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まお

出身・在学高校:
千葉県立千葉東高等学校
出身・在学校:
千葉大学
出身・在学学部学科:
国際教養学部
在籍企業・組織:

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最終更新日:2018年10月02日 初回執筆日:2018年10月02日

現地の高校生活を体験、環境・日本を考える

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・現地校留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Maroochydore State High School
  • オーストラリア
  • クイーンズランド州
留学期間:
10週間(1学期間)
総費用:
850,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 700,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級>

留学内容

オーストラリアで現地の公立高校に1学期間通いながら、環境問題や世界から見た日本の姿について学びを深めました。同学年のオーストラリア人と同じ授業を受けたり、環境学習のためにフィールドワークをしたり、日本の印象を問うアンケート配布や日本語の授業で文化交流をしたりしました。
留学中は楽しいことも嫌なこともたくさんありましたが、1~2年経って記憶に残っているのは楽しい思い出ばかりです。

留学の動機

いつか留学したいという夢はあったものの、当初高校時代に留学するつもりは全くありませんでした。親しい友だちが高校1年生の夏にカナダへ留学したのを見て、高校生でもできるんだ!と思い準備を始めました。同時に、課外活動で学んでいた環境問題をもっと実践的に勉強したい、日本の外から日本を見つめ直してみたい、という想いも実現できると考え留学に踏み切りました。

成果

環境問題に関しては学びの機会を得ることが難しく苦戦しましたが、シュノーケリングや植林を体験したり、環境保護を仕事にしている方に近くの林を案内して頂いたりしました
「世界から見た日本」に関しては、現地の様々な人に日本に対する印象を問うアンケートを実施した一方で、現地の友人・世界各国からの留学生・ホストファミリーとの関わりの中で私自身が”日本”を感じる場面も多々ありました

ついた力

よくわからずともとりあえず飛び込んでみる力

留学中は文化の違いや言語の壁により、「次、何するか」「それ、自分はできるのか」が全くわからないことが何度もありました。それでもとりあえずやってみると新しいことがたくさん知れたし、帰国後もその精神が残っているなと感じています。

今後の展望

留学前は環境に興味があったためそちらの道に進むことを考えていましたが、留学を経て進路を修正し、今は国際と名の付くものを勉強しています。大学在学中にもう一度海外へ留学する予定です。

留学スケジュール

2016年
7月~
2016年
9月

オーストラリア(クイーンズランド州)

クイーンズランド州の州都ブリスベンから車で2時間くらいのところにある静かな街で、ホストファミリーと生活していました。ホストとはとても仲良くなることができ、私の帰国以来1年毎に互いの国を行き来して会っています。
学校は歩いて10分くらいのところにあり、英語・数学・日本語・歴史・観光などを学びました。留学生一人ひとりにバディがついてくれたためそこから友達の輪を広げていき、また他国からの留学生と友達になれたのもとてもよかったです。
週末には友達と海やショッピングセンターに遊びに行ったり、ホストが様々なところに連れて行ってくれたりし、とても良い思い出になりました!

費用詳細

学費:納入総額

400,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:保険・ビザ・渡航費

100,000 円

学校のクラスルーム
費用詳細

学費:納入総額

400,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:保険・ビザ・渡航費

100,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

オーストラリア人のあたたかさとおおらかさ

私が困っていると見知らぬ人でも声をかけてくれ、細かいことは気にせず、みな自分の人生を楽しんでいるんだなあという印象を受けました。
日本にいたときの私は、目の前の宿題に追われたり電車の乗り継ぎにピリピリしたりしていましたが、もっと余裕をもってまわりに配慮しながら楽しく生きることができればそれでいいじゃないか!と思うようになりました。

浜辺での時間の流れが好きだった

英語漬け!

  • 語学力 : 英語

初めのころは話し相手が言っていることも教科書に書いてあることも全く分からず、自分も言いたいことが言えずレポートも書けずと何もできませんでした。
しかし、周囲の友だちが優しい英語で話しかけてくれたり、ホストファミリーが根気強く私の英語が出てくるのを待ってくれたり、毎日授業を受けたりしているうちに、少しずつ語学力は上がっていきました。
学期が終わるころには自然な会話が成り立つようになってきて、最初は完成に20時間くらいかけていた授業のワークブックも最後には3時間程度で終えることができるようになっていました。
私の留学先には日本人が全くおらず、何をするにも"本当に英語だけ"という環境が良かったのかもしれません。語学力をUPさせるためならおすすめです。

家で宿題に取り組んでいるところ

「トビタテ!留学JAPAN」にお世話になりました

  • 費用 : 奨学金

「トビタテ!留学JAPAN」の奨学金を得て、授業費&ホームステイ費の全てと渡航費の一部を支援していただきました。トビタテの研修で出会った仲間とは今も連絡を取り続け、彼らの積極的な姿勢にいつも刺激を受けています。金銭面で支援してくれるだけでなく、留学を私たちの人生にうまくはめ込む手助けをしてくれるところもトビタテの魅力です。

トビタテ!留学JAPAN

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強をもっとしてから行けばよかったです。
会話は行ってからの方が絶対伸びますが、単語など日本でもできることは日本でしてから留学した方がいいと思います。渡航後しばらくして何となく会話できるようになっても単語がわからなければその先に進めませんし、留学中に単語帳とにらめっこしているのはもったいないです。

留学を勧める・勧めない理由

留学をお勧めします。
今まで当たり前だと思っていた習慣と全く別のことが示されたとき、自分には思いつきもしないような考えをもっている人と出会ったとき、自分で勉強した言語のみの環境で生活していくとき、その全てが純粋におもしろいからです。ぜひみなさんにも留学中の非日常感を味わってほしいです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学の第一歩は準備だと思います。説明会や相談会に足を運んだり、情報溢れるネット上をリサーチしまくったり、書類にこまごまと書き込んだり...
行く前からもう嫌になる気持ちはとてもわかりますが、もうひと押し、頑張ってください!
留学は行ってしまえば何とかなります笑
みなさんが素敵な留学を実現されるよう願っています。