留学内容
免疫学の分野において世界トップクラスの技術力を有する英国オックスフォード大学のジェンナー研究所でマラリアワクチンの開発研究を実施する実験・技術修得重視の留学をしました。
日英の研究者が開発中の次世代ワクチンプラットフォームの技術を修得することを目標に、ワクチン開発が非常に困難とされるマラリアのワクチン開発に挑戦し、動物モデルの基礎研究を出発点として臨床応用への橋渡しを目指す Translational Research を進めました。
具体的には、自らワクチン接種や遺伝子組み換えマラリア原虫による動物実験・各種免疫解析実験を実施し、日本では実施できない感染症に対するワクチン開発の進め方、実験データの解析手法を学ぶとともに、実験結果を現地の同年代の学生や著名な研究者と適時議論しプレゼンテーションを行うことで、課題解決力や Negotiation & Influencing スキルの向上に努めました。