ニュージーランド(リンカーン)
リンカーン大学は研究でお世話になっていた大学の教授が「まずはニュージーランドの農業全体について知識を深めたり、大学のイベントなどに参加して農家と交流するのがいいよ」とアドバイスをくれ、そしてリンカーン大学での受入先を紹介してくださり受入先として計画をしました。受入先の教授のもとでフィールドワークやその後のサンプルの処理、データの整理や解析などを手伝いました。また大学の様々なワークショップなどにも参加をしました。そのおかげでニュージーランドの農業についての知識をつけることができました。また同じ受入先の多国籍な学生や農家の方との交流ができ、その後の留学期間でも連絡を取っていたため、コミュニティを広げるという意味でも1か所目の滞在先で大学という場所を計画して正解だったなと思いました。ここでの最大の学びは「健康な肉をつくるためには健康な草(エサ)そしてその草が育つ健康な土が重要だ」ということです。専攻の食肉科学では放牧牛肉について研究しているのですが、これまで肉にしか焦点を当てていませんでした。ニュージーランド内でも農業分野の研究が盛んなリンカーン大学で、そして牧草や放牧地を専門とする受入先で様々な人と交流をし自分の専攻や将来について話す際に草や土など肉を取り巻く環境の大事さに気づくことができました。