留学内容
大学では学び難いローフード(非加熱菜食)を、本場のアメリカで学んだ料理留学。
二本立てとなったこの菜食料理留学では、まずローフード界の巨匠Matthew Kenny氏の下で、その高度でガストロノミックな調理技術や知識を習得。そしその後、そこで得た知識や技術を、ホノルルにある実際のローフードレストランでのインターンシップを通して体現することで、より実践的な厨房経験を積んだ。
最終更新日:2017年03月02日 初回執筆日:2017年03月02日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
大学では学び難いローフード(非加熱菜食)を、本場のアメリカで学んだ料理留学。
二本立てとなったこの菜食料理留学では、まずローフード界の巨匠Matthew Kenny氏の下で、その高度でガストロノミックな調理技術や知識を習得。そしその後、そこで得た知識や技術を、ホノルルにある実際のローフードレストランでのインターンシップを通して体現することで、より実践的な厨房経験を積んだ。
大学で農学や食産業を学ぶ一方で、将来は飲食店を経営したいと思っていた。そこで自身の近い将来の夢へ確実に近づく為に、大学では学び難い料理という学問を、加えて日本では学び難いローフードを、本場アメリカで学ぶ事を決心し独自の料理留学を計画。大学入学当初は留学することが目的となっていたが、在学中の様々な経験を通して近い将来像を連想する中で、留学は夢を叶える為の手段の一つとしての留学であることに気付く。
Culinaryでは衛生・スーパーフード・スパイス学、ナイフスキルについて知識を広げるプログラムも盛り込まれており、調理技術以外の学問も深めることが出来た。インターンシップ先では全てのデザートを任せて頂き、多くの財産になる様なレシピを創造することができた。ファーマーズマーケットでは売り子としての経験もさせて頂き、レストランのオーナーとは将来に繋がるビジネスパートナーとしての関係も築くことが出来た。
創造・プレゼンテーション・幸せ察知能力
Culinaryではテーマに沿ったレシピの提案や、コース料理を設定・実食してもらう卒業試験のファイナルプレゼンテーションも行われた為、学びのアウトプットを繰り返し訓練することで料理人には不可欠な新しいものを創り出す力を身につけられたと感じている。また料理に没頭できた留学を通して、大好きな分野で将来を想い描くことのできる自分は如何に幸せであるのかと、より敏感に日々の幸福を感じられるようになった。
国内の摂食障害者の減少に貢献する為に、美しく健やかでありたい人々の一番の理解者として食を通じてサポートする存在となり、自身の料理教室やレストランを通じて青年や成人を対象とした食育活動を行っていきたいと考えている。また2020年のオリンピック・パラリンピックで世界の皆様に菜食料理を提供するという新たな夢もある為、それに向けて大学卒業後は国内外問わず菜食料理修行を行い4年以内の開業を目指している。
2015年
8月~
2015年
10月
Raw Food(非加熱菜食)界の巨匠、Matthew氏のもとで、その最先端で高度な技術を学び、且つ衛生学、スーパーフード栄養学、スパイス学、ナイフスキル、等についての知識も習得した。また、毎週末行われるローフードに関する筆記試験や、与えられたテーマに沿ったレシピの開発を行った。また卒業試験として自分でコース料理を創造・製作するファイナルプレゼンテーションも行った。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 150,000 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 150,000 円 |
生活費:月額 - 円 |
2016年
1月~
2016年
3月
Raw Foodレストランでのインターンシップを通して、より実践的な厨房経験を積んだ。レストランではRaw Sweetsパティシエとしてお店の全てのスイーツを任せて頂き、日替わりで新作ロースウィーツを考案した。また週に一度厨房を飛び出し、ファーマーズマーケットで売り子としての経験もさせて頂いた。さらにオーナーのレシピ本の翻訳やオーナーとの共同生活を通して彼女と将来に活きるビジネスパートナーとしての関係も築くことが出来た。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 80,000 円 |
生活費:月額 2,000 円 |
項目:オーナーと同居していた為、住居費+生活費+食費=8万円 80,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 80,000 円 |
生活費:月額 2,000 円 |
項目:オーナーと同居していた為、住居費+生活費+食費=8万円 80,000 円 |
インターンシップ先のオーナーとは今でも日頃から連絡を取り合う仲です。彼女は見ず知らずの私を、インターシップとして受け入れてくれただけではなく、「一緒に住んでみない?」と留学中の住まいまで提供してくれ、オーナーを越えたハワイの母のような存在です!また、「りこ!勉強よ!」と言って、事あるごとに何度もホノルルにあるヴィーガンレストランへ連れて行ってくれました。私の料理留学がこれ程まで成功と幸せに包まれたのは、間違いなく、この寛大で偉大なレストランのオーナーのお陰だと思っています。そしてこの写真は、そんなオーナーがプレゼントしてくれたレイ(ハワイのお花)をつけて満面の笑みで撮った一枚です!
Culinaryで毎週末に行われていたオリジナルレシピの提案で創った「乳製品不使用のローチーズ」です。Raw Foodsを創作するに当たって 常に頭にとめている 決まり事があります。 それは "UMAMI" =うま味 を醸し出す こと。そしてその存在そのものが、うま味である 昆布やわかめ、のり、椎茸たちの存在を知っている日本人として、プレゼンではそのうま味 を一番に知ってもらいたく思い、 それらの食素材をふんだんに使ってその想いこの2種類のRawチーズに 託しました。 当時このころは遠い日本にちょうど秋がやってきていたので、"UMAMI和秋チーズプレート" を提案しました。 私はこの日の出来事が今でも忘れられません。 結果は大成功だったのです。 プレゼン後、「(併設されている)レストランのシェフたちにもこの作品を食べてもらいたいから もう1プレート作ってほしい」と伝えられ、あまりにも嬉しくて、この時初めて 自分の成し遂げたことに感動しました。この瞬間、絶対に日本のローフードのパイオニアとして生きていくぞ、と私は心に決めました。
インターンシップ先の決定にはかなり時間を要し、特に私の場合レストランへの就労であった為、希望するレストランがインターンシップの受け入れを行っているか否か調べることから始まった。料理留学、つまり武者修行ということで、師匠を探す上で大切なことは、やはり自分の「熱意」を伝えることしかないと考えている。メールでの問い合わせが駄目であれば、直筆の手紙を送る等、とことん情熱的にアプローチして頂きたいと思う。さらに、師匠としたい人に直接ノックをしに行くことをお勧めする。私の場合、直接レストランのオーナーに連絡し、留学の動機や展望を伝え、修行先では何を学びたいのか具体的に述べた上で交渉を行った。それに加えて、自分の能力やレストランへ貢献できることも伝え、自分の価値も明らかにした上でインターンシップの受け入れを許可してもらった。上手くいけば、オーナー宅に住まわせてもらえるかもしれない。(私は3か月間、オーナーと生活を共にして彼女の経営者としての姿勢を日々垣間見ることで、厨房経験以外に、料理人としての心持ちも学ぶことが出来たと感じている。)
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