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谷口 悠人

出身・在学高校:
海部高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

海外の和太鼓文化を探るため、ニュージーランドのオークランドへ短期留学をしました。
和太鼓などの日本伝統文化や、留学準備・留学中などのことについて、
何でも相談してください!! 情報交換しあいましょう!!


最終更新日:2024年08月05日 初回執筆日:2024年08月05日

和太鼓文化を探究し更なる魅力を海外へ!!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • EF International Language Campus - English courses in Auckland.
  • ニュージーランド
  • オークランド
留学期間:
54日間(約2ヶ月)
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 490,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級>

留学内容

「海外の和太鼓文化を調査し、そこで日本の自分の部活の和太鼓文化を広め、調査で得たものを日本に持ち帰る」というものです。
現地のチームで演奏されている和太鼓とはどのようなものなのか、和太鼓チームに所属する現地メンバーは何がきっかけで和太鼓を始めようと思ったのかを調査し、(外国人が和太鼓を始めようと思わせるほどの日本文化、和太鼓にはどんな魅力があったのだろうか、と気になった為) 動画やアンケート用紙で持ち帰ってきました。アンケート用紙は後の欄でのせています。
また、伝統的に伝わる和太鼓の更なる魅力を、自分の高校で所属している和太鼓の部活から、動画や自らの曲披露で現地に広めました。多くの現地メンバーに興味を持っていただき、うれしいことに自分の部活での技術面でのレクチャーをさせていただきました。
和太鼓のコンサートやイベントなどにも参加し、オークランドでの和太鼓を記録に残し、
日本に戻った後の部活にもつなげられるよう
現地ならではの技術や取り入れるべき点を重視し、探究活動に励みました。

留学の動機

高校1年生の時に、僕の和太鼓の部活に海外から
「三宅太鼓(曲の1つ)」の指導者として来られた方がいて、何度か技術面で主に指導を受けた経験があります。そこから和太鼓の広がりをこの
体で実感し、自分も海外へ飛び出して和太鼓にもっと広くふれたいと思いました。 また、
自分が和太鼓の部活に所属していて、海外で
演奏されている和太鼓とはどんなものかと
元々興味があったというのも僕の動機です。

成果

メンバーの皆が和太鼓に積極的に取り組むその姿、必死に打ちこむその意志に感動。自分の部活の曲や技術のことなどでたくさん
交流し、伝統文化を絶やしたくない思いが
強まった。 メンバーらの太鼓を始める理由も、コンサートで見てカッコよかった、パワフルで感動したなどと様々で、和太鼓には人を魅了させる力があるなと再認識できた。自分の部活の「三宅太鼓」も披露し、様々なフィードバックや、温かい応援をもらえた。

ついた力

自分から積極的にいく力

僕の場合はホームステイ、語学学校、和太鼓活動でしたが、例えば学校やチームで友達を1から作ったり、ホストファミリーに何か頼み事や相談をしたり、また現地で探究活動をしたりするのにも、僕はこの「自分からいく力」が特に
成長したなと感じます。 後から後悔したくない、不安な思いをしたくないと思うようになったのもあり、その力がとても養われたのだなと、僕は確信しています。

今後の展望

現地メンバーの和太鼓への積極的な姿勢には感動し、国が違えば人間性も異なることが身に染みて分かったということから、人を取り巻く文化にとても興味を持ち、英語の言語への意欲も高まったので、これからは大学で言語文化を
専攻したい。そこで養った知識や運用力を活かして今後世界をつなぐ架け橋となる国際教養人となるべく、信頼され頼られる通訳士を目標に
進んでいきたい。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
9月

ニュージーランド(オークランド)

