留学大図鑑 留学大図鑑

さな

出身・在学高校:
奈良女子大学附属中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年02月17日 初回執筆日:2025年02月17日

驚き!個性を大事にするNZの教育

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Kiwi English Academy
  • ニュージーランド
  • オークランド
留学期間:
8週間
総費用:
1,200,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 590,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検二級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

「ニュージーランドの教育を学び日本の常識を見つめ直す~子どもの主体性を高めたい~」をテーマにニュージーランド・オークランドに2か月間留学しました。平日は主に語学学校に通っていました。約2週間は学校に休みをいただいて現地の幼稚園と小学校にフィールドワークを行いました。実際に子どもたちと一緒に遊んだり学んだり、逆に教師として子どもたちと関わらせていただいたりとたくさんの貴重な経験ができました。クラスの観察や先生方へのインタビューを通して、ニュージーランドの教育では日本の教育に比べて個を大事にしていると感じました。個別最適化された学びの機会も多く、先生は子ども1人ひとりをよく見ていてたくさん褒めていました。また、子どもも先生もいろんな国出身の人がいて、それもあってか「みんな違ってみんないい」という考えが根付いているように感じました。

留学の動機

トビタテ留学した学校の先輩の話を聞いて留学に興味を持ちました。これまでの生活もとても楽しく順風満帆だったけど、初めての海外や初めての家族と離れた生活など新しいことに挑戦してみたい!と思い決意しました。海外の友達をつくりたいというキラキラした理想もありました!将来は教育に関わる仕事がしたいと思っていて、子どもの主体性や個性を重視する教育を展開するニュージーランドの教育に魅力を感じこの探究をしました。

成果

批判的に日本の教育を見ていたけれど、留学で日本の教育の良さに気づくことができました。子どもたちが言われたことをすることや人の話を最後まで聞くことなどあたりまえに思っていたことが、ニュージーランドのあたりまえではありませんでした。あたりまえを相対化し、日本の教育のいいところは残しつつ、ほかの国の教育を学びバランスよく取り入れようとすることが大切だと感じました。

ついた力

行動力

ネガティブな想像はせず、思い立ったらなんでもすぐ行動しました。しゃべりかけてみよう、行ってみよう、食べてみよう、、、ほかにもたくさん「今やれることは今しないともったいない!」という気持ちで毎日過ごしました。留学後半は特にやり残しがないよう動き回っていました。また、自分からどんどん話しかけにいったことで、英語力はまだまだつたないけれど、英語で会話することへの抵抗がなくなりました。

今後の展望

この探究活動を経て、教育って面白いなと改めて感じました。また、同じように教育をテーマに留学したトビタテ生の体験談を見て、ほかの国の教育についても興味を持ちました。でもまず第一に、日本の教育についての理解が足りないと感じたのでこれからも学び続けたいです。あと、次はもっと長い期間でもう一回留学したいです!

留学スケジュール

2024年
10月~
2024年
12月

ニュージーランド(オークランド)

フランス出身のおばあちゃんとニュージーランド出身のおじいちゃんの家にホームステイさせていただきました。穏やかな町にあるとても大きな家でした。2人とも料理が好きでご飯は絶品!苦手だったキノコも克服できました。食事中や食後は世界のニュースやニュージーランドの自然について、理解できないこともあったけどたくさんのことを教えていただきました。私の家族についてや毎日の出来事も聞いてくれて、おしゃべりする時間が大好きでした。平日は朝9:00~15:00まで語学学校に通いました。1クラス10人ほどの少人数で、授業中も自由に発言できて、アットホームな環境で楽しく勉強することができました。私は心の底からここに通って良かった!と思っています。たくさんの国の友達ができて放課後や週末は友達と一緒に遊びに行きました。サンタパレードで夏のクリスマスを味わったり、美術館やビーチに行ったり、フェリーに乗ったり、朝日を見に行ったり、、、ほかにももーっとたくさん!ありがたいことに人に恵まれて充実した日々を過ごすことができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

天気がいい日はお庭で晩御飯!
ある日の家に帰る道
語学学校のハロウィンパーティー
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

ニュージーランドに住む人々はフレンドリーな人がとても多かったです。探究活動では幼稚園も小学校も、見ず知らずの何の経歴もない日本人高校生の私をあたたかく受け入れていただきました。先生方が「なんでも聞いてね」「いつでも来ていいよ」とお忙しいのにいつも笑顔で言ってくれて感謝してもしきれません。バスの運転手さん、カフェやスーパーの店員さん、道端ですれ違う人でさえ、みんなニコって笑って挨拶してくれて、その度にすごく幸せな気持ちになりました。

優しく迎え入れてくれた現地幼稚園

なんとかなる!とりあえずやってみよう!

  • 語学力 : 英語

フィールドワークに行って先生方にインタビューしたいと思っていました。ただ、たくさんの人のデータが欲しいアンケートタイプではなく、簡単なYES、NOでこたえられる質問ではありませんでした。そのため、私の語学力ではこたえていただいいたことを聞き取って理解することができないだろうなと不安に思っていました。だから質問をメールで送って返信していただく、googleフォームを使って入力していただくなどの策も考えました。しかし、日本の学校の先生や両親と話をして、インタビューは実際に現地を見てからそこで気になったことを直接聞くのが一番だと改めて感じ、とにかくやってみることにしました。それでもあまりたくさんはできないだろうなと思っていましたが、出会った先生方がとてもウェルカムで優しく、想定をはるかに超える良いインタビューができました。用意していた質問以外もたくさんできたし、ディスカッションのような形で教育について語り合うこともできてすごく嬉しかったです。なんとかなる!というスタンスで、やりたいと思ったことはやってみるべきだと思いました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

新しいことに挑戦するのは不安もあるけど、それを超える達成感があります。毎日がすごく充実していて、何より新しい人との出会いや初めて見る景色にわくわくしっぱなしでした。なんとかなるの気持ちでポジティブに楽しんでチャレンジしてみてください!