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YUNA

出身・在学高校:
米子東高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

留学したいと思っている人、私が行けるのかな........と思っている人、悩みがある人、学校がトビタテの前例がない人、ぜひ気軽に相談してください!!


最終更新日:2024年04月02日 初回執筆日:2024年04月02日

海洋問題の解決方法をアメリカで探る!!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • KAPLAN
  • アメリカ合衆国
  • バークレー
留学期間:
1ヶ月
総費用:
1,200,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<GTEC 864点> 挨拶など基本的な会話ができるレベル<GTEC 1022点>

留学内容

プラスチックごみ問題が問題視されているなかで、その問題を解決するために、3つのことを行いました。
①サンフランシスコ市庁舎にエコプロジェクトについてのインタビューを行いました。大きく分けて3つのことを聞きました。サンフランシスコのスーパーマーケットに何か取り組みを行うように示したのか、ゴミ箱を分けたことで変わったこと、生分解性プラスチックはプラスチック問題を解決できるかどうかです。それぞれ、スーパーは堆肥可能またはリサイクルできる袋でなければならないと決まっていること、ゴミ箱を分類することでリサイクルできるものをきちんとリサイクルすることができると分ける作業が必要なくなるのでコスト削減につながること。しかし、住民に十分にリサイクル、コンポスト等の教育が必要であること、長年ゴミ箱を分けてきて、ゴミの量は減ってきていること、生分解性プラスチックが分解されるには時間がかかるため、コンポストとしてゴミに出せず結局普通のゴミとして捨てられることとになるためリサイクルプラスチックを促進した方が良いことを知りました。解答は予想してたものと異なっていて、また私の住んでいる地域での取り組みよりも規模の大きいエコプロジェクトをしていて驚きました。
②現地のスーパーでのエコプロジェクトに関する調査、③街頭でのエコへの意識調査です。プラスチックごみ問題を知っているか、問題への意識度、問題を解決するために意識して行っていることをアンケートしました。結果は海洋プラスチックごみ問題について知っているかどうかでは、42人中、39人が知っており、3人が知らないと回答した。海洋プラスチックごみ問題を知っていて意識して生活している人がほとんどでした。
予想していたよりも現地の人々は意識が高くエコプロジェクトをしている割合が高かったのに驚きました。
③スーパーの行っているエコプロジェクトの調査を行いました。包装紙はリサイクル可能or堆肥可能なのか、量り売りはあるのか、飲み物のパッケージについて調査しました。何軒ものスーパーに調査しに行くことができ、アメリカと日本と取り組みが全然違ったことに驚きました。また、日本のエコプロジェクトの足りなさを感じました。

留学の動機

私は高校で自然科学部に所属し、環境問題、特に生分解性プラスチックの研究を進めています。私は将来自分の探求や考えをより多くの方に広めるには英語、スピーキングの訓練が必須だと考えていました。そこで自分の英語力を向上させたい、生分解性プラスチックの研究のアドバイスなどがほしいと思い、探求留学をしたいと切実に思うようになりました。

成果

インタビューをしたりスーパーにアポを取るために電話をしたりしたことから留学を通して積極性が身についたと思います。また、どのようなエコプロジェクトをサンフランシスコ市が行っているのかを知り、プラスチックごみ問題の解決方法の一つを考えることができました。

ついた力

積極的に行動する力

まず、探究活動を通してインタビューするとき、アンケートするとき協力をお願いしたり、自分の意見を発言して返答もらったりしましたことで積極性が身につきました。日常では、道に迷ったときに聞いたりクラスメートに話しかけたりして積極的に行動でまた、積極性だけでなく、一人で飛行機に乗って、言語、文化が違うところに一人で行って、日々を過ごしたことで自分の臨機応変に行動する力、計画性など様々な力が身につきました。

今後の展望

サンフランシスコ市庁舎で教えてもらった工場、スーパー、家庭でのエコプロジェクトの内容から日本でも実施できるエコプロジェクトを考えまずは鳥取から始めていきたいと考えています。また、生分解性プラスチックを低コストで作る研究を続け、生分解性プラスチックを普及させていきたいと思っています。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

