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松田 翔叶

出身・在学高校:
愛知高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

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最終更新日:2025年02月17日 初回執筆日:2025年02月17日

若者が宇宙に対して興味を高める方法とは?

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • LCI Language Center
  • アメリカ合衆国
  • ヒューストン
留学期間:
32日間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 670,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

日本の宇宙開発を発展させるにはどうすべきかという問いに対して、「若者が興味を持つには」と言うテーマで活動しました。
日本では、H2・H3ロケットやHTV-X(新型宇宙ステーション補給機)をJAXAが開発してますが、アメリカでのSpace XやBlue Origin などのように、日本でも将来的に民間企業が宇宙開発をリードする事が期待されます。その為、日本の将来を担う若者にこれから発展する事が予想される宇宙開発に興味を高める事が重要だと感じ、宇宙について探究しました。
平日の午前中は語学学校で英語の勉強をして、午後は日本の高校の勉強をし、休日は探求活動をするという感じでした。24時間英語で自分が理解出来ない事、相手が理解してくれない事が多かったり、ホームシックになったりしましたが、相手が理解してくれない事を体感して学ぶ事もあるし、ホームシックになる事で自分自身を知る事が出来たので、挫折するのも決して悪い事ではないと学びました。

留学の動機

中学生の頃、学校で英語ネイティブの先生と会話して、英語に興味を持ち始めました。そして自分の五感で長期間「海外」という場所のリアルを感じたいなぁと思っていた時に、トビタテ留学JAPANという制度を知り、留学を決意しました。

成果

NASAはSNSの投稿を頻繁に行っていたり、NASAの宇宙センターで本当に今も使われている研究所を見学できたりと、若者の心にヒットする様な発信の方法が上手いなと感じ、日本でも活かせるのではないかと思いました。アメリカの宇宙教育はインタラクティブな展示や実験が多く、参加型の学習が中心でした。日本との違いを体感し、理論だけでなく体験を通じて学ぶ重要性を実感できたのは貴重な経験でした。

ついた力

忍耐力

留学を通じて最も成長した点の一つが「忍耐力」です。言語の壁や文化の違いに直面し、相手の話してる内容を十分に理解できなかったり、思うように意思疎通ができなかったりする場面がありました。しかし、その度に経験を重ねることで、少しずつ理解が深まり、適応力も向上しました。また、日本では経験できない大きな環境の違いや考え方の違いも受け入れる力がつきました。この経験を通じて、困難に負けない精神を身につけました。

今後の展望

留学で培った忍耐力と宇宙への興味を活かし、日本の宇宙開発の課題解決に貢献します。特に、商業化の遅れや国際競争への対応に関心があり、宇宙ビジネスや政策の分野で日本の発展に寄与できる道を探ります。今後は専門知識を深め、国際的な視野を持ちながら、日本の宇宙産業の競争力向上に取り組みます。さらに、語学力を磨き、海外の最新技術や政策動向を学びながら、日本の宇宙開発を世界に発信できる人材を目指します。

留学スケジュール

2024年
9月~
2024年
10月

アメリカ合衆国(ヒューストン)

ヒューストン市内でホームステイをし、アメリカ人2人と暮らしました。この留学を通じて、日本とアメリカの文化や生活習慣の違いを実感しました。食事や人と人との距離感などが異なり、最初は戸惑うこともありましたが、新しい発見が多く興味深かったです。また、自分の気持ちをはっきり伝えることの大切さを学び、積極的に会話することで関係が深まることを実感しました。一方で、生活環境の違いに適応する忍耐力も求められましたが、それを乗り越えることで異文化理解が深まり、自分自身の成長につながったと感じています。

費用詳細

学費:納入総額

300,000 円

住居費:月額

300,000 円

生活費:月額

200,000 円

項目:雑費

50,000 円

月面着陸した時の様子
カリカリベーコンが美味しいアメリカのハンバーガー
費用詳細

学費:納入総額

300,000 円

住居費:月額

300,000 円

生活費:月額

200,000 円

項目:雑費

50,000 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

普段の日本の生活では、見えないことや当たり前だと思っていることが、留学先では違って感じました。日本では普通なことが、海外では普通ではなかったり、逆に海外での当たり前が日本にはないことに気づいて、物事を色んな角度から見る力がつきます。
そして、慣れない環境で生活することで、時には自分の限界に挑戦する機会もありました。寂しさや不安に直面しても、乗り越えたときに「自分はここまでできるんだ」っていう自信にも繋がり、強くなれると思いました。異国の地で生きてみて、自分が理解できないことや相手が理解してくれないことを体感する事が出来る。
だからこそ、留学に行く意味とは、世界を知るのと一緒に自分を知る事だと感じました。これまでいかに実は自分が偏見を持って行動していたかを知り、自分の価値観や考え方を壊す事に留学の本質があると体感しました。

ヒューストンのダウンタウン

伝える方法は言葉以外にもある!

  • 語学力 : 英語

中学の範囲を3周くらい復習し、英語表現もしっかり身につけて留学に挑んだつもりですが、ネイティブのスピードには全くついていけませんでした。僕の英語が下手で相手がたくさん考えないと理解出来なかった事も…。ひたすら会話して日時が過ぎてく事でだんだん慣れていきますが、やっぱり聞き取れない事はよくあります。聞き取れなかったとしても、大体の内容が合ってれば良いというマインドにして、体を使ってジェスチャーすると、多くの会話は通じます。伝えたいという気持ちが大切だと感じました。

ヒューストンにあるMLBのスタジアム

留学前にやっておけばよかったこと

留学前に「自国の文化や歴史をもっと深く学んでおくべき」と感じました。日本の伝統や食文化、地域ごとの特徴など、現地で質問されることが多かったですが、思うように詳しく答えられなかったです。表面的な知識だけでなく、その背景にある歴史や価値観をしっかり理解しておくことが、現地の人との会話をより深め、充実した文化交流に繋がっただろうと思いました。自国の良さを伝える力が、異文化理解の鍵になると実感しました。

留学を勧める・勧めない理由

留学を勧める理由は、「自分の限界を超える経験ができるから」です。留学中は、慣れない環境や異なる文化に直面し、しばしば自分の弱さや不安に向き合うことになります。その中で、最初は困難に思えることでも、乗り越えていくうちに自分がどれだけ成長できるかを実感します。この経験を通じて、問題解決能力や精神的な強さが養われ、帰国後もその成長を活かして新たな挑戦に挑む力を得ることができます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中、楽しさや目新しさだけでなく、孤独や不安、ホームシックなど様々な感情を抱えることがあります。でも、自分の感情に素直に向き合い、自分の気持ちを大切にすることで、留学生活をより充実させることができます。どんなに素晴らしい経験でも、感情を抑え込み続けると疲れてしまいます。自分の気持ちを認め、時には泣いたり、落ち込んだりすることも、成長の一部だと受け入れて、頑張って欲しいです。