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まお

出身・在学高校:
下妻第一高等学校
出身・在学校:
東京学芸大学
出身・在学学部学科:
初等教育教員養成課程 英語選修
在籍企業・組織:

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最終更新日:2019年01月21日 初回執筆日:2019年01月21日

言語教育と空手で人を育てる!

留学テーマ・分野:
大学留学、海外ボランティア、専門留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • モナシュ大学、St,Paul's Anglican Grammar School、日本空手協会オーストラリア
  • オーストラリア
  • シドニー・メルボルン
留学期間:
21ヶ月
総費用:
3,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 3,500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

①日本語教師養成講座を受講し、現地の幼稚園から高校の日本語の授業で日本語教師としてボランティア。
英語を学ぶ日本の子どもたちと、日本語を学ぶオーストラリアの子どもたちがICTやテレビ電話等を使って交流できる場をつくり、言語のみではなく、コミュニケーションへの積極的な姿勢や異文化理解など、グローバル化社会に必要な能力の土台を育成させるための環境を作る。

②モナシュ大学で言語教育、EILについて学ぶ。
国際語としての英語の役割やその教授法、言語学について学び、日本での英語教育や海外での日本語教育に生かす。

③道場を開き、空手の指導を行う。また複数の道場での稽古や指導を通してより多くの人の技術向上、空手道の普及,日本文化の発信に努める。
世界各国から人の集まるメルボルンで空手の指導にあたり、空手の技術だけではなく、その背景にある日本文化を多くの人に発信したり、空手を通して人々の心や体を鍛えていくことに貢献する。

留学の動機

将来教員となることを夢に、大学に入りました。教科や自分の専門だけではなく、自分の経験から生きていく中で大切な何かを伝え、それを生かして人を育てられる教師を目指していました。自分が生徒だったら、世界を土俵に経験をしてきた先生に教わりたいという思いと、海外で自分しかできない経験をすることで、将来子どもたちに伝えられることがたくさん得られる、という思いがあり、海外に行くことを決意しました。

成果

①オーストラリアと日本の小学生が言語交流を通して、お互いが言語学習のサポートをしながら学びあえるプログラムを企画し、実行する事ができた。②講義やディスカッション、与えられたテーマについての研究、論文作成を通して理解を深め、これからの英語についての新しい知識やアイディアを得る事ができた。③支部を立ち上げ空手道の指導にあたり、技術だけでなく基礎体力の育成や礼儀、忍耐力や協調性の育成に努める事ができた

ついた力

気にしない力

つねに失礼にならないように、迷惑にならないようにというスタンスで、失敗したらずっと引きずる性格でした。しかし、世界中から多くの人が集まるオーストラリアで、世界の大きさや自分の小ささを感じ、自分が思うほど他人は気にしていない、それを気にして目標にむかって努力し、行動できなくなる方がもったいないと感じました。失敗は学びであり、気にせず前に進み、色んな事に挑戦していくことが成長のカギだと感じました。

今後の展望

教員となり、日本の子どもたちが海外の日本語を学ぶ小学生と、言語や異文化交流を通してコミュニケーションする力を身につけられる環境作りをしていきたいです。また自分の道場を持ち、空手の先生になるという夢が留学先で叶った事は、空手や空手を通して自分がこれまでに学んできた事を世界に発信していくミッションだと思っています。空手道や、武道の持つ「人を育てる力」を大切に、空手道の世界的な発展に貢献していきます。

留学スケジュール

2017年
3月~
2017年
6月

オーストラリア(シドニー)

日本語教師養成講座420時間を受講し、日本語教授法を理論と実践の2つの側面から学ぶ。
日本語学校に日本語を学びに来る学生を対象に、日本語の授業を計画し、実際に教授する経験を通して、日本語を教えるスキルを磨く。
授業の考案と教材作成に時間がかかり、寝れない。
シェアハウスに住み、何でも語れる友達ができ、息抜きに早起きしてシドニーの海に朝日を見に行ったりして結局寝れない。笑

