留学大図鑑 留学大図鑑

T. K.

出身・在学高校:
金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年01月15日 初回執筆日:2025年01月15日

IT✕音楽 at Boston

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • FLSインターナショナル
  • アメリカ合衆国
  • ボストン
留学期間:
4週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 510,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検二級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準一級>

留学内容

AIの問題点を解決したり、AIを開発するこれからの技術者には、IT技術だけでなく芸術的な経験や人間的な感性が必要ではないかと考えた。最先端のアメリカには、日本と違い、技術の研究と音楽などの芸術活動との両立ができる環境があるのではないかという仮説のもとに、ハーバード大学の実際のキャンパスで行われるSTEMの授業を受けつつ、各国から参加している同世代のSTEM生に意識調査を行った。また、ハーバード大学やMITをはじめとする多くの大学等の施設を見学したり、ヴァイオリンを使って音楽活動を行ったりした。前半の二週間は寮で生活し、その後ホームステイに移動した。

留学の動機

幼いころから様々な音楽を演奏したり作曲したりして、プログラミングやITに興味があり、国際交流にも興味があった。その中で加速するAI時代において、技術・知識だけでなく芸術や感性が重要であるという考えを、どちらも最先端で行われているアメリカに行けば何か手掛かりが得られると思い留学して学びたいと思ったから。

成果

自分の仮説以上の結果だった。実際に自分が探究することで、アメリカは技術と芸術の教育が両立されている環境が充実していると感じた。MITやハーバードなどを始めとして音楽学部の専門の棟や日本では県に一つか二つしかないようなレベルのホールが各学校にあり、特に技術研究に特段力を入れていると思っていたMITにも音楽を学べる施設があったことが一番衝撃だった。

ついた力

臨機応変に行動する力

予測不能の事態が起こった時にも慣れない英語でも何とか解決しようとコミュニケーションを取ったり、様々な国籍の人と音楽やスポーツを活用して友達になれたこと、見学したい施設や団体の方々にメールなどを用いて交渉などを行ったりできたことが、適応力の成長につながった。

今後の展望

基礎的な技術を身に付けた上で、音楽活動などを通じて人間的感性を磨き続ける。グローバルな視点を持続しながら、ITやAIやXRの開発にたずさわって最先端の技術の開発に取り組む。世界のどこにいても特に地方でも、最先端の都市と同じレベルでITを学んだり活用したりできるような社会を創る。これからも音楽を通じて人と交流したり社会に貢献する活動を継続的にしていきたい。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

アメリカ合衆国(ボストン、マサチューセッツ州)

ハーバード大学のキャンパスで行われるSTEMキャンプに参加して最先端の技術を学びつつ、各国から参加している同世代のSTEM生と議論したりアンケート調査を行った。また日本から持参したバイオリンで音楽活動を行ったり、音楽大学も含めた多種多様な大学や施設を見学して、IT教育の技術環境や芸術環境について調査した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ハーバード大学でのSTEMの授業
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

留学中に大学の寮で日本のボカロやアニソンを弾いて紹介したときに、リクエストも交えながら即興演奏したらとても盛り上がり、それをきっかけにいろいろな国の人と仲良くなることができた。防犯などの観点から、直前まで楽器をもっていくかを悩んでいたが、この経験を通して日本から自分のバイオリンを持って行って本当に良かったと思う。音楽は言語を超えたコミュニケーションを可能にすると実感でき感動した。

寮の友達と

自分から積極的に!

  • 語学力 : 英語

自分の英語力に自信が無くても自分から積極的に話すことが大事だと思います。間違ってもいいので英語でコミュニケーションを積極的にとることで、貴重な経験を得る機会を得られたり、自分の興味のあるものや見てみたいものがあったときに実現することができるようになります。
僕の場合は、ある音楽学校の訪問の際、現地のホームページから連絡してみて、直前にアポイントメントが成功し、一般の人は入れない施設内部等を実際の学生に案内してもらうことができたという経験がありました。その経験がアメリカの音楽学校の雰囲気を間近に体験できたということや、自分の探求の答えのヒントになりそうなものをたくさん得られたということで、とても貴重なものになったので、何か現地で興味のあることを見つけたら、積極的に情報を集めコンタクトを取ることをお勧めします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

「百聞は一見に如かず」
インターネットの発展で世界は近くなりましたが、実際に経験しその中に身を置くことはリアリティが全然違います。ネットが発達した現代だからこそ、多様性を理解したり、自分を含めて物事を客観的または俯瞰的に捉えられるセンスが今後ますます必要になってくるので、そういった意味で留学することは非常によい経験になると思います。