留学内容
現在注目される環境問題の一つとして、地球温暖化があります。京都議定書で取り決めを行ったように、これに対する影響が大きい二酸化炭素(CO2)を削減しようと多くの研究がなされています。私が行ったのは、CO2の削減に貢献するであろうプラスチックフィルムの開発でした。留学先はUniversity of Texas at AustinのProf.Freemanの研究室です。留学先では新たに開発したフィルムを、日本で行うことの困難な実環境下に近い高圧での測定を行うことで、フィルムの性能への影響を研究していました。新規手法によるフィルムの開発や研究室内におけるディスカッションへの週に1度の参加と約1時間のプレゼンテーションとオリジナル装置を用いた測定を向こうでは行ってきました。目に見える成果としては、現在得られたデータをまとめて、Prof.Freemanとのやり取りを行い、国際ジャーナルへの投稿を行う段階です。