留学内容
日本の教育現場をICTで変える為に、私はICT教育先進国と言われるエストニアに留学をしました。
計画時に予定していた留学先は連絡が出来ず、実際に現地についた後に連絡できた人を辿って留学先を確定していきました。結果、語学学校に通って英語を勉強しながら、タリン工科大学の教授を訪問、ヤルヴェオッツァ高校に訪問、Cybernetica社の方へインタビューを行いました。
最終更新日:2024年06月18日 初回執筆日:2024年06月18日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
日本の教育現場をICTで変える為に、私はICT教育先進国と言われるエストニアに留学をしました。
計画時に予定していた留学先は連絡が出来ず、実際に現地についた後に連絡できた人を辿って留学先を確定していきました。結果、語学学校に通って英語を勉強しながら、タリン工科大学の教授を訪問、ヤルヴェオッツァ高校に訪問、Cybernetica社の方へインタビューを行いました。
私は高専で電気・情報の事を学んでおり、そして学童でバイトもしていました。トビタテに応募する時にその2つの経験を上手く使って留学できないかと考えた結果、ICT教育の分野での留学ならこれらの経験を生かして留学できると考えました。
語学学校で英語を学ぶのは勿論、大学や高校に訪問するだけでなく、そこに所属する様々な方からインタビューも出来ました。
インタビューではエストニアのICT教育だけでなく、エストニアの教育の現状やそれに対する様々な意見を知りました。
またタリンの剣道クラブに訪問し、練習に参加して交流することが出来ました。
立て直す力
私はなかなか現地の高校や企業に連絡がつかなかったので、現地で既に連絡がついてる人を伝って受け入れ先を探す事になりました。語学学校の先生、大学の教授など、知り合った様々な人に協力を依頼して受け入れ先を見つけて、さらにインタビューも出来ました。
この経験から、予定が崩れても立て直せる力を身に付けることが出来ました。
現在はまだはっきりと言えませんが、留学を経て、さらにICT教育を学びたいという気持ちが出てきたので今後日本や海外のICT教育について学んだり関わったり出来る場所に行きたいと考えています。
2023年
8月~
2023年
9月
1ヶ月間、マルチリンガ語学学校で英語を学びながら、空いた時間で探求活動を行っていました。また同時期、タリン剣道クラブの練習にも参加しました。
語学学校では英語に加えてエストニアのICT教育、電子政府なども教えてもらい、日本との様々な違いを学ぶことが出来ました。
剣道クラブでは様々な年代の人と剣道を通じて交流しました。英語を使って剣道を教えることもあり、より英語が身近になりました。
探求活動としては、次のようになります。
1.インタビュー
タリン工科大学の教授・研究者・ヤルヴェオッツァ高校の日本人教師・Cybernetica社の方2名
2.ヤルヴェオッツァ高校へ訪問・授業見学
探求活動では様々な人からエストニアのICT教育について教えてもらいました。その中で肯定的な意見もありましたが、否定的な意見もありました。そのなかで特徴的な意見が「情報が多すぎる」というものでした。これは現在の日本にも通じるものがあると感じました。
また、普段はタリン工科大学の学生寮で生活をしていました。その中で、隣の部屋に住んでいたポーランドから来た女性とは仲良くなり、2人でカフェに行ったりしました。
学費:納入総額 140,000 円 |
住居費:月額 150,000 円 |
生活費:月額 100,000 円 |
学費:納入総額 140,000 円 |
住居費:月額 150,000 円 |
生活費:月額 100,000 円 |
この留学で私は沢山の人に助けられて来ました。その中で隣の部屋に住んでいた女性には特に感謝しています。彼女は私が寮の様々な設備について教えてくれたり、英語が拙い私の話を沢山聞いて、沢山話しかけてくれました。たった1人の留学で上手く行かないことも多く、とても心細かった中で、彼女は私のことをよく助けてくれました。彼女は今でも大切な友人です。
エストニアは英語が話せる人が多数いましたが、話せない人もいました。その中に、英語が話せない、エストニア語も話せない、しかしロシア語は話せる方がいました。私は現地の服屋さんでそのような方と会って、結構苦労しました。エストニア語は基本アルファベットなので英語のキーボードから変換出来たのですが、ロシア語は翻訳を使わなければ文字の変換も出来ず、意志疎通がとても苦労しました。
英語圏の国や多言語を話せる方ならあまりないかもしれませんが、もしエストニアのような非英語圏で複数の言語を話せる人が多い国に行く時は英語と公用語、そして出来るなら2番目に多い民族の言語も少しは学んでから行った方がいいです。
エストニアに留学した、そのほかの先輩たち