留学内容
教育大国とも呼ばれるニュージーランドの教育スタイルについて探究した。ニュージーランドにはテファリキと呼ばれる政府によって制定された独自の幼児教育方針があり、この教育では子どもたちが成長する周りの環境を大切にするという理念が掲げられている。そんなニュージーランドの語学学校に通い実際に教育を受け、実際の教育現場ではどんな学びがなされているのか、日本の教育環境とどう違うのかを体感し、日本にいてもできる自分自身の勉強への新しい取り組み方を見つけ、より質の高い学びをする探究を行なった。
最終更新日:2024年09月27日 初回執筆日:2024年09月27日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
教育大国とも呼ばれるニュージーランドの教育スタイルについて探究した。ニュージーランドにはテファリキと呼ばれる政府によって制定された独自の幼児教育方針があり、この教育では子どもたちが成長する周りの環境を大切にするという理念が掲げられている。そんなニュージーランドの語学学校に通い実際に教育を受け、実際の教育現場ではどんな学びがなされているのか、日本の教育環境とどう違うのかを体感し、日本にいてもできる自分自身の勉強への新しい取り組み方を見つけ、より質の高い学びをする探究を行なった。
幼い頃から英語に触れていたこともあり、留学で自分の英語力を試したいという思いがあった。中学2年生の時に私の住む市の海外研修プログラムに応募し参加する予定だったが、COVID19の影響で渡航直前で中止になってしまった。この経験から留学したい!という思いがより強くなり、高校3年生でトビタテに応募することを決めた。
探究の主な内容としては、授業におけるインプットとアウトプットの時間の割合を調査した。ニュージーランドでの授業のアウトプット時間の割合は平均して49%と高く、インプット中心の日本の授業スタイルとは大きく異なっていた。さらに、授業に追いつけない生徒がいると、授業後にバックアップしてくれるなど、個人のペースを大切にする雰囲気がとてもあり挑戦することへの不安を感じにくい環境であった。
なんでも挑戦する力
私は今回の留学で、初めての飛行機、初めての海外、を経験した。渡航前は考えれば考えるほど不安が募り、現地に着いた時も失敗することばかり恐れていた。しかし、それと同時にやっとの思いで実現した留学を無駄にしたくない!どうせなら、見るもの、聞くもの、感じるもの全部吸収してやる!!と強く思い、挑戦を恐れずとびこむ度胸を身につけることができた。
今後はまた新たな分野で留学に挑戦し、これまで得た経験と知識をさらに豊富にして行きたい。私は看護学部に進むので、留学を通してまずは英語力を向上させ、外国人移住者が増加傾向にある日本で日本語を話せない人も安心して医療機関に関われる体制を作りサポートを行っていきたい。
2023年
7月~
2023年
7月
私は語学学校に通いながら、3週間ホームステイを行なった。ステイ先にはタヒチ島から来たAnaisという女の子が先にホームステイをしていた。私より英語が流暢でとても気さくな彼女は、KIWIであるホストファミリー特有の早口さについていけない私を気にかけ分かりやすい英語にして訳してくれたり、バスの乗り方を教えてくれたり、とても積極的に話しかけてくれた。まだ生活に慣れない私にとって彼女は私の心の支えとなり、今でも連絡を取っている。この出会いをきっかけにもっと英語力を上げたいと思うようにもなり、その後のモチベーションにもつながった。実際に留学を経験しこのような人との出会いも留学の醍醐味の一つだと思った。
学費:納入総額 120,000 円 |
住居費:月額 180,000 円 |
生活費:月額 100,000 円 |
項目:保険、送迎日、航空費 250,000 円 |
学費:納入総額 120,000 円 |
住居費:月額 180,000 円 |
生活費:月額 100,000 円 |
項目:保険、送迎日、航空費 250,000 円 |
まだ留学が始まったばかりの頃、ホストマザーが観光名所のある少し遠くのスーパーに買い物に行くというので車に乗ってそこまで一緒に送ってもらうことに!道中はホストマザーが街についてたくさん説明してくれて、その場所の歴史などを夢中になって聞いていた。そして現地に到着し、帰りはバスで帰るね!なんて言って手を振って見送った後、、、私はポケットWi-Fiをホストファミリーの家に忘れたことに気がついた
コロナ禍などもあり、私が応募したトビタテ留学JAPAN8期は大学受験と重なる高校3年生の夏に渡航する計画での留学でした。周りはみんな大学受験に向けて勉強をしているなか私は留学という幼い頃からの夢を叶えるべく、準備を行っていましたが準備をするなかで大学受験に失敗するのではないか、周りに遅れを取ってしまうのではないかという不安もありました。加えて、私は通っていた高校でトビタテ留学JAPAN への応募をする初めての生徒でもあったので内容を詳しく知る先輩や先生もおらず、大学合格と留学という2つの夢を叶えることの困難さを感じていました。しかし、トビタテ留学JAPAN での留学は自費で行く留学に比べ、遥かに学びが多いと思い諦めずに挑戦をしました。合格を頂いたときは大きな喜びと日本代表としての責任感を感じ、留学では多くのことを学ぶと共に新たな発見もすることができました。しかし、留学後受験が近づいてくると留学したことを理由に勉強が追いついていけていない、目指す大学にはほど遠い場所に自分がいるとも感じ落ち込んだ時期もありました。しかし、事後研修に行ったときに出会った2人の同じ境遇のトビタテ生をきっかけに、留学を理由に第一志望の大学を諦めるのではなく、留学を糧に大学に合格したいと強く思いました。そして、全力で勉強に打ち込んだ結果第一志望校に合格することができました。このエピソードで私が伝えたいことは、夢や目標が何個あったとしても諦めないで欲しいということです。その目標に、夢に貪欲であり続けることこそ、それを実現させる道だと思います。
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