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SINA

出身・在学高校:
立命館守山高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

Instagramでは、面白かったエピソードや心に残った思い出をイラストにしています。
TheWEのホームページのニュースに留学報告の記事が掲載されています。


最終更新日:2024年12月10日 初回執筆日:2024年12月10日

アートで語る社会問題

留学テーマ・分野:
中長期留学(4か月以上、日本の高校に在籍しながら留学)・交換留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィンダム・エリア・ハイスクール
  • アメリカ合衆国
  • ミネソタ州
留学期間:
9ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 700,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<IELTS 7.5>

留学内容

社会問題に興味を持ってもらうためにはどうしたらいいのか?ドイツの小学校に1年間通って帰国後にドイツと日本の同級生の社会問題への関心の高さのギャップに驚いた私は、「何かしたい」と思い続けてやっと、高校二年生で、社会問題をアートで表現するグループTheWEを立ち上げました。高校3年の夏から休学してアメリカの公立高校に留学することが決まったので、「それじゃあアメリカでも続けてみよう!」と。9か月を通して、ホームページの英語版を作ったり、ワークショップを開催したり、高校の授業でリーダーシップやマーケティングのクラスをとってグループ運営について学んだりと、「自分の成長」x「グループの成長」を意識して活動に取り組みました。

留学の動機

小学校の時の海外経験が自己アイデンティティの形成に大きく影響を与えた経験から、高校入学時から「絶対に高校で一年間の留学をする」と決めていました。海外での一年は、新しい価値観や文化にふれ、自分の中の世界を広げることができるというのが私の考えでした。

成果

今までに描いたポスターがあったおかげで、社会問題について語るハードルが高いと感じていた人にも、ポスターを使って話しかけることができました。特にアートが盛んな町では決してなかったのですが、自らの作品を使って人々と繋がることでアートが社会問題について考えるきっかけとなる瞬間を肌で体感することができました。

ついた力

とりあえず決める力

何かを選ぶ時なかなか決めれず、みんなを困らせていた優柔不断な私ですが、留学中「とりあえずで決めた」経験を繰り返したことによって直感で決断することができるようになりました。これは、買い物やコース選択など、選択肢があっての選択をする力だけでなく、「いつかやろう」を「今始めてみよう」にする力にもなりました。

今後の展望

帰国後、日本の高校の他の生徒が卒業プロジェクトで地域と密にかかわる様子を見て、いままではTheWEのグループで「外」に出て活動しようと考えていたのが、地元で活動しようという考えに変わりました。帰国後、早速地域のイベントでワークショップを開催しました。今後はもっと地球上で起こっていることについて関心を持ってもらえるように地元の学校や施設でも活動したいです。

留学スケジュール

2023年
9月~
2024年
5月

アメリカ合衆国(ミネソタ州)

人口4,000人のスモールタウンの公立高校に通っていました。ホストマザーとイタリア人留学生のルームメイトとの3人暮らしです。
TheWEの活動は、少しずつ進めて行きました。最高学年は、地域社会にアプローチをするプロジェクトをすることが必須だったので、留学生には必要ないと言われても「やりたいです!」といって、中学生とコラージュ作りを通して社会問題について考えるワークショップを実施しました。授業の最後に、それぞれが見つけた社会問題のつながりやコラージュで表現したストーリーを沢山語ってくれる中学生の姿をとても嬉しく感じました。また、この活動についての卒業プレゼンテーションは審査員からの反応も良くて、「やり切った!」って感じでした。
また、一ヶ月毎にコミック風レポートと思い出のアクリル画を作成したり、最後の月には面白かったエピソードのイラスト毎日投稿したりして、アートスキルを磨きました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

「アメリカの冷蔵庫」の異名を持つミネソタ州
中学生とのワークショップ
留学生活の中で面白かったエピソードをイラストにして投稿
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

スモールタウンで大事なのは、「助け合い」。それぞれがそれぞれの特技やできる事を活かしてコミュニティーへ貢献します。私もたくさん支えてもらったので、なにか私にできることはないかと考え、課外活動で参加していたミュージカルのポスターとパンフレットを作ることにしました。みんなとても喜んでくれました。自分ができることでコミュニティーに貢献すること、そして何より「自分の絵が人を幸せにできる」ということを実感できたことが大きな学びです。

キャスト全員を描いたパンフレットの表紙

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

苦楽を共にしたルームメイトは姉妹のような存在です。毎日一緒に学校に登校して、帰ってからは起きたことを共有したり、一緒に料理をしたりしていました。私が病気になった時に、フォカッチャを作って看護してくれたことは一生忘れません。帰国したときは、一緒にいないのが変なくらいでした。

お揃いのミネソタのスウェットを着て

ホストファミリーがいきなりキャンセル⁉

  • 住まい探し : ホームステイ

留学の半年前に決まっていたはずのホストファミリーが出国1ヵ月前にまさかのキャンセル!一緒にプレイスメントされるはずだった留学生とも意気投合していたのに残念!ですが、結果的に出国前に新しいホームステイ先も決まり、今のルームメイトとも出会えたので良かったです。ホームステイ先はなかなか決まらなくて不安な人も多いと聞きますが、気長に待つしかないようです。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の伸びが分かるようにテストを受けておけばよかったのに!と思っています。

これから留学へ行く人へのメッセージ

途方もなく遠くて大きな目標に思えても、正しい方向に小さな一歩を重ねて行けばばいつの間にかゴールしてる(かも)!ちょっとでいいから踏み出してみよう!