留学内容
高校の英語科教員となり、日本の英語教育を現代のグローバル社会に合った形に改革していくため、カンザス大学におけるTESOLの授業の履修を通じ、英語教育という分野での専門性を高めた。例えば、英語の4技能向上を図るための勉強法やトレーニング法、日本人が間違えやすい文法や発音、教科横断型のカリキュラム作り等である。また、自分自身、授業内外での積極的な発言や教授への質問を通じ、ネイティブと対等に討論し、グローバルな場で戦っていけるだけの英語力を身に着けることに努めた。その他、週に1回現地の高等学校を訪問し、生徒の主体性やクリティカルに考える力、問題解決能力を養うためのアクティブラーニングのヒントを探ってきた。訪問させていただいた高等学校では、現職の先生方の授業見学やインタビューを行い、先生方が持っているアクティブラーニングについての考え方や、授業で大切にしていること、授業の仕方、課題の出し方、ICTの活用の仕方などを知ることができた。訪問最終日、アクティブラーニングを取り入れた日本文化についての授業を英語で行い、生徒が目を輝かせて喜んでくれたことは、自分にとって大きな自信へと繋がった。