留学内容
ウィスコンシン大学マディソン校の食品科学分野の研究室に客員研究員として所属し、授業の聴講や実験を行った。具体的な活動内容としては、小麦製品(主にパン)の成分が食品の微細構造にどのような影響を与えるかを解明するために研究を行った。パン生地中のタンパク質と糖類の相互作用を明らかにするため原子間力顕微鏡という装置を用いて微細構造の観察を行い、パン生地中の糖類はタンパク質と相互作用を持ち生地の安定性を高めていることが明らかとなった。
ジョモケニアッタ農工大学の食品科学分野の研究室に交換留学生として所属し、現地の人々のための機能性食品の開発を行った。具体的な活動内容としては、ヴィクトリア湖に生息する小魚から魚粉を作成し、それも添加した健康機能性を有するクッキーの製造を行った。