留学内容
主な留学目的は2つあり、心理学の最先端であるアメリカの大学で心理学についてのより深い知識を得ることと、アメリカでの障がい者支援について実際の経験を通して学ぶということです。
日本でも臨床心理学を専攻していたので、アメリカではその知識をもとに、障がい者の発達や支援について心理学の視点から学ぶことができる授業を中心に履修しました。それと平行して、週に1回程、障害のある大人の暮らすグループホームを訪れ、その中の1人のバディーとして話し相手になったり一緒にさまざまな活動をするというボランティアを行いました。また、大学の学期修了後に1ヶ月程、障がい児と健常児の統合保育を行っている学校で、実際のクラスに入って子ども達と直接関わるというボランティアを行いました。
初めての海外で、自分でボランティア先を探したり、英語で子ども達と関わったりと苦労もありましたが、大学の授業で知識を得るだけでなく、それを実際の現場とつなげて考えることができたり、また日本との違いについて考える機会にもなり、とても学ぶことの多い留学となりました。