7月17日からEFの語学学校に通い、月~金は学校、土曜日に和太鼓のレッスン
という形です。 週一回のレッスンの他に
8月中盤の和太鼓のコンサートやイベントでの他団体の演奏を見に行って現地の和太鼓文化に触れた。 コンサートやイベントなどの情報は、僕が入った現地チームのメンバーの方に教えていただきました。 レッスンでは先程述べた通り、
「なぜ和太鼓を始めようと思ったのか」をアンケート用紙の形で質問。そして
自分の部活の曲「三宅太鼓」の披露や、
技術的なレクチャーをさせていただくなど現地メンバーにとっての新たな視点を
取り入れることを図った。
他のアンバサダー活動としては、学校では授業のスピーチで、ホームステイ先では土曜日にレッスンに行くことを伝えていたので、帰った後での報告や動画を見てもらうなどを行った。
和太鼓の話をする時には皆興味津々そうに聞いてくれて、レッスンの時には有意義な時間だったなどとメンバーの方達からのたくさんのフィードバックが
もらえて、刺激的な毎日を送ることが出来た。 あ、ホームステイ先がインドとフィジー系の方で夜ご飯は毎日カレーでした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

70,000 円

生活費:月額

50,000 円

和太鼓レッスンで同じクラスだったメンバーへの質問結果
「三宅太鼓」をメンバーの方たちへ披露しているシーン
和太鼓のコンサートを見に行った時の写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

70,000 円

生活費:月額

50,000 円

スペシャルエピソード

さすがに気まずかったぁ…最初の最初で。

ただ1人で日本を飛び出し、オークランド到着後、荷物検査を終えてドライバーが待っているロビーへ。 その時自分を送迎してくれるドライバーらしき人を発見したけど、そのドライバーが持っている紙に自分の名前がのっていることに気づかず、そのまま素通りしちゃった。
そして、また2周目突入。やっぱりこの人っぽいって思って1回目超至近距離まで
近づいたドライバーに「またきたな」みたいな顔で見られました。 そして
ほかの送迎してもらう予定の子も集まり、最終準備。 自分以外全員女子。
しかも送迎中の車でガチ変なノリで車の中で絡まれて写真撮らされたし、普通に話入れんし、めっちゃ気まずかった。
最高におもしろいスタートを切れた。

最初の機内食はこれから夜毎日食べることになるカレー!!
送迎の車へゴー。(自分以外女子で気まずい!!)
バスルーム3つもある大きなホームステイ先!!

留学の良さ、そしてホームステイならではの経験

僕のホームステイ先はEF校と提携している家をEF校が提供してくれました。
とても大きな家だけど毎日カレーだったある日、ホストマザーがカレーに入れる食材の話で、夕食前にこう問いかけてきました。 「You like a crepe?」と。
本当にその時はクレープと聞こえたんです。でも本当は、「You like a crab?」カニでした。クレープと聞き間違えて食い気味な「Yeah!」を返した僕には夜ご飯、
大きめなカニが入ったカレーが出されました。 残念なことに僕はシーフードが食べることが出来ず、カニは食べられずその後ホストマザーに「シーフードが苦手なんだ。」と伝えました。それがあって
申し訳なさで結構へこみそうだったけど
僕は自分にしか出来なかった経験、と
ポジティブに捉え直しました。 僕が言いたいのは、ホームステイでの生活は、僕のこの聞き間違えのように自分の失敗から学んでいくことにも意味があるということと、 母国語とは違う言語環境、違う住環境の中で日々コミュニケーションを
とり、しかも自分を見つめ直すことが出来、ワクワク感や刺激、毎日の学びが受け取れるというのが留学の良いところということです!! 一つ後悔なのは、ホストファミリーの写真はあるけど、ホストファミリーでいた赤ちゃん以外と写真を
撮れなかったことです。

冬の時期で便座冷たかった&浴槽が無くシャワーだけの生活
毎日の夜ご飯(レパートリーリアルに4つぐらい)
ホームステイでのある日のパーティーのお菓子(規模大)

留学前後での、自分の変化

僕はニュージーランドの留学を最っ高に楽しみ、戻りたいぐらい素敵な時間だったと感じるけど、留学を終えて日本のことも大好きになりました。留学する前は飛び立つのをとても楽しみにしていて、
自分の将来に関しても大学を海外で過ごしてみたいなどと漠然とした思いがありました。 僕にとって留学活動というのは自分を見つめ直すもの、漠然とした将来への思いを明確にする機会でした。
違った環境で住み、ごはんを食べ、全く知らなかった人達と過ごし、友達を作っていく。 それらから僕は適応する力を養い、自分から積極的にいこうとする姿勢を成長させることが出来ました。 と同時に、おいしい日本食やおいしい水、住み慣れた町の良さを再認識し、大学は
日本の中で選び、また留学をしたいと
考えており、留学のおかげで僕は
人間的にも大きく変われたなと確信します。

8月のBeReal(マオリの文化の授業)
Crazy Face!(和太鼓の同じクラスでの集合写真)
卒業式、先生に国旗にメッセージを書いてもらいました!!

