留学大図鑑 留学大図鑑

長谷部貴子

出身・在学高校:
国際基督教大学高等学校
出身・在学校:
宇都宮大学大学院
出身・在学学部学科:
農学部生物生産科学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年01月15日 初回執筆日:2018年01月15日

研究留学(メダカ)

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Purdue大学 Forestry and Natural Resources
  • アメリカ合衆国
  • インディアナ州
留学期間:
6か月
総費用:
12,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 960,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 740点、英検準1級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 825点>

留学内容

4月から9月までメダカの性を用いて環境汚染を調べるシステムの確立の研究を
行いにアメリカのPurdue大学へ留学しました。
国際学会に参加し、自分の英語能力では海外の学者と会話することができないと感じ、
研究留学をしようと考えました。
しかし、留学によって休学や留年をしたくなかったので、
卒業期間や就活期間に影響のないこの時期に決めました。
半年という期間で研究成果を出せるのか元々不安でしたが、
留学後引き継ぎのトラブルなどがあり、結果として思っていたような
データを出すことはできませんでした。
データは出ませんでしたが、研究者同士で会話ができるようになったり、
海外との研究環境の差を知ることができたりと、
学ぶことはたくさんありました。

留学の動機

国際学会に参加し、自分の英語能力では海外の学者と会話することができないと感じ、
研究留学をしようと考えました。
また、同時期にトビタテ!の地域人材コースがあることを知り、
金銭面的にも留学が現実的になり、留学することを決めました。

成果

研究留学という面では、思っていたような研究成果が出せず、
残念でしたが、それ以外にも学ぶ点はたくさんありました。
日本とアメリカでの研究環境やルールのちがいや
思ったよりも自分の専門分野では英語面で不自由しなかった点など
留学するまで知らなかったことを知れました。

ついた力

研究、適応能力

日本よりもアメリカの研究室は研究において放任主義で、
ほとんどの研究内容や進め方を自分で決めなければなりませんでした。
また、日本と同じ目的の研究手法でも、
ラボの施設や試薬、研究ルールのちがいによって
やり方を変えなければならず、双方のやり方を理解しつつ、
自分にとってベストの手法を考え、研究を進めていきました。

今後の展望

日本に帰国し、新たなテーマに現在取り組んでいます。
アメリカでの研究内容は、ラボメートが引き継いでくれており、
データが全てで終わったら連絡を取り合って
解析を一緒に行い、論文を作成する予定です。

留学スケジュール

2017年
3月~
2017年
10月

アメリカ合衆国(インディアナ州)

研究留学:
現在日本で所属している研究室での研究内容の応用研究にあたる研究を行っている
研究室にて研究留学を行いました。
大学院進学の4月にアメリカのPurdue大学へ研究しに行き、
大学の前期と夏休み期間に留学を行いました。
アメリカの研究室では、研究内容は似ていながらも、
国のルールや設備品の違いによって、
研究手法が異なることを学びました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

研究室にて教授とラボメートと
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中お世話になった人はたくさんいます。
知らない場所だからこそ、出会いのきっかけに積極的になっていくべきだと思いました。
その1つが、大学であったアメリカの家族と留学生をマッチングするプログラムです。
研究留学でなかなか現地の人と仲良くなる機会がないので、
アメリカの家族と知り合いになれ、いろいろな”アメリカ”を紹介してもらい、
とても楽しい時間を過ごすことができました。

家族とみんなで最後のディナー

準備費用の支給時期

  • 費用 : 費用準備

大学によって異なるかもしれませんが、トビタテ!の準備費用は私の場合
出国月まで振り込まれませんでした。
奨学金を借りて留学しようと考えている人の中には、
家族になるべくお金の迷惑をかけずにしたいと考えている人は多いのではないでしょうか?
私も全て自分で賄おうと考えていたのですが、
準備だけは足りず、準備費用がトビタテ!から振り込まれるまで、
両親から借りることになりました。
旅費から保険、VISAの取得と思っている以上に初期費用がかかります。
準備費用はすぐには振り込まれないので、あまりあてにせず、
自分で初期費用分は蓄えておくことをお勧めします。

留学前にやっておけばよかったこと

私の場合は研究留学だったので、
もっと積極的に相手のラボと連絡を取り、研究内容を詰めておけばよかったと思いました。
相手側が、大丈夫だよ!という言葉に安心しないで、
迷惑かな?と思うくらい積極的に連絡を取った方がよかったと後悔しました。

留学を勧める・勧めない理由

海外に行って別の環境に自分を置くことは、
いろいろな発見に出会えると思います。
しかし、その内容と自分の日本での勉強や休学・留年のことも考慮に入れて
天秤にかけて、その自分の計画する留学で得られるものがそれに見合うものなのかを
考えることも大切だと思います。
留学計画をしっかり練ることは大切だと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

出会いに積極的になって、有意義な時間を過ごしてください。