留学大図鑑 留学大図鑑

竹田 葵

出身・在学高校:
関東国際高等学校
出身・在学校:
MONASH University Malaysia
出身・在学学部学科:
Business and Commerce
在籍企業・組織:

現在、Monash University Malaysia でSchool of Business, Bachelor of Business and Commerce に在籍している竹田葵です。
大学では学生会の役員も務めていますので、Monash に興味のある方、留学生活などに興味のある方などいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください♪
Instagram: mylifeasaoi


最終更新日:2021年11月11日 初回執筆日:2021年11月11日

異文化との調和

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Newton Moore Senior High School
  • オーストラリア
  • パース
留学期間:
17日間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

高校2年次の夏休みに、語学、英語力の向上ももちろんですが、「異文化コミュニケーション」を留学の大きなテーマとして持ち、言語のみならず文化での交流を通して人と人との理解を深めたいという留学の目的がありました。
留学前の経験から、人は言葉だけでなく、文化などの個人のバックグラウンドを知ることによってお互いの理解を深められると考えていた為、留学中には自分の関心のあった日本を代表する文化である「百人一首」、「日本のアニメ」を通して現地の高校生、小学生、幼稚園児達と交流を深めました。
具体的には、百人一首は全て英訳していき、百人一首の歴史、意味、遊び方などを紹介しました。自ら自国の文化を紹介し関心を持ってもらえたことで、会話のきっかけ、また会話している相手、その人の背景ををより知りたいという動機付けにもなり、会話を深め相手をより受け入れられるようになりました。その例として、百人一首紹介している際に、日本人の立場からでは疑問に思わないようなことを聞かれたり、どの和歌が好きだと話し合ったりするなど新しい発見があったとともに、文化は違えども共感できるものがあると知れました。
このような活動を通して、多様な考え方や、行動力を身に付けられたと思います。

留学の動機

幼い頃から留学に強い憧れを持っていたこと、国際的な高校に進学したこともあり、絶対に留学したいという「想い」が一番の理由でした。
また、異文化コミュニケーションを自ら経験し、異文化コミュニケーションがどのようなことか学ぶ事、日本文化を英語でなおかつ自分の言葉で伝えるということに興味があったということが留学の動機です。

成果

当時はこれが海外に出る最初で最後のチャンスかも知れないと将来を自分で制限していました。ですが、トビタテでの留学を通して自分自身が社会でどのように生きていきたいかと自分なりの価値観の土台をつくるきっかけになりました。また日本文化を伝える活動を通して、自分の英語力の無さを突きつけられ勉強への強い刺激にもなりました。

ついた力

行動、コミュニケーション、力

日本文化を伝える活動、異文化コミュニケーションを学ぶために新しく出会った人と会話する事、どちらも自ら行動しなければきっかけを得られず、せっかくの学びの機会を失ってしまいます。この貴重な機会を最大限自分の成長の為に使おうと思った結果、先生方にプレゼンのアポイントメントを取ること、学びの為に質問する事、友達を作ること、留学中の全ての行動で行動力、コミュニケーション力を身につけることができました。

今後の展望

異文化コミュニケーションにも関心はありますが、教育格差の問題にも関心があり、教育の機会が得られない人々が「教育を受ける」という選択肢を作るために、経済、経営、ジェンダー論など多方面の学問に関心があります。その為、大学では専攻している分野だけでなく、自らを様々な学問にさらし知識を深めながら多様性を身に付けようとしています。その中で具体的に何を基盤にし活動するか今後定めていきたいと思います。

留学スケジュール

2018年
7月~
2018年
8月

オーストラリア(パース)

今回の17日間の留学では、現地の高校の通常授業に参加していました。
授業はホストシスターが受けていたものに参加するという形でしたが、どれも日本の授業とは授業形態が異なり毎授業圧倒されていました。
具体的には、歴史の授業で「この事柄についてどう考えるか」とディスカッション型のものであったり、数学では先生が一方的に教えるのではなく、生徒自ら先生に分からない事、どう解けばよいのか、なぜそうなるのかなど積極的に友人たちが授業に参加していることに驚かされました。
はじめは、緊張と初めての英語量で圧倒されているだけでしたが、友人たちの助けもあり、少しずつではありましたが、授業中に自ら発言したり、先生に質問に行けるようになるなど学ぶ事に対して能動的になれました。
この姿勢の変化は、留学中の活動でも失敗を恐れずに前向きに取り組めるきっかけにもなりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

現地の幼稚園で日本の文化を伝えている様子。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学から繋がるストーリー “今、これやってます”

留学、特に友人たちとの出会い、そして現地校での授業をきっかけに、自分の意見をはっきり持つこと、またそれらを大勢の前で発言することへの恐怖心を打破することができました。また、異文化コミュニケーションの経験を経て「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強くなりました。
それは日本語のみに限られず英語でも当てはまり、大学の学生会に所属するきっかけになりました。異国での活動は新しい発見も多く、日々学ぶ事もたくさんありますが、トビタテで培った行動力、コミュニケーション力を生かしながらイベントの運営などに携われています。
また、次年度からは役員として活動に臨むなど、トビタテでの学びが自らのコンフォートゾーンから抜け出すきっかけにもなってくれました。
これらが実現できたのもトビタテでの学びである挑戦力、また留学での体験が新しい世界に飛び込む機会を与えてくれたと思っています。

役員選挙での討論の様子

食文化に適応する柔軟さ

  • 生活 : 食事

留学中の生活を有意義に過ごすためにも、しっかりと食事をとること、留学した先で食事に適応することは重要なことだと思います。
留学した先々でいただく食事に感謝することはもちろんですが、必要に応じて何が苦手、食べられないのか伝えることも時には必要だと思います。特に食物アレルギーのある方は事前にホストファミリーや留学先に知らせておくことも大切ですが、留学先の言語で正確に自分が何を食べられないのか、自分で情報を相手に伝える備えを自らの安全の為にも、周囲に大きな迷惑をかけない為にもしておくとよいと思います。
ですが先入観などを持って食事をいただく前から避けるのではなく、新しい文化に関わる機会もぜひ楽しんで欲しいとも思います。きっと食事を楽しむことで留学中の有意義な時間を過ごすきっかけになると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学をするにあたって様々な困難に当たることもあると思います。辛い思いもするかもしれません。ですが、それらを乗り越えた先には、たくさんの学び、幸せがあり、自らが望んだ未来が待っているかもしれません。
失敗を恐れずに一生懸命、夢に向かって頑張ってください。
これから留学にチャレンジする皆さんが一回りも二回りも大きく成長できることを願っています。