留学内容
薬品や燃料を一切使わずに河川や湖を浄化する技術、ナノバブルについて学ぶために、ベトナムの首都ハノイにある会社へインターンシップをしました。
現地では主に毎週月曜日から土曜日まで会社の業務を手伝っていました。湖や河川に訪れ、水質の観察や周辺住民からの意見を集めました。その過程で、実際に稼働していたナノバブル発生装置を観察させてもらう機会もありました。
渡航前の打ち合わせ時点では、ナノバブル発生装置を使った水質浄化プロジェクトが進行中と聞いたので、そのプロジェクトを軸に探究を進めるつもりでした。
しかし実際に会社を訪れると、ベトナム政府が会社に対して約6000万円の未払いがあったためプロジェクトが打ち切りになっていたことを知らされました。
しかし、そのプロジェクトが進行していた時に収集されたいた情報やデータは残っていたので、それらを素材に研究を進めました。また、プロジェクトが打ち切られた河川の様子を見に行き、環境の経過を観察し、近隣住民の意見も集めることができました。
探究活動の他にもアンバサダー活動として、日本で働くために勉強をしている実習生たちへ毎日約6時間日本語や文化を教える授業を開きました。
ハプニングもありましたが、結果的には自分が探究したかったテーマと技術について探究をすることができました。