留学内容
BIMという施工を最新技術を駆使して効率化する概念を学びにアメリカに留学しました。行政と民間が一体となり、大規模であることが多く、時間や費用がかかりやすい土木分野の事業を少しでも安く早く安全に行うことが可能になることは他分野にも利潤を与えるので非常に重要です。
私が留学したアメリカはBIM発祥の地であり、技術も世界最先端です。日本の大企業もBIM分野に関してはアメリカの研究室などと共同でプロジェクトをおこなうことも多く、まだまだ自社のみで行うことが出来ていません。この状況の背景には、研究者の少なさや教育機関の整備の不足があります。
そこで私はアメリカの大学に交換留学し、BIMに関する授業のほか、アメリカの土木分野に関する授業を受け、日本では機会がなくて学ぶことができなかったソフトウェアの使用法や、実際に実施したプロジェクトの経験を共有しました。
課外学習として、実際に日本のスーパーゼネコンと共同で日本の土木事業に携わった研究室にインターンをしました。このインターンの目的は日本のゼネコンが自社で賄えられていないもの、つまり何も求めてこの研究室に協力を依頼しているのかを知るためでした。