学によって、要求してくる出願書類(特にエッセイ)が変わってくるので、大学ごとに違ったエッセイを書くとなると、何校もたくさん受験するのも難しくなります。GMAT/GREも、何度も受ける覚悟でたくさんの時間を割いて勉強する必要があります。基本的に数学は日本の高校教育を受けていればとてつもなく難しいということはないと思うので、用語を覚えて練習すれば割と高得点を望めると思います。大学のリサーチの仕方など、ネット上でたくさんの情報を得ることができ、さらに無料の留学セミナーなどを行っている機関も多いので、そのようなイベントにたくさん足を運ぶことをお薦めします。
言語は、いくら文法をよく知っていて、素晴らしい文章を書ける人でも、コミュニケーションがスムーズにできるようになるというのは、全く別の話であって、とても時間がかかると思います。その国の文化(慣習などだけでなく流行っているもの、映画・ドラマ、芸能人、スポーツ、ニュースなど)を知り、コミュニケーションの取り方をほかの人から盗んで習得できるようになれば、いくらアクセントがあっても文法が間違っていても上手にコミュニケーションが取れるはずと思います。母国語のアクセントが強くても、コミュニケーションのうまい人はたくさんいます。私は今でも、周りの人の会話を見て聞いて、どういうトピックを話しているのかや、表現の仕方や言葉の返し方を真似し、自分のものにしています。先生や友人、恋人、好きな芸能人でも誰でも、一人話し方を真似する人を決めるのもいいと思います。特に好きなドラマを見ていれば、面白いセリフや好きな場面のセリフって覚えるのは難しくないと思います。そういう風に、徐々にレパートリーを増やしていくだけで、その言語でのうまいコミュニケーションの取り方は身についてくるものだと思います。簡単な例では、私はThank you.というだけではなく、できるだけThank you for XXXと、具体的に何をしてくれたことに感謝をしているのか、ちゃんと言葉にして感謝を伝えるようにしていて、それだけで、相手もThank you.とだけ言われるよりも感謝されて嬉しい気持ちが大きくなり、今後も助けようと思ってくれるものだと思います。
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