留学内容
私は国内の国立大学の大学院で応用化学を専攻し触媒開発の研究をしています.今までほとんど日本以外で生活したこともなく,自分とは異なるバックグラウンドを持った人と協働したこともなかったため,海外に留学することで多様的な環境で研究することを体験したい,また,世界の研究レベルとその中での自分の位置を実感したいと思い,トビタテ留学JAPANに応募し,EUが支援している研究機関EBRI (European Bioenergy Research Institute)に留学(4か月)しました.EBRIには世界中から集まった博士課程以上の研究者が所属していて,私はそこで自身の触媒の解析とポスドク研究者との共同研究を行い,修士研究を深めることができました.その研究室で,私は解析機器の原理や結果の解析方法を学ぶことの重要性や,短時間集中して研究を行いプライベートも充実させることの重要性などを学びました.また,逆に日本の研究レベルの高さや日本人研究者の高い教養や勤勉さに気づくことができ,自分に自信が持てるようになりました.