留学大図鑑 留学大図鑑

今野 莞太

出身・在学高校:
宮城県古川黎明高校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

トビタテに関してはもちろん、それ以外の様々な活動も共有していこうと思うので、ぜひ僕と友達になってください。


最終更新日:2018年03月15日 初回執筆日:2018年03月15日

『日本ではできない』をする~本場の航空~

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • VGC International College
  • アメリカ合衆国・カナダ
  • バンクーバー、シアトル
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 450,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

 僕がこの海外研修で掲げていたテーマは二つありました。一つは異文化理解、そして二つ目は本場の航空産業に触れることです。僕の夢は航空に携わることです。航空という国と国とをつなぐ産業において、安全な空の交通のためには一人ひとりが異文化の壁をなくす必要があると考え、異文化理解を一つのテーマにしました。
 また、日本ではまだ飛行機が特別な乗り物という意識が残っていると感じます。この意識こそが海外との距離を遠ざけ、留学をも拒んでしまっているのではないかと考えました。そこで北米の身近な航空に肌で感じ、何らかを得たいと考えもう一つのテーマにしました。前者では、語学学校に通い、様々な国籍の留学生と交流することができました。ニュースや新聞で見聞きするような印象とは全く違い、自分の固定概念は大きく覆されました。日本にいるとただ単にニュースや新聞情報を鵜呑みにしてしまいがちですが、情報に対して受け身になっていてはいけないと強く感じました。
後者では、大きな衝撃を受けました。免許も持っていない僕が小型機を操縦することができたんです。もちろん隣にはベテランパイロットがいましたが。現地での飛行機の位置づけが日本とは大きく異なることを肌で感じました。また航空は現地の方にとって国をも支える大きな産業になっていて、そういった面からも飛行機が身近になっていることを感じました。

留学の動機

僕はもともと海外に興味がありました。というより、かぶれていました。そんなときトビタテを見つけ、海外というワードに反応した僕は早速応募することにしました。初めこんなアホな入り口でしたが、トビタテを見つけて自分のやりたいことについて深めていくうちに『日本にはないもの』が海外にはある、そんな魅力に取りつかれていきました。

成果

日本では中国や韓国に関する悪いニュースが報道されますが、交流する中でニュースのようなことは感じさせず、情報はただ受け身になって鵜呑みにしてはいけないということを強く感じました。
また、現地での『飛行機』というものの位置づけが日本とは全く異なることを肌で感じました。航空産業が国を支える大きな産業になっていて、そういった面からも現地の人にとって飛行機が身近になっているということを感じました。

ついた力

何とかなるだろう力

僕は留学中様々なヘマをしました。4時間授業に寝坊したり、バスを乗り間違えて遠く旅をしてみたり……。それでも合言葉は『何とかなる』。たいていのことは何とかなると思います。というのもまだどうにもならない体験をしたことがあまりないからかもしれません。でもそんな体験があまりないからこそ怖いもの知らずでなんでも思い切り行けると思います。僕はまだ若いです。思い切りいかせていただきます。

今後の展望

今後大学に進学し、またトビタテに応募しようと考えています。大学トビタテ(もし首尾よく合格通知を受け取ることができれば)では航空に分野を絞り、今回感じたことをより専門的に考えていき、将来目指している航空産業に生かしていきたいと思っています。

留学スケジュール

2017年
7月~
2017年
8月

カナダ(バンクーバー)

ほとんどの時間をバンクーバーで過ごしていました。VGC International Collegeに通い、様々な留学生と交流することができました。現地ではホームステイをしていて、僕のホストファミリーは複数の留学生を受け入れる家庭だったため、家に帰っても気が緩むことなくエンジョイできました。平日にはVGCに通い、週末を使ってカナディアンフライトセンター(パイロット養成スクール)、バンクーバー空港(YVR)を訪れ、現地の方からお話を伺ったり、実際に体験したりしました。上記の通り、語学学校や航空機関では感じるものがたくさんあり、とても充実した生活でした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ルームメイトと夕食を食す
カナディアンフライトセンター(私、機長初フライト)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2017年
8月~
2017年
8月

アメリカ合衆国(シアトル)

一日だけの訪米でした。目的はエバレットにある、ボーイング機体工場。この街の人のほとんどは航空関係に勤めていて、街全体が航空の都。シアトルの街中まではいくことができませんでしたが、大きな産業をまじかで見ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ボーイングエバレット工場にて楽しみの笑み
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

カナダは福祉を重んじている国らしく、電車やバス、さまざまな施設に誰でも使えるような工夫が凝らされていました。また、電車などに乗っているとたくさんの気遣いが見られました。例えば、高齢者が電車に乗る際にサポートしてあげたり、車いすに乗る人の手助けをしてあげたり、心温まる場面に多々出会いました。さぁ、僕も。ある日、電車に乗っていると少しお年を召した方がたくさんの荷物を持って乗り込んできました。席はすべからく埋まっていたので席を譲ろうと声をかけ、そこに座ってもらいました。がしかし、荷物が多いせいで僕の譲った狭い一席ではかえって窮屈になり、なんだか立っていた方が楽なような。立った方が楽ですね、とも言えず、終始微妙な雰囲気で地獄を見ました。慣れないことをさも通な感じでやるのはよくないです。それでも僕の気遣いに対して笑顔で振るまい、いやな顔一つ見せなかったあの方、真の気遣いを感じます。そんなこの国が好きになりました。

特に画像はないので毎朝通ったバンクーバーの通学路

語学学校は時期が大切!

  • 留学先探し : 語学学校

語学学校に通う際には、時期を吟味した方が良いと思います。これは僕の失敗談になりますが、僕はバンクーバーに行きました。しかし、みなさんご存知の通りバンクーバーは日本人にとても人気が高い場所なので8月あたりにきてしまうとクラスの大半が日本人という、とてつもなくカオスな状況になってしまいます。せっかく海外に来たのに、意識して他国籍の留学生と交流しなくてはならないというあまり意味のない留学になってしまうかもしれません。そこで、語学学校ではなく現地の高校や大学、また語学学校に通いたい場合も時期を考えたり、場所を考えたりする必要があると思います。実際に僕も7月から8月というこれまたありがちなハズレを自ら引いてしまいました。僕の学校にもたくさんの日本人学生が在籍していて日本村と化しました。ぜひ、参考にしていただけると幸いです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

アクティブになることが大切だと思います。海外では日本でできないことが盛りだくさんです。留学大図鑑に上がっているみなさんのコメントと同じようなことしか思つかないのでもうやめます。
ぜひ自分のやりたいことを精一杯やってきてください!