アメリカ合衆国(バークレー)

サンフランシスコ市の人に市庁舎でエコプロジェクトについてのインタビューを行いサンフランシスコ市が行っているプラスチックごみ問題の解決方法を学んだ。現地のスーパー、店員にエコプロジェクトに関する調査、アンケートを行い日本とは異なったサンフランシスコ市内のエコプロジェクトについて知ることができた。街頭でサンフランシスコ住民にエコへの意識調査を行い意識の高さ、解決のために行っている内容に驚かされました。また、ホストマザーが黒人だったため、黒人差別などについて話をしました。メキシコから来たルームメイトがいたため、3人で食文化の違いについて話、お互いの料理を作り合っていました。サンフランシスコにいるときに同じ時期にサンフランシスコにいる人と野球観戦に行ったりと海外でもトビタテのつながりを感じることができました。私はよく道に迷い、見知らぬ人に話しかけて教えてもらうということが多かったので知らない人にも話しかける積極性が増し、自分に自信がつきました。

費用詳細

学費:納入総額

247,420 円

住居費:月額

276,091 円

生活費:月額

334,871 円

項目:渡航費、準備金、留学エージェント利用料

443,267 円

野菜等用の袋はリサイクル可or分解できるものだった。
売っている水のペットボトルはリサイクルしたらお金がもらえた。
ゴミ回収のゴミ箱が大きく3種類に分かれていた。
費用詳細

学費:納入総額

247,420 円

住居費:月額

276,091 円

生活費:月額

334,871 円

項目:渡航費、準備金、留学エージェント利用料

443,267 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

私が友達と、ある場所にバスで急いで行こうとしていて乗るためには5ドル必要でした。しかし私はその時タッチカード(Suicaカードのようなカード)にお金が入っていない&現金は50ドルしかない状況でした。車掌さんからは50ドルは金額が大きすぎるから使えないと言われてしまいました。私がバスの入口でどうしようと焦って慌てていたら、それを見ていた男の人が2ドル渡して、これを使ってと言ってくれました。バスの車掌さんも本当は私を下ろすわけでもなく、5ドルのところを2ドルでバスに乗せてくれました。この出来事から人のやさしさを感じてアメリカが大好きになりました。また、道を聞いた時、インタビューしたとき、スルーするのではなく、みんなが快く答えてくれ、優しい人がいっぱいの優しいところだと思い、大好きになりました。

バス停
バスの車内

事前にアポを取っておくことの大切さ

  • 留学先探し : 大学

私は元々カリフォルニア大学バークレー校の研究室に訪問し、研究を見学したり、インタビューしたりしようと思っていましたが、アポを取るのが、トビタテに採用されてからと、期間が短く、アポを取るのが留学するまでに間に合いませんでした。私は幸い代替案を考えていて、そこの機関にはアポが取れていたので訪問でき、満足のいく成果を得られましたがましたが、アポがないことで行きたかった大学に行けなかったので、アポを何ヶ月も前から取っておくことが大切だと思いました。

カリフォルニア大学バークレー校

留学前にやっておけばよかったこと

行きたい機関には何ヶ月も前からアポを取っておくこと、アポが取れなかった時用に代替案も考えておくこと、英語を少し話せるようになっておくこと、です。

留学を勧める・勧めない理由

私は英語がぜんぜん話せなかったけど、相手が私が何を言ってるのかくみ取ろうとしてくれたり、ゆっくり喋ってくれたりするので英語力がなくても生活する事ができます。また、留学という経験はみんながしたことのない経験なので、みんなのしたことのないことをできたと自信になります。また、自分の将来の選択肢が広がるし、多面的な考えを手に入れることができます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

英語力に自信がなくても心配いりません!
でも、困ったこと、苦しいことがあったときは、1人で抱え込まずに、誰かに相談してください。私は留学中に困ったことがあって相談したら毎日がより楽しくなって留学がより良いものになりました。
留学する!という一歩踏み出すことは誰にでもできることではないので、誇りと自信を持って、シャイにならずに留学を楽しんでください!