留学内容
インドネシアの内科、脳外科、公衆衛生について学んだ。内科では結核既往の患者さんを担当に、英語での問診・診察、カルテ記載、カンファレンスでのプレゼンテーションを行った。脳外科では、大学病院やその関連病院にて手術に立ち会った。公衆衛生では、現地語で保健所という意味であるプスケスマスにて、主に母子保健や生活習慣病講習について学んだ。
最終更新日:2020年07月21日 初回執筆日:2020年07月21日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
インドネシアの内科、脳外科、公衆衛生について学んだ。内科では結核既往の患者さんを担当に、英語での問診・診察、カルテ記載、カンファレンスでのプレゼンテーションを行った。脳外科では、大学病院やその関連病院にて手術に立ち会った。公衆衛生では、現地語で保健所という意味であるプスケスマスにて、主に母子保健や生活習慣病講習について学んだ。
幼少期にインドネシアに3年8か月間住んでいた経験があり、再度行きたいという気持ちがあった。医学部最終学年となった今、インドネシアの医療がどのように自分の目に映るか興味があり、今回の留学を志した。
生活背景の全く異なる人たちと関わることで、多様な方との相互理解力を高めることができた。また、どんな環境でも生きて自分のやるべきことをする精神力が養えた。また、この経験は将来の自信となり、自分の行動や考え方に影響していくと思う。
精神力
日本とは全く異なる環境で生活できた経験は、これからの自信になると思う。特に医師は、多忙のために時に辛い状況があると思うが、そういった場面であっても、今回の留学で得た自信が糧となり乗り越えていけると信じている。
まずは幼少期からの夢である小児科医を目指したい。元々活動拠点として、世界的な舞台で働きたいと考えていたが、今回の留学を通して、その思いはより一層強くなった。
2018年
5月~
2018年
6月
インドネシア第5の都市であるスマランで臨床実習を行った。主に大学病院での実習となったが、地域の病院へも出向く機会があり、多様な医療を目にすることができた。アパート一人部屋での生活であり、あまり不安もなく過ごすことができたが、やはり日本と環境が違う分、ストレスを感じていた部分もあったように思う。現地の医学生とコミュニケーションを密にし、総じて楽しく過ごすことができた。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
約20年前にインドネシアに住んでいた際、貧しい子供達が物乞いに来る様子を見て、どうにかこの子供達を救うことはできないかと考えたことが医師を目指したきっかけだ。今回の留学では、インドネシアの衛生環境についても注目して実習に臨んだ。過去に経験したよりは衛生環境のレベルは向上していたが、日本の清潔さに慣れている自分にとってはまだまだ不十分に感じられた。その中で町中には貧しい子供達が少なからずおり、やはり自分はグローバルな舞台で、小児に対する医療を扱う医師を目指そうと確信した。
いざ留学に行くとなるとやはり一番大変なのは準備ではないかと思う。一般に必要な準備はもちろん、その国や地域に特別必要な準備もある。書類や保険、航空券や住宅の準備は早めに。自分の留学先と同じ場所に行った知り合いがいるのであれば、一度必要なものを聞いてみると良い。