留学大図鑑 留学大図鑑

Kei

出身・在学高校:
福島県立橘高等学校
出身・在学校:
千葉大学
出身・在学学部学科:
法経学部法学科
在籍企業・組織:
Glasp Inc.

留学に関する質問はfacebook・Twitterのメッセージにお気軽にご連絡ください。


最終更新日:2024年02月22日 初回執筆日:2024年02月22日

ジャカルタの不動産企業でインターンシップ

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • インドネシア大学
  • インドネシア
  • ジャカルタ
留学期間:
6週間
総費用:
250,000円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC740> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC740>

留学内容

始めの2週間はインドネシア大学でインドネシアの語学、文化研修でした。
午前中はインドネシアの歴史や経済、文化、法律、国の制度、日本との関係等の講義を受け、午後にはインドネシア語の基礎的な講義を受けました。ホームステイをしており、私はインドネシア大学に通う学生の家に住んでいました。
その後4週間のインターンシップでした。私が行った企業は日本人の方が約25年前に起業した、主に日本人向けにサービスアパートメントを提供する会社で、従業員は社長以外皆インドネシア人というローカル色の強い会社です。私はそこで書類の作成やまとめ、アパートメントの視察や問題の聞き取りや対応策の報告、ミーティングへの参加等を行いました。

留学の動機

私が海外インターンシップに参加した理由は以下の3つです。
1.海外で働くという事を経験したかったから。将来的に日本と海外を繋ぐ仕事をしたいと思っており、
その土台になると考えたから。
2.身近に不動産関係の仕事に従事している方が複数おり、興味があったため。
3.海外インターンシップでの経験を将来のキャリアに繋げたいと思ったから。

成果

海外、特に新興国で働くというイメージが出来ました。日本とは違う環境では、どのような問題が起こるのか、それは宗教や文化、考え方の違い等、どのような原因に由来するのか、それに対してどのように対処するのかという事を見聞きしながら肌で学ぶ事ができた。また、実際に経営者がどのような道を辿ってきたのか、物事の捉え方や考え方を学ぶ事ができ、自らの糧にすることが出来たと思います。

ついた力

異文化理解力

私が行ったインドネシアはイスラム教徒が9割を占め、宗教が生活に深く根付いた国です。日本とは環境が大きく異なり、多くのカルチャーショックを受けました。コミュニケーションを取り、物事を前に進めて行く際も、文化や考え方の違いから上手く行かない事も多々ありました。その中で、相手がどう考えるのかという事を理解し、お互いに認めあっていくことがとても大切になります。私は今回、それらを学ぶ事が出来ました。

今後の展望

2017年3月末よりアメリカ・ワシントン大学に1年間留学予定。
マーケティングを中心とした経営・ビジネスを大学にて2セメスター学び、3ヵ月以上のインターンシップを現地にて行う予定。
将来的に経営分野でのコンサルタント業を志望しており、帰国後に就業希望のため、アメリカ在住中に就職活動を行う予定。

留学スケジュール

2015年
9月~
2015年
9月

インドネシア(ジャカルタ)

インドネシア・ジャカルタの不動産企業PT. Ertona Dwichahaya Propatiにてインターンシップ。主に日本人向けにサービスアパートメントを提供している企業で、日本人の方が約25年前に起業し、社長以外は皆インドネシア人というローカル色の強い会社です。インターンの1週目はオフィスにて、書類のまとめやFAX、電話対応、アパートメントの予約書や夕食メニューの作成等を行いました。2週目は社員の方とアパートメントの視察です。1日3~4件廻り、各アパートメントの長所や発生している問題、稼働率、従業員等について、マネジャー・従業員と話し合い、帰社後報告する業務を行いました。3、4週目は1週目と同じ業務をこなしつつ、マネジャーやオーナーと会議がある場合は社長に同行し、同席させていただきました。移動中や食事中はジャカルタの事情や将来の展望を教えて頂きました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

