留学内容
2014年9月からフランスのリヨンに留学。初めの2週間は語学学校でフランス語の集中講座を受講。9月中旬から2015年5月まではリヨン政治学院で労働・政治・法律を中心に勉強しました。とりわけ、労働については留学の目的のメインであるため、一番力を注ぎました。フランスでは有給取得が当然であり、年に最低5週間の有給を取得可能。日本とは違い、細切れに取るのではなく、まとめて5週間とることも可能です。フランス人労働者の権利に対する意識は強く、彼らは私生活と仕事のバランスに対する意識も高いので、週35時間労働制・週休2日の中、家族との生活をとても大切にしています。このような労働制度がどのようにして成り立っているのか、その仕組みをリヨン政治学院で法的視点、政治経済的視点、宗教的視点から見つめ習得し、日本で過労死や仕事うつが少しでも減るように日本社会に還元したいと考え、留学を計画しました。