留学内容
地元宮城県の日本酒産業に携わりたいと考えていて、経済的観点から6次産業化を進めることを目標としています。そのロールモデルとなるワイン生産に携わり、実践活動と座学活動を通して、経済的観点からワイン産業を見つめてきました。短期ワインスクールで基礎知識を得て、その後のワイナリーでの実践活動に活かしました。
最終更新日:2017年10月23日 初回執筆日:2017年10月23日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC690> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
地元宮城県の日本酒産業に携わりたいと考えていて、経済的観点から6次産業化を進めることを目標としています。そのロールモデルとなるワイン生産に携わり、実践活動と座学活動を通して、経済的観点からワイン産業を見つめてきました。短期ワインスクールで基礎知識を得て、その後のワイナリーでの実践活動に活かしました。
その時の自分の環境を変えたかったからです。大学は地元で、実家に住みアルバイトとサークル、それなりに学生生活を忙しく楽しんでいました。(笑)しかし、本当に自分はこの世界で生きていくだけでいいのか、と気づきました。英語なんて全く話せない、聞き取れない状態からスタートしました。もともとのめり込むタイプだったので、洋楽、洋画、海外旅行とどっぷり海外の魅力にはまって、海外で生活してみたい!と思いました。
ワインスクールではWSET level1(ワイン知識を図る国際資格)を取得しました。また、インターン先ではブドウの栽培、ワインの醸造そして販売までワイン生産に関わる全ての作業に専門家の指導のもと携わらせていただきました。
余暇楽しみ力
基本的に一日5時間の労働時間だったのと、ニュージーランドは21時くらいまで日が昇っていたのもあって、仕事終わりの活動時間がたくさん取れました。周りはブドウ畑か羊しかないような田舎に住んでいたので、今まで興味もなかったウォーキング、ハイキング、サッカー、ギターと様々な趣味ができて新しい自分を発見できました(笑)
もちろんお酒に関連する職業に就きたいです!以前は、販売やマーケティング業界に興味がありましたが、実際にワインを造ってみると、自分の理想のワインのイメージがどんどん膨らんできて…今は醸造科を目指して猛勉強中です!もちろん地元宮城県への貢献を第一に考えているので、インバウンド事業にも関わらせていただいています。
2016年
11月~
2016年
12月
NewZealand School of food and wineでCertification of wine コースを受講。世界に共通するワインの資格であるWSET level1の資格取得をし、ワインの基礎知識を得た。この講義ではニュージーランドワインの流通、生産の特徴を学ぶとともに、気候区分や土壌分析の特徴、地域による栽培品種の区分等、気象学的にブドウの栽培の特徴を学修。座学学習と合わせて地域別に同一品種で、その地域の有力品種のテイスティングを行い、ニュージーランドの地質や気候を感じることができた。また、ワイナリーを3件訪問した。それぞれ規模の異なるワイナリーを訪れ、同じ地域でも育てる品種や栽培管理方法、醸造方法が異なったり、オーナーやワインメーカーごとに多様なワイン造りの選択があることを学んだ。
学費:納入総額 90,000 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 100,000 円 |
学費:納入総額 90,000 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 100,000 円 |
2017年
1月~
2017年
8月
ブドウの生産、ワインの醸造、またレストランでの販売と、6次産業化を体現したワイナリーKUROW ESTATE での8ヶ月間のインターンシップを行なった。具体的な作業の内容としては、 除葉、間引き、誘引、摘果、収穫、剪定と夏季から冬季までのぶどう畑での仕事を、栽培責任者の元で行った。
ワイン醸造工程に加えてぶどうの加工、ワイナリー機器の清掃とメンテナンス、醸造に関連するすべての作業を醸造家の指示のもと行った。
作業は栽培責任者や醸造家の下で行ない、詳しい技術的な説明を実際の作業を通してしていただいた為、座学では学びきれない細かい箇所まで教わることができた。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
インターン先のボスに大変お世話になりました。本来、WWOOFというとバックパッカーたちが旅の合間にその地に立ち寄って生活を共有する(農家民宿みたいなものです)もので、奨学金をもらった学生が長期でインターンする…なんてものは前例がなかったのです。平均2週間から1ヶ月の滞在が相場のところ私は8ヶ月も居座り続けました(笑)はじめはボスもはっきりといい返事はくれませんでしたが、そこは自分の忍耐力と日本人の勤労さ、綺麗好きをアピールして許可を頂けました!親子ほどの年の離れたボスとはなんでも話し合ってよくお互いの恋愛相談をしていました(笑)帰国後の今でも頻繁に連絡を取り合っています。
WWOOF NZ もしくはHelpx のサイトへの会員登録を日本出国前に行うべきです!私は、インターンの紹介をしてもらう予定が、まさかの出国直前にキャンセル…という事態になり、ニュージーランド入りして、専門学校のコース終了するまでの2週間以内にインターンを見つけなければ、という境地にいました。ニュージーランドにもっともバックパッカーたちが集まる夏季にスタートしたということもあり、なかなか見つかりませんでした。しかも、kiwi(ニュージーランド人)は返事が遅い…30通送って1通しか返事が返ってこない…などかなり難航しました。そのあと、見つけたインターン先で8ヶ月も滞在することができ(最初は3週間のみの予定でした)、結果オーライでしたが、探し始めるのは早い方が断然いいです。最低でも3ヶ月前には探し始めた方がいいです。そして、荷物は絶対バックパックがいいです!ニュージーランドは舗装されてない道が多く、キャリーケースで行った私はキャスターがボロボロになってしまいました。あと、キャリーケースで行動してるのはアジア人くらいです。断然バックパック派が多いので、見た目から溶け込みたい方は是非、バックパックで!
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