費用詳細

学費:納入総額

300,000 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

40,000 円

自分で作った授業やその教材
休日
費用詳細

学費:納入総額

300,000 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

40,000 円

2017年
7月~
2018年
3月

オーストラリア(トララルゴン)

現地の幼稚園から高校までの一貫校で、日本語の授業アシスタント。
日本語教師養成講座で養ったスキルを生かしながら、主に授業のアシスタントをしたり、教材を作ったり、メインティーチャーとしても授業を受け持ちました。
学年や発達段階に応じて、日本語や日本文化の授業をしていきました。
とてもアクティブでフレンドリーなホストファミリー宅にホームステイをしていました。子どもたちと遊んだり、家族で出かけることが多く、オーストラリアの生活を身近に感じながら、学校外でもランニングや空手など、様々なことに挑戦していきました。

費用詳細

学費:納入総額

100,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

10,000 円

ホストファミリー
学校後のランニングトレーニング
ホストファミリーとのキャンプ
費用詳細

学費:納入総額

100,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

10,000 円

2018年
4月~
2018年
11月

オーストラリア(メルボルン)

モナシュ大学の附属語学学校で、論文の書き方やリサーチ、研究の仕方の基礎を5週間のコースで学んだあと、大学でEILや言語学の授業を受講する。国際語としての英語の役割やその教授法、言語学について学び、日本での英語教育や海外での日本語教育に生かす。

オセアニア地区を総括する師範のもとで空手を習い、技や指導法の知識を得ながら、現地の生徒や指導の状況を把握し、自分の指導に役立てる。
道場を開き、練習場所の確保や、指導法の研究、生徒集めなどを経て正式に支部を立ち上げ、空手の先生として指導開始!
英語で空手を教える事の難しさと、集団を教える事の大変さ、空手道や武道の奥深さを知ると同時に毎回生徒の小さな進歩や学びが確実にあり、先生としての自分の成長も少しずつ感じることができた。

費用詳細

学費:納入総額

900,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

40,000 円

モナシュ大学クレイトンキャンパス
空手の生徒たち
道場でお世話になった方々
費用詳細

学費:納入総額

900,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

40,000 円

スペシャルエピソード

留学で確信した、“私はこれを目指す!”

言語教育と空手道の2つの軸をテーマとして持ち、留学しました。
言語教育を通して、子どもたちが世界でコミュニケーションを楽しみながら成長してほしいという願いは、子どもの頃に空手の世界大会でオーストラリアに来たことがきっかけでした。
夢を抱くきっかけをもらった国で、夢を叶えるために学び、実際に教える経験をさせてもらったことや、多くの方々との出会いが、成長の機会を与えてくれました。先生として、自分自身がまず挑戦し、努力し、成長することが大事であり、改めてそのやりがいを感じることができました。
人を育てる「先生」として、まだスタート地点にたったばかりですが、挑戦することと努力することを人生の目標として、これからも頑張っていきたいと確信した留学でした。

大学の仲間たち
道場の子どもたち

数年の留年で一生分の価値を得る

  • 単位・留年 : 休学・留年

私は、過去に交換留学をして1年留年してからの、トビタテ留学でさらに1年半休学したので、卒業年が通常より3年遅れました。それでも、やりたいことができたら行動し、努力することで、出会いや縁、運はついてくるもので、私は一生関わっていきたいと思える人々や、仕事、やりがい、新たな目標に出会うことができました。だから、休学・留年しても留学してよかったと心から思います。普通はあまりしないこと、人と違う道やを歩むことも、目的や覚悟があれば、自分らしさ、自分しかできないこととなり、それがやがて誰かの力となります。私は今胸を張って大学7年生と言えます!!!!

これから留学へ行く人へのメッセージ

海外に行く事は、夢のある事と同時に、何かを犠牲にしなければならず、とても勇気や覚悟のいる事だと思います。なので、誰もが抱ける気持ちではありません。少しでも留学したいという気持ちがある方は、その気持ちを大事にして下さい!何かに挑戦する時は、覚悟も必要ですが、自分の直感や違和感も大事なシグナルです。悩みすぎず、行動に移せば、何かが始まります。ぜひたