留学大図鑑 留学大図鑑

三輪潤平

出身・在学高校:
岐阜県立大垣北高等学校
出身・在学校:
京都大学大学院
出身・在学学部学科:
工学研究科社会基盤工学専攻
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年03月18日 初回執筆日:2019年03月18日

ランドスケープ先進国アメリカでインターン

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Asakura Robinson Company
  • アメリカ合衆国
  • ヒューストン
留学期間:
1年
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

ランドスケープデザイン事務所でインターンをしました.具体的には,ランドプケープデザインに関わる主な業務(基本計画・基本設計・実施設計・施工管理)に,様々なスケールのプロジェクト(街路樹の更新計画・広場の設計,多目的球場の改修に伴う公園の設計,個人住宅の庭園の設計,大学キャンパス内のパブリックアートの更新計画,大学施設,倉庫のリノベーションに伴う広場の設計など)で参加させて頂くことができました.その中でも特に印象に残っているのは,ヒューストンの中心部に隣接するイーストダウンタウンを対象としたプロジェクトです.ここはもともと工場地帯であり,街路もそれに合わせて大きく作られていたのですが,今では多くの土地が空き地となっており,そこに新しくアパートや商業施設を作ろうという動きがある中,街路は旧態依然として取り残されている状況でした.そこで将来の「街路再編」を見据えたデザインシャレットがライス大学の主催により開催されました.そのデザインシャレットに私は会社の同僚とチームで参加し,優勝を果たしました.しかし個人的にはその場での私の貢献度は大きいものではなかったという反省や悔いのようなものが残り,自分は会社のためヒューストンのために何が貢献できるか考えた結果,シャレットの案を実行するためのイベントの開催を実施できました.

留学の動機

・就職する前に長期間の海外経験をしてみたかった
・専門の勉強のために多くの場所を体験したかった
・自分を追い込んでみたかった

成果

・East Downtownのデザインシャレットで優勝し,またその後のプロジェクトを生み出すためのTactical Urbanimを実践した.0から1作り出す時の,周囲を巻き込む力やプレゼン力などを学んだ.

ついた力

どんな環境に出てもやっていけそうな力

・非常に多くの人,文化の違う人たちとの出会いや日々の生活を通して,そして何よりインターンを通して,たいていのことは何とかなる様な精神力がついた.
・仕事においても,私生活においても,コミュニケーションの取り方の大事さを学んだ.アメリカと日本では背景が違うけど,基本的なことは相手が誰でもどこへ行っても同じ.

今後の展望

・土木とランドスケープが融合した設計をバランス感覚よく行っていきたい.
・世界のパブリックスペースをもっともっと豊かにしたい.

留学スケジュール

2016年
10月~
2017年
10月

アメリカ合衆国(ヒューストン)

ランドスケープデザイン事務所でインターンをしました.ランドプケープデザインに関わる主な業務(基本計画・基本設計・実施設計・施工管理)に,様々なスケールのプロジェクトで参加させて頂くことができました.その中でも特に印象に残っているのは,ヒューストンの中心部に隣接するイーストダウンタウンを対象としたプロジェクトです.ここはもともと工場地帯であり,街路もそれに合わせて大きく作られていたのですが,今では多くの土地が空き地となっており,そこに新しくアパートや商業施設を作ろうという動きがある中,街路は旧態依然として取り残されている状況でした.そこで将来の「街路再編」を見据えたデザインシャレットがライス大学の主催により開催されました.そのデザインシャレットに私は会社の同僚とチームで参加し,優勝を果たしました.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

デザインシャレットの様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

道路にテープを貼って駐車場をつくる実験をした時のことです.その後,何日間かテープを剥がすのを忘れて放置していたら,警察から「剥がしてくれ」と連絡が来て剥がしたのですが,日焼けのあとが道路にくっきり残ってしまい,テープをはがした後も駐車場の線が残った様な状態になりました.すると,人々は,テープも何もなくても,その場所を「駐車場」として使い続けていて,人間の面白さを感じました.

テープ実験の様子(これは駐車場ではない)

アメリカで,自分の専門分野で,インターンシップをする

  • 留学先探し : インターンシップ

アメリカでのインターンをする準備には,相応の時間と手間がかかります.
まずアメリカは移民大国であるからこそ,ビザが非常に厳しいです.ですが,取ることは可能です.

まず私はインターン先を探すところから始めました.インターン先を探すには,何かのプログラムを利用するか,自力で探すかの方法があると思いますが,私の学びたい分野では相応しいプログラムはなかったので,最初は自分でいくつも会社に直接連絡してました.ですがなかなか決まらなかったので,最終的には,アメリカで職務経験のある方が編集された本を読んで,その人に連絡をして相談し,その人に紹介して頂いてインターン先の会社が決まりました.ですので,アメリカの会社とつながりのある方に相談するのが,インターン先を見つける早い方法だと思います.
インターン先さえ決まれば,ビザは自分で申請することができます.ビザの費用は大学に研究留学に行くよりも,結構かかるので,それだけは覚悟が必要です.

留学前にやっておけばよかったこと

もっとアメリカのいろいろな地方のことについて勉強しておけばよかった.

留学を勧める・勧めない理由

明確な目的がある人は留学すると良いと思います.
何となく留学に行って,行ってからやりたいことが見つかった!とかいう話も聞きますが,全員がそうなるかはわかりません.それに対して前者の様な人は,行けば全員何かしら成長して帰ってくると思います.

これから留学へ行く人へのメッセージ

時間を無駄にしない様にしてください.
何かあったら誰にでもいいので,声に出して伝えてください.

留学楽しんで来てください!