留学内容
私は海外との交流と技術を学ぶために、タイ・バンコクにあるキングモンクット工科大学に留学をしました。この大学は国際的な交流や技術交流が盛んであったため、私の学びたいことが学べるのではないかと思い選びました。計画当初は大型装置の実験や、各種機関への出張を計画していたものの、予定通りには進まず、かなわないことも多かったです。それでも学べる事、特に技術面を補うように、自分の専門との複合研究を行い、また、自分から様々な人と交流して知見を磨きました。
最終更新日:2024年05月01日 初回執筆日:2024年05月01日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC630点> | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
私は海外との交流と技術を学ぶために、タイ・バンコクにあるキングモンクット工科大学に留学をしました。この大学は国際的な交流や技術交流が盛んであったため、私の学びたいことが学べるのではないかと思い選びました。計画当初は大型装置の実験や、各種機関への出張を計画していたものの、予定通りには進まず、かなわないことも多かったです。それでも学べる事、特に技術面を補うように、自分の専門との複合研究を行い、また、自分から様々な人と交流して知見を磨きました。
私が最初に留学を決意したのは高校生2年生の時です。私が留学を志した動機は全く大きいものではなく、ただ何となく海外に長期留学してみたいと考えただけでした。その後、私は先生の勧めで海外との交流が盛んな大学に入学し、生物工学の研究を行うことになりました。私はその大学と研究室で数多くの留学生と交流し研究を進めていく中で、持ち続けていた留学への熱意の上昇と具体性が輪郭を帯びてくることで、留学を決意しました。
留学の成果は研究と海外経験の二つに分けられます。研究の面では今まで体験できなかった材料工学系と生物との融合した研究を行うことが出来たため、研究者として、とても良い体験ができました。海外経験の面では日本では会えないような人や、日本ではできないような経験ができたことが記憶に残っています。
海外交流力
私は全体の留学を経て、今まで以上に海外交流力を身に着けたと感じています。具体的には留学生と話したり、海外のものに触れる際の抵抗感のようなものが無くなったと感じています。この力は4か月という長期留学期間中に、様々な国の人と交流したことで、自動的に見についたと考えます。
今後は留学で得た経験を生かして、短期的には留学生との交流や、海外のコミュニティに参加するなどして、国際的な力を強化したいと考えています。最終的には日本と海外との技術的な交流を行うことのできるような人材に慣れたらと考えています。
2023年
9月~
2024年
1月
私が滞在していたキングモンクット工科大学の研究室では医療用インプラントの開発、及び試験を行いました。当初予定していた大型の機械を使用したプロジェクトは無くなってしまったため、留学期間中はほぼ毎日研究室に通い、研究を行っていました。最終的な発表ではお互いに満足のいく結果を得ることが出来たため、とても良い勉強の機会になりました。研究の無い日や休みの日は友達と遠くやバンコク市内を巡ったりしました。タイは飲食店がとても多く旅先や研究のある日でも友達と気軽に食べにいけるため、日本にいたときと異なり、ほぼ毎日外食でした。この外食を行うことで初めてあった人とでもすぐに仲良くなれると感じたため、食の持つ力は偉大だなと再確認しました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 30,000 円 |
生活費:月額 30,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 30,000 円 |
生活費:月額 30,000 円 |
留学前、留学中に私は数多くの失敗をしました。特に焦ったものがいくつかあります。まず最初はSIMに関する失敗です。私は初海外で、先に日本でe-SIMを購入しました。タイに到着後このSIMは普通に使えましたが、滞在予定のドミトリーについた時に問題が発生しました。ドミトリーの契約には電話番号が必要だったのですが、このSIMには電話番号が付与されておらず、契約できない一歩手前でした。幸い、留学担当者の方が代わりに契約してくださったのですが、あと少しで寝泊まりが出来なくなるところでした。次が最も焦ったもので、ビザの更新が期限ギリギリになった時です。私はビザの更新を期限の一週間前に予約し、書類を用意してビザの更新に臨んだのですが、大学側の書類の数字に1文字だけミスがあり、再度更新に向かうことになりました。書類がすべてタイ語だったこともあり、よく読んでいなかったことが原因かなと考えました。皆さんも留学中に困らないように事前の下調べは良くしておきましょう!
私は留学中に様々な人々から助けをもらっていたが、中でも同じ研究室のNさんにはとてつもなく感謝しています。私は今回が初めてのタイで、ルールなども良く分かっていませんでした。留学してしばらくしたころ、研究室に行くと彼はいました。彼はとてもフレンドリーで合ってすぐに食事に連れて行ってくれました。そしてその後も様々な所に連れて行ってくれました。私が彼から学んだタイの知識はとてつもなく多く、彼がいなければ私が知っているタイの知識は10分の1ほどだったでしょう。周りからは兄弟を超えて、息子だと呼ばれていました(笑)。彼はドクターを日本でとる予定だと言っていたので、もし日本に来たら様々な場所を案内したいなと思いました。
海外に留学したいと考えたとき、誰しもが真っ先に考えるのが、お金か語学力なのではないだろうか。お金は各種奨学金などを借りればよく、またその奨学生の基準には英語が必要ないものもある(まさにトビタテ奨学金!)しかし、お金の問題を解決できても、留学するには最低でも日常会話レベルの語学力が必要だと考えている人もいるのではないだろうか。私は大学である程度留学生との交流があったので馴染むまでそれほど苦を要しなかったが、年末に来た私の友達は全くと言っていいほど話せなかった。そのため、始めは私が友達との仲介役をしていたが数日でボディランゲージや単語で話すことが出来るようになった。滞在後期には一人で遠方に旅行し、友達を作ることが出来ていた。
私自身もそれほど英語がスラスラ言えるわけではないが、向こうも熱意を感じればしっかりと聞く耳を持ってくれるので、私はそれほど問題には感じなかった。なので、もし英語力に不安があってもあまり気にせず、それよりも事前にやりたいことの軸を持つことが必要だと感じた。