留学内容
日本人にとって食材として人気があるイカ・タコ(頭足類)は、実のところ無脊椎動物(簡単に言うと骨のない生き物)でありながら、非常に大きな眼を持ち脳を持つ不思議な生き物であることを知っていますか?
彼らは非常に賢く、ユニークな存在です。
研究に関しては、日本では海産資源としての研究が盛んに行われています。
一方で、頭足類の賢さの研究発祥地はヨーロッパです。
今回の留学では、世界的にも最高峰レベルの研究者が集うマックス・プランク研究所(脳科学研究所)にて、イカ・タコの賢さについて研究を行いました。また、スーパーバイザーの急な転勤に伴い、彼らが異動したフランスへを付いていき、フランスのイカ・タコ研究室で他の研究者との議論や、イカの脳に関する研究をしました。
日々、研究室に引きこもって実験と議論を繰り返し、オフの日はフェスタや他の国へ旅行に行ったりしました。