留学内容
私はヨーロッパの難民支援活動に興味があり、イギリスのシェフィールドで6か月間ボランティア活動を行いました。私が所属していた「city of sanctuary Sheffield」 という団体は「create a culture of welcome for refugees」を目的として作られたボランティア団体で、日々多くの難民が支援を求めオフィスに集まってきました。私が6か月間行っていた活動は曜日ごとに異なり、例えば「cooking class」では難民たちとランチを作ったり、「lunch meeting」ではランチを一緒に食べながら一週間の出来事や悩み事を共有してもらいアドバイスをする活動を行っていました。その中でも一番大きな活動は毎週水曜日に行っていた「Drop in」という活動で、シェフィールドの難民支援のボランティア団体が一つの会場に集まり、難民はそれぞれの団体から様々な支援を受けることができました。私たちの団体は古着援助を行っており、私はその受付や入り口でお茶やお菓子を配る活動を行っていました。平日のボランティア活動の他にも難民支援の経験がある人に個別でインタビュー活動を行ったり、シェフィールドの難民支援システムを学ぶために論文購読を行いました。その結果、半年間で難民側の視点のみではなく様々な視点からイギリスの難民支援に関して学ぶことができました。