留学大図鑑 留学大図鑑

ろく

出身・在学高校:
北海道立札幌東高校
出身・在学校:
公立はこだて未来大学
出身・在学学部学科:
情報アーキテクチャ学科情報デザイン学部
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年10月02日 初回執筆日:2024年10月02日

米国でUI/UXについて学ぶ!

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • コロラド大学ボルダー校ATLAS Institute ACME Lab
  • アメリカ合衆国
  • ボルダー
留学期間:
11ヶ月
総費用:
3,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC 490点> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私の専攻分野は情報デザイン、特にUI/UXデザインです。UI/UXデザインとは、User Interface Design (ユーザーインターフェースデザイン)と User Experience Design (ユーザーエクスペリエンスデザイン)の略称です。UIデザインはWebサイトやアプリを使用する方が快適に、わかりやすく利用できるようにサイトの構成やボタンの配置などを設計するデザインです。UXデザインは使用者の方がWebサイトやアプリを通して得られる経験(体験)を設計するデザインです。
このUI/UXデザインは昨今、さまざまなアプリが制作される中でサービスの利用率に大きく関わってくる重要な要素となっています。
留学では、ACME Labという研究室に所属し、現地の方々が開発しているアプリケーションのUI/UXデザインを制作しました。
また、大学内の「Game Design」の講義を受講し、現地の方々とアナログゲームの制作をしました。

留学の動機

AppleやGoogleといったUI/UXの最先端をいく企業があるアメリカ合衆国でUI/UXを学んでみたいと思いました。

成果

研究室ではじめてVRアプリケーションのデザインをすることができました。また、留学を通して英語に対する考え方がアップデートされました。そのなかで、間違いを恐れて英語を話さない日本人が一定数いることに着目し、彼らの英会話をデザインとゲームの力で支援できないか考えるようになり、日本に帰国した際の新たな研究テーマとすることといたしました。

ついた力

踏み込む力

「能動的に動く力」の上位互換のようなものだと思っています。留学に行くことを決めたのは自分自身ですので、そういう意味では自主性はある程度あったのだと思います。しかし、今回の留学ではすべての準備を自分で手配したことにより、より地に足をつけて、自分の道を自分で選んだような感覚があります。

今後の展望

今回の留学で得られた研究テーマを日本で頑張りたいと思います。その後は得られた経験を生かしてUI/UXデザイナーとして就活をしようと考えています。

留学スケジュール

2023年
9月~
2024年
7月

アメリカ合衆国(ボルダー)

コロラド大学ボルダー校ATLAS InstituteにあるACME Labという研究室に所属し、現地の方々が開発しているアプリケーションのUI/UXデザインを制作しました。
最初の3ヶ月間は語学学校にも通い、語学力の向上に努めました。
また、春セメスターでは大学内の「Game Design」の講義を受講し、現地の方々とアナログゲームの制作をしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

コロラド大学ボルダー校の風景です。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

日本のお米って、本当に美味しいですよ。留学中はあるとしてもジャスミン米(細長くてパサパサしているお米)なので、3ヶ月を過ぎたあたりから日本のお米が恋しくて仕方がなかったです。もともとパンやハンバーガー、ピザをあまり食べなかったので、アメリカの食生活(特に油!)に慣れなくて、結構体調を崩してしまいました。あとは帰国してから体重を測ったら渡米前と比べて3kg痩せてました。アメリカダイエット、いいですよ。

お米の写真がなかったのでもう一枚風景をどうぞ。

英語は「目的」ではなく「手段」であることを忘れてはいけない

  • 語学力 : 英語

留学当初は上手に話さなくては、という意識が強く「この文法合ってるかな?」「この表現、なんていうんだっけ?」といつも気になってしまい英語がうまく言葉として出てきませんでした。しかしよく聞いてみると、他の人も結構間違っていました。それでも彼らは話すし、なんだか相手にも通じている(ように見えました)。結局、英語、ひいては言語というのは上手く話すことが目的なのではなく、コミュニケーションをとるための手段なのです。日本人はその点を失念している人が多いように感じます。日常会話においては文法やら発音やらがちょっとずれていても通じればそれでいいし、伝わらなかったらボディランゲージや絵に描いたりして伝えればいいのです。もし日本語学習者と会話したとして、文法ばかり気にして話さない人と、どんな手段を使ってでも話そうとする人がいたとしたら、後者のほうが印象が良いと思います。留学に行くんだから英語!英語!と意気込むのもいいですが、肩の力を抜いて話すのもいいと思いますよ。

留学前にやっておけばよかったこと

パスポートだけとっておいたほうがいいですね。その後のことは調べればどうにかなります。

これから留学へ行く人へのメッセージ

行ってしまえば存外どうにかなります。不安だなんだとウダウダ言ってないでとっとと行け。