45,000 円

インターン先の企業のHanyさんと。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

45,000 円

2015年
8月~
2015年
8月

インドネシア(ボゴール)

インドネシア大学に2週間留学し、インドネシアに関する講義と基礎的なインドネシア語の講義を受講しました。午前中はインドネシアの歴史、文化、経済、法律、国の制度、日本との関係等の講義、午後はインドネシア語の講義でした。また、講義以外にもボゴールの植物園や博物館に出かけ、体験学習をすふ日もありました。ホームステイしていたのですが、私の滞在先はインドネシア大学の学生で私達のサポートをしてくれる人で、日本語を勉強していたので、毎晩遅くまで日本語を教えたり、インドネシアの事を教えてもらいました。休日はホストファミリーと共にジャカルタ散策に出かけました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

64,000 円

生活費:月額

25,000 円

インドネシア大学のアシスタントのダニエル君と。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

64,000 円

生活費:月額

25,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

私はインドネシアの人々が好きになりました。インターンに行く前、私はインドネシアに対して少し不安を感じていました。というのも、日本は先の大戦においてインドネシアに侵攻しており、戦争に関する問題を隣国と抱える日本に対してはあまり良い感情を抱いていないのではないかと思ったからです。しかし、実際にインドネシアの人々に会ってみると、皆人懐っこく、日本に対する興味が強く、たくさんの質問を受け、私の不安はすぐに無くなりました。インドネシアの人々はとても穏やかで、ジャカルタという大都市にいても、焦燥感はなく、それでいて活気に満ちており、とてもユニークな街に住んでいます。6週間の滞在を通し、常にたくさんののメッセージや励ましの連絡をもらい、異国の地に居ても寂しさ等は全然感じませんでした。帰国から1年半経った今でも連絡は取り合っており、数人とは日本で再会しています。そんな愉快なインドネシアの人々を僕は大好きです。

スターバックスにて。友人のインターン先のMarniさん。

英語が全く話せなかった私のコミュニケーション英語上達方法

  • 語学力 : 英語

私がインターンに行ったのは大学3年時の夏休みです。海外経験は大学2年時の春休みにタイへ2週間程短期留学しただけで、英語はほとんど話せませんでした。しかし、インターンは英語で行われるので、短期間でのコミュニケーション英語の上達が必要でした。そこで私は3年進級時に学内で行われているiElTSの対策講座を受講することにしました。講座ではスピーキングとライティングの練習・対策をしてくれるので、アウトプットの練習になります。また、それ以外にも英語を話す機会を増やしたいと思い、留学生が行っている1to1のレッスンにも週に2~3回通いました。自宅や図書館、電車で英文法や英単語の勉強をしていたので、インプットとアウトプットの繰り返しで短期間で英語のレベルを上げる事が出来ました。普段私が英語学習をする際に意識していたのは、日常生活で起こっている事や普段考えている事を英語では何と言うのかと考える事です。それらを頭の中で英語に翻訳する事で、実際に話す時も英語が出てきやすいですし、自分にとって身近な事から始められるので、効率よく勉強出来ます。私はの方法で1セメスターでスピーキングのレベルを上げ、インターン中の英語での業務も乗り切る事が出来ました。

留学前にやっておけばよかったこと

もっと勉強しておけばよかったと思います。留学される方は、英語や留学先についての勉強を多くされると思います。実際、それはとても大切だと思います。しかし、私は海外経験を通して、自らが日本人であるということを強く自覚させられました。その中では、自らが日本人としてのアイデンティティーを持ち、日本の事を深く広く理解し、それを伝えていける事の方が大切だと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は行く前と留学中も課題の発生と対処の繰り返しです。思い通りに行くことはほとんどなく、心が折れそうになる事が多々ありますが、それでもそれが当たり前だと割りきって、諦めずに課題に立ち向かって行くことがとても大事だと思います。留学先は日本と大きく異なる環境で様々な事に心を揺り動かされ、新たな発見に満ちています。それらを最大限に吸収し、実り豊かな留学に出来るよう頑張ってください。