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鈴木 天華

出身・在学高校:
静岡県立小山高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2024年12月02日 初回執筆日:2024年12月02日

ジェンダー平等とLGBTQについて学ぶ!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • EF International Language Campus - English courses in Auckland
  • ニュージーランド
  • オークランド
留学期間:
21日間
総費用:
500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 470,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級>

留学内容

ニュージーランドがジェンダーギャップ指数世界第4位を誇る理由は何か?と、ニュージーランドの社会がLGBTQに寛容なのはなぜか?という2つの問いを抱え、ニュージーランドに3週間留学しました。
探究活動としては、ジェンダーとLGBTQに関する街頭アンケートをメインに行いました。
ジェンダーに関するアンケートでは、 自分が想像していた以上に、ニュージーランドでジェンダーギャップを感じる機会があると答えた人が多かったことに驚きました。ニュージーランドでも学校や職場、家庭など様々な場面でジェンダーギャップを感じることがある、という点においては、日本の現状と変わらないように感じました。これらの調査を踏まえて、ジェンダーギャップ指数というのはあくまで政治や経済、健康、教育における男女の平等を示すものであり、『ジェンダーギャップ指数上位の国=ジェンダーギャップを感じることは無い』という訳ではないのだと思いました。
一方で、LGBTQに関するアンケートでは多くの人がLGBTQに対して肯定的に捉えており、マイノリティに寛容な人が多くいるのだと感じました。

留学の動機

男女の双子として生まれた私は、幼少期から「女はこうあるべき、男はこうあるべき」などといった男女の固定概念に疑問を持つことが多くありました。そんな中、高校一年次にトビタテの留学制度について知り、海外への憧れもあった私にとっては大きなチャンスだと感じ、留学を決意しました。

成果

ニュージーランドのジェンダー平等とLGBTQに関する調査結果を得ることができました。また、街頭アンケートを通して『海外で自分から知らない人に英語で話しかける』という、とても貴重な経験を得ることができました。
留学を通して様々人と出会い、自分の視野を大きく広げることができました。

ついた力

コミュニケーション能力

人それぞれの個性を大切にするニュージーランドでは、語学学校やホームステイなど様々な場面で、自分と相手とのコミュニケーションがとても大切でした。
また、街頭アンケートで自分から相手に話しかける必要がありました。
その様な環境に身を置いたことで、日本ではできない多くの経験ができ、自分のコミュニケーション能力を伸ばすことができました。

今後の展望

日本のジェンダー平等社会実現のため、今後さらにジェンダーに関する探究を深めていきたいです。高校卒業後は四年制大学の国際関係学部に所属し、ジェンダー平等アジアトップの台湾で探究留学を行いたいと考えています。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

ニュージーランド(オークランド)

ニュージーランドのオークランドでホームステイをしました。ホームステイ先にはマザーとシスター、エクアドル出身のルームメイトがいました。平日は語学学校に通い、休日はニュージーランドの街を散策したり、探究活動を行ったりしました。また私が通っていた語学学校は基本、午前中に授業が終わったので、放課後はホストマザーが持たせてくれた昼食をとり、街頭アンケートなどの探究活動を行いました。学校はオークランドの中心部に位置していたため、探究活動と語学学習を両立させることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ホストファミリーとの写真
通っていた語学学校
授業の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

駅の近くで街頭アンケートを行っていたとき、ニュージーランドの女子高生3人から「ここで何をやっているの?」と声をかけられました。私がやっていたこと、留学の目的などを話すと、「あなたはとてもすごい、ぜひあなたと友達になりたい」と言ってくれました。街頭アンケートでは、自分から声をかけても断られてしまうことがあり、心が折れるように感じてしまうこともありました。そんな中での3人の言葉と温かさにはとても救われたと同時に、とても心強く感じました。3人とは連絡先を交換することができたので、いつか再びニュージーランドを訪れ、感謝の気持ちを直接伝えたいと思います。

街頭アンケートの様子

お金に関して

  • 生活 : お金

留学が決定したとき母親から「現地で使うお金はどうするの?」と聞かれ、海外経験がほとんどなかった私にはどうすればいいか分かりませんでした。お金を全て現金で持ってくのは、万が一盗まれてしまった場合や、足りなくなってしまった場合などに困ってしまいます。そこで、私はVISAカードを作りました。VISAカードは日本でチャージしたお金をニュージーランドで使うことができたので、現地でお金が足りなくなっても、日本からお金をチャージしてもらうことができました。

留学を勧める・勧めない理由

自分はもともと、高校卒業後の進路が決まっておらず、将来の夢も漠然としていました。そんな中、高校生のうちに海外留学を経験したことで、海外の文化や歴史に興味を持ち、卒業後は国際関係学部のある四年制大学に進学したいと考えるようになりました。留学を通して自分が本当にやりたいことが見つかったと思います。自分が将来何をやりたいかあまり明確でない人ほど留学を経験し、自分の視野を広げることが大切だと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

『留学に失敗は無い』この一言に尽きると思います。留学中に上手くいかないことや失敗することがあったとしても、それらの経験全てが将来の自分に活きるのだと思います。海外留学を決めた大きな一歩を誇りに、失敗を恐れずあらゆることに挑戦してみてください。一瞬の勇気が、一生の宝物になると思います!