学校選びは自分が安心できる選択、したい方の選択を!!

  • 留学先探し : 語学学校

僕は初めての留学、初めての海外で、母など僕の身内も海外経験はなく、全ての準備が新鮮で大変でした。 僕の探究テーマである和太鼓で、ニュージーランドのオークランドを選んだのは、「比較的小さな国で多民族、自然豊か、過去そこへ留学した人も多い」などの条件からです。 それらはスっと決まったのですが、
語学学校選びには考える時間を費やしました。
仲介を担うエージェントというのもあると思うのですが、良し悪しを見分けるというのが面倒で、無料カウンセリングも何度がしました。が、そこで1社、対応が粗雑で好ましくないエージェントと出会い、(学校探しの質問に真摯に答えてくれない、エージェント申込を強く勧誘してくるなど) エージェントに頼るのを僕はやめました。 僕が最終的に選んだEFオークランド校は、学校と直接的にやりとり、申込でき、エージェントを付けることによってかかる仲介手数料も要らないというその留学窓口が僕にとって分かりやすかったために選びました。EFサポートセンターや申込む際の日本人スタッフとのメッセージでのやりとりも真摯に対応してくれたため、EFを選んでよかったなと思っています。 僕自身トビタテの変更届を出して1回目が通らなかったことや、それと同時の学校探しなどで準備に余裕がありませんでした。 実際EFは私立校で費用も高く、語学学校でなく現地校にしていれば現地の生活をもっと直に感じることも出来たのかなと自分の余裕の無さを後悔しています。 しかし申込みの対応の面では初めての留学をする僕にとっては正解だったと思います。学校選びで迷っている方に伝えたいのは、費用が安いばかりではなくちゃんと聞いておきたいことに真摯に対応してくれて、サポートも心配にならず安心出来るような学校(仲介エージェント)を選択して欲しいのと、より直に文化に触れたいのなら、現地校もオススメだよということです。

EFオンラインセミナーを受けた時の説明の1部
EFでの最後のクラスの集合写真(9月)

  • 帰国後の進路 : その他(インターンシップなど)

留学前にやっておけばよかったこと

1番は学校探しです。もっと幅広い選択の視野を
持っていたら比較も色々出来たかなぁと思います。留学を考えている皆さんは、準備には余裕を持たせること、そして自分から何事も丁寧に調べ上げ、自分の本当にしたいことを軸に行き先などを決定してください。 また、語学の面で言うと、リスニングのテキストを1日数ページやるなど、英語に触れる機会をもっと作っておけばよかったなと今では思います。リスニングは大切です!!

留学を勧める・勧めない理由

「英語力をUPさせるのは日本でもできる」と言いますが、「自分の行きたい場所で直に生活し、文化に触れ、母国語が違う人達と過ごし、自分をより見つめ直す機会を得られる」のは留学しかありません。自分にしかできないような、楽しい・辛い・悔しい・嬉しい・おもしろい経験をしてみたくはありませんか? 留学経験は一生の宝物となります!!✨

これから留学へ行く人へのメッセージ

今、様々な不安を抱えていると思います。ですが、現地でこれからあなたが経験する様々な自分の感情や出来事、交友関係は一生の宝物として自分に残り続けます。あなたの現地で出会う「全て」を楽しんできてください。 何事も「自分から!」。待っていても自分の思うような生活は出来ませんよ!! 最初から上手くできる人なんていないから、自分からいく姿勢だけは忘れないでいてくださいね。1番応援しています!!