留学内容
留学テーマは「性別に関わらずやりたいことをやれる人と環境を作るにはどうしたらいいのか」です。
私は寺の娘なのですが、そこで過ごしてきた疑問からこのような内容で留学しました。
仮説は働きやすい環境を整えるために政府の行動が必要や、権力のある人が道を示すこと。
と考えていました。それらを確かめるためにジェンダーギャップ指数(ジェンダー平等を示す指標1に近づく程平等)のランキング上位であるニュージーランド(以下NZ)に行きました。
疑問と調査内容としては、
・本当にNZはジェンダー平等なのか?それはなぜか、また残る課題はなにがあるのか
→・ジェンダー機関に見学・インタビュー
・現地の人への調査
・やりたいことがやれるようになるためにはなにが必要なのか
→・現地の人へ教育についての調査
・現地で教師をしている方へのインタビュー
・寺には跡継ぎ問題があるけれど、キリスト教はどうなのか
→・協会への見学・インタビュー
です。インタビューは話すのと同時に入力してもらいながら答えてもらってました。
その入力してもらったgoogleフォームを家についてから見返したりしました。
インタビューや見学の結果を簡潔にまとめると、
・本当にNZはジェンダー平等なのか?それはなぜか、また残る課題はなにがあるのか
→完璧に平等ってわけではないがかなり平等だと思う。だが、ジェンダー差別にぶつかる前に人種差別があるのも関係している。
なぜジェンダー平等が進んでいるのかというと、様々な環境の人が住んでいるのが関係している。
人によってできることが全然違うから人それぞれの幸せがあるという考え方が主流。これぞ幸せ!!という固定観念がない
残る課題にはまだ休暇をとりずらいなどすべての会社が平等ではないというのがある。
・やりたいことがやれるようになるためにはなにが必要なのか
→自分で不平等な環境でも切り開く力が必要
・ディベートやグループワーク、相手に自分の考え方を分かるように伝える力など
・寺には跡継ぎ問題があるけれど、キリスト教はどうなのか
→宗派によって異なるけれど、女性の牧師もいる。性別どうこうというより、その子がやりたければやらせるという方が強い。でも周りの人的には知っている人が継いでくれた方が安心というのはある。
という感じです!
50人程にインタビューできたし、見学もできて良かったと思っています。ただ、専門的な話になると理解するのに時間がかかってしまったり、住んでいる人の価値観を深く理解するには時間が足りなかったかなと思いました。