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ニカ

出身・在学高校:
札幌光星高等学校
出身・在学校:
お茶の水女子大学
出身・在学学部学科:
文教育学部 言語文化学科 英語圏言語文化コース
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年07月05日 初回執筆日:2017年07月05日

ベトナムで観光を学ぶ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハノイ大学 管理ツーリズム学部
  • ベトナム
留学期間:
5か月
総費用:
600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 800,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<IELTS 6.0> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

大学2年の後期を交換留学という形で、ベトナム ハノイ大学 Faculty of Management and Tourism にて勉強しました。ハノイ大学では観光とマネジメントに関する3つの授業を履修し、慣れない環境での自分の専攻とは異なる内容の学びで大変でしたが、先生方やクラスメイト達の助けを借りてやり遂げることができました。結果的にはどの科目も比較的好成績で終えることができたので大変良かったかと思います。
大学での勉強の後には、南の観光都市 ホーチミンへ移り、現地のホテルにて2週間のインターンシップに参加しました。主に受付にてお仕事をさせていただき、またインターンシップ中は同系列のホテルに滞在することができたのでサービスを提供する側と受け取る側の両方の視点からホテルについて考えることができたかと思います。実際に働くことを通して、より観光産業・ホテル業界への関心が深まりました。

留学の動機

大学入学直後から、大学在学中の長期留学を目標にしていました。自分の専攻である英語をもっと勉強したいという気持ちと、日本の外に興味があったためです。大学生活を送っているうちに観光産業やホテル業界に興味を持つようになり、在籍校の協定校でその分野を専門的に学べる学部を持つ大学があったので挑戦にぴったりでした。

成果

勉強は課題が多く、またグループで取り組まなければならないものも多かったので、日本にいるときと比べて大変でしたが、自分の中でやりきることができたかと思います。また、先生の勧めもあった期末試験の準備をグループでやるということにも率先して取り組み、効率よく勉強をすることができました。最終的な成績としては GPA8.12(10段階)で終えることができました。

ついた力

飛び込み力

課題を進めていくうえでグループで取り組まなくてはならないことが多かったので、クラスメイトたちと話し合いをする機会がたくさんありました。最初はクラスメイトたちのディスカッションに入っていくことにためらいがありただ聞いているだけのことがたびたびあったのですが、留学している時間は今しかない、と自分を励まして徐々に自分の意見を言えるようになり、グループワークへの苦手意識があまりなくなったように思います。

今後の展望

今履修している大学での授業でもディスカッション中心のものやグループプレゼンなどがありますので、留学中の時のモチベーションを維持して取り組んでいきます。ディスカッションはグループに話をうまく進めるリーダー役の人がいると、同じメンバー・同じ話題でも話し合いのやりやすさが全然違うととても感じたので、そのような人が必要ような場合には自分がその役を担えるようにしていきたいです。

留学スケジュール

2016年
8月~
2017年
1月

ベトナム(ハノイ)

ハノイ大学 Faculty of Management and Tourism (FMT) にて1セメスターの交換留学をしました。観光とマネジメントに関する3科目を履修し、憧れていた観光産業・ホテル業界就職への第一歩としました。日本の大学の専攻は英語学で観光について専門的に学んだことがなかったのではじめのうちはとても緊張しており、授業の難しく感じていましたが、先生方やクラスメイト達の温かいサポートのおかげでやり遂げることができました。留学中は大学キャンパス内の寮に住んでいたので、クラスメイトの他にも友人を作ることができましたし、キャンパス内や大学の近くにもスーパーなどがあったので生活しやすかった思います。ベトナム人の友人は本当に親切で何をするにもとてもお世話になりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

25,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:フィールドトリップ参加費

10,000 円

お世話になった愛すべきクラスメイト達とのアオザイショット
大学のお祭りにてパフォーマンスをした日本人学生グループ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

25,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:フィールドトリップ参加費

10,000 円

2017年
1月~
2017年
1月

ベトナム(ホーチミン)

ホーチミン市内のホテルにて2週間のインターンシップに参加しました。主に受付として働かせていただき、初めてホテルで働くという経験をすることができました。最初の3日間は勝手が分からず何もできない自分が不安でとても焦りましたが現地スタッフの皆さんが優しくご指導してくださり、徐々に仕事を覚えていくことができました。2週間はとても短く帰国する際にはとても名残惜しい気持ちでいっぱいでしたが、これまでただぼんやりと憧れているだけだったホテルでのお仕事に一層興味が湧き、将来の職業としてより具体的に考えるようになりました。

費用詳細

学費:納入総額

100,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

10,000 円

項目:クリーニングサービス

10,000 円

受付の同僚スタッフとランチ
同系列のホテルにゲストとしても滞在しました
費用詳細

学費:納入総額

100,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

10,000 円

項目:クリーニングサービス

10,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中に履修した科目のなかでも特に Tourism Guiding Skills という授業を一緒に学んだクラスメイト達には本当にお世話になりました。彼女たちはことあるごとに私のために集まってくれ、誕生日や成人の日まで祝ってくれました。ホーチミンへ立つ前日は一日中私と一緒に居てくれ、念願のアオザイでの写真撮影に始まり、ごはんを食べて散歩をし、夜中までカフェで語り合いました。最後に分かれるときには悲しすぎて涙が止まりませんでしたが、人生のなかで別れを惜しんで泣くなんて初めての経験でしたので、自分の新たな一面に気が付き驚くとともにうれしかったです。

大好きなクラスメイトのお姉さま方

ベトナムの英語事情…

  • 語学力 : その他の言語

ベトナムへ留学するにあたり勉強しなきゃなと思いつつも結局時間がなく、ほぼなんの知識もないままベトナムでの生活が始まりました。留学先の大学は授業が全て英語で行われるところでしたので、大学内の人たちとコミュニケーションをとる分にはあまり困りませんでしたが、大学のそとでは観光スポットで少し英語が通じるくらいで、基本的には現地の方はベトナム語しかわからないというのが現状でした。そのため、買い物をする際には本当に苦労し、留学を始めたころはストレスが溜まっていく一方でしたが、授業にいくにつれて頼れる人が増え、買い物を手伝ってもらえたり、生活に慣れてきてからはベトナム人で日本語を勉強している学生と言語交換をしたりして、ベトナム語の学習を楽しむこともできました。やはりお金は大事なので数字だけでも覚えていったほうがいいなと感じたのが印象に残っています。後は生活する中で、少しずつ現地の友人にお手伝いをお願いしたりなどして簡単なフレーズを覚えていけると思います。

言語交換で使用していたベトナム語を勉強するための教材

留学前にやっておけばよかったこと

ベトナム語を少しでも勉強しておくべきだったと思います。特に数字など。買い物をする際には絶対に必要ですし、知っておいて損はありません。またベトナムのお金事情ですが、紙幣の種類が多くまた桁も大きい(一番大きいのは500,000ドン札です)のではじめのうちはこんがらがりました。お金の種類と日本円にしてだいたいいくらかを把握しておくと支払いのときに便利ですし、ぼったくり防止にも有効かと思います。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学するということを目標にして大学に入学し、その1つの目標を達成して今に至っているわけですが、その率直な感想としては、やはりこれを経験することができて良かったということです。個人的には「海外で普通よりは長く一人の時間を持てて、きついときもあって、それでも多くの方々に支えられながらやり遂げた留学」というものが今の自分の自信に繋がっていると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

私は留学に行く前と行った後とでは、後の自分のほうが好きです。それは、留学中に自分の新たな一面に気が付いたり難しいことに挑戦したりして少しは成長できたと認められているからだと思います。楽しいことばかりでは決してないと思いますが、実りある留学生活になりますように!