留学大図鑑 留学大図鑑

Hazuki

出身・在学高校:
東京家政大学附属女子高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年11月25日 初回執筆日:2024年11月25日

本場で学ぶ In Hawaii!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Global Village Hawaii
  • アメリカ合衆国
  • オワフ島・ホノルル
留学期間:
3週間
総費用:
1,600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私は「フラを通して平和に自然と向き合い続ける社会を目指したい」というテーマで留学をしました。フラはウクレレを使う明るい踊りだというイメージを持っている方も多いと思います。しかし、さまざまな歴史を持つフラには、山や海の話や女神の話、さらには戦いの話など、沢山の曲があります。私はそのようなフラを通して、平和や自然について見つめ直し、人にそれを発信できるようになりたいと思いました。実際に留学前は、語学学校に通いながらハワイにある自分の先生が参加しているチームのレッスンを受け、実際に曲に出てくる場所に訪れることが目的でした。けれども、ハワイの伝統的な大会が近く、レッスンに参加する事が叶わなかったため、歴史や文化についての知識を深める博物館や昔の宮殿に訪れる事を中心にして学びました。その結果、踊りや曲への探究心が芽生え、日本に帰ってから踊るのが以前よりも楽しくなり、表情に関しても記憶を辿り、表現しやすくなりました。フラ以外にも語学学校に通うクラスメイト、知り合い、現地の人達とお話しした事で自分自身を見つめ直し、自分は何が好きなのか、何をしたいのかや将来の夢も見直すことが出来ました。また、自己表現の仕方やチャレンジする心、もっと自由に発言しても良いのだと気付かされました。私は今回の留学の経験を活かし、フラを踊り続け、人に向き合って楽しい気持ちや自然、ハワイの物語を伝え続けたいと思いました。

留学の動機

私は小学校から現在まで10年間フラを続けています。その中で、小学四年生の時に出場した大会に出場した事により更にフラの魅力に引き込まれ、フラの歴史や自然について知る楽しさ、それを活かして踊る「意味のあるフラ」、「人に語れるフラ」を学ぶことが出来ました。このワクワクが溢れた経験は今も記憶に残っているため、現地に赴いてハワイについて自分の目で知りたいと思いトビタテに応募しました。

成果

私は、はじめての1人での海外、寮生活、語学学校など今までと全く異なる環境に緊張していた部分もありましたが、それをすぐに忘れてしまうくらいに興味のある事への探究を楽しめました。特にハワイの歴史を学ぶことが出来るビショップミュージアムやイオラ二パレスは昔の人の生活が伝わり、私自身、もしその人と同じ経験をしていたらどう思うのかも考えることが出来ました。

ついた力

心を開く力

私は今まで無意識に空気を読んで人と付き合うことが多かったですが、逆に海外に行くと自分の意見をしっかりと主張する必要がある事に気付かされました。また、現地でバスに乗り間違えることがあり、自分でバス調べ直したり間違えて着いてしまった所を少しみて回るなど、「間違ってもそれを楽しもう!」と失敗してもポジティブに考えるようになりました。

今後の展望

私は元々、看護師になってハワイで仕事をしながらフラを習うという夢がありました。しかし、留学してからは「看護師になりたい」「ハワイも良いけれど、海外で働いてみたい」と考えるようになりました。私は優柔不断なところがあり、将来の事に関してもはっきりしない所がありましたが、人と関わる事、助けになる事をしたいという思いが強くなりました。

留学スケジュール

2023年
12月~
2023年
12月

アメリカ合衆国(ホノルル)

私はハワイのオワフ島、ホノルルで、語学学校に3週間通いながらハワイやフラについて学べる博物館や宮殿、曲に登場する山などの自然に訪れました。実際に自分で体験する事でそこで暮らしていた人の気持ちや風景、その場所がどんな所なのかなどを感じることが出来ました。語学学校では自分より年上の国籍も年齢もバラバラな色々な人がおり、おすすめの場所を教えて教えてもらい、一緒に行動したりなど、とても勉強になりました。私は学校初日のクラス分けテストをした日の午後から授業に参加しました。その日はクリスマスに近かったため、ジンジャーハウスを作りました。今まで1回もやったことがなく、「海外ではクリスマスに本当に作るんだ」と驚きましたが、意外と一般的のようで、楽しみながらクラスメイトと話すことが出来ました。語学学校でも日常生活でも知っている人がほとんどいない海外で積極的に話をする事でストレートに気持ちを伝えたり、英語のさまざまなフレーズを使う練習になったりなど、短い間でもこんなに自分が変われるのかと思いました。寮生活に関しても自分で洗濯をしたりご飯を作ったり、アメリカのレストランのチップのルールなど将来のための良い勉強になりました。食事は主に日本からお米やお餅、お茶漬けや醤油、出汁などの調味料を持っていき、円安や物価高があったのでなるべく食費にお金を回さないようにしました。

費用詳細

学費:納入総額

500,000 円

住居費:月額

500,000 円

生活費:月額

150,000 円

項目:エージェント、飛行機、交通費

350,000 円

ダイアモンドヘッドの頂上から見た景色
クラスメイトと作ったジンジャーハウス
ビショップミュージアム
費用詳細

学費:納入総額

500,000 円

住居費:月額

500,000 円

生活費:月額

150,000 円

項目:エージェント、飛行機、交通費

350,000 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

私は語学学校の休みの日に午前はイオラニ宮殿、午後はビショップミュージアムに行こうと考えていました。けれども、バスに乗りたどり着いたところは全く知らないショッピングセンター。バスを間違えて、全く真反対の所に行ってしまっていたのです。その時の私は日本にいた時よりも心に余裕ができており、あまり焦らず、逆に落ち着いてその状態を楽しんでいました。以前の私だったら不安で仕方なかった気がしますが、この時の私は「ショッピングセンターには何があるんだろ。楽しめるかな?」と失敗に対してすぐにポジティブに新しいことを考えていました。後から思うとたった3週間の留学でこんなに自分の考え方が変わったのだと、気持ちの余裕とはそんなに大切なのだと気付かされました。

バスを間違えて着いたワイケレ・センター

円安、物価高騰に対抗!私の留学食生活

  • 生活 : 食事

私は寮生活で自分の食事を自分で用意しなければいけなかったのと、ハワイに留学した時にちょうど円安と物価が高くなっていた時期だったので家族と話し合い、なるべく主食はレンチンできる米やお餅のパックを持って行くことにしました。もし余ったとしても語学学校のクラスメイトや知り合いに渡せるので、本当に持って行ってよかったです。他にも小さめの醤油や味の素などの調味料などを持っていき、現地のスーパーで素材を買い、料理もできるようにしました。実際に作ったのは数えるくらいでしたが、もしホームステイをして料理を振る舞うとなったらやはり調味料はスーツケースに空きがあるなら持って行くのがいいと思います。また、食費を抑えることで、博物館のチケットなどフラに関することにお金を回せました。

留学前にやっておけばよかったこと

私はある程度ここに行きたいというリサーチをしていましたが、「寮から1人で行ける距離で」と考えるととても限られており、実際に1人で行くのが難しいからと諦めてしまっていました。けれども、実際に留学に来てみて、語学学校のクラスメイトなどに頼んでみると「いいよ!行こ!」と言ってくれる事がありました。なので、まずは行ける行けないで判断せず、行きたい所を詳しくリサーチするのがいいと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学に挑戦してみると、行く準備から含めてこれまでの自分を一気に塗り替えてくれるような経験が必ずたくさんできると思います。それは今しか経験出来ないかもしれないし、その経験がこれからの自分を作ってくれるものかもしれません。なので私は留学できるチャンスが掴めるならしっかり掴み、チャレンジしてみるのがいいと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

準備段階ではまだまだ分からない事だらけだと思いますが、リサーチをしっかりする事で「ここ見たことあるな」「さらにわかって面白い!」などワクワクする事が増えると思います。また、意外に留学に行ってしまえば、不安な事よりやらなきゃ行けない事、やりたい事が増えて、それどころじゃなくなってしまう気がします。なので、事前準備をしっかりした後は目一杯飛び込むだけです。自分自身を変える色々な経験を楽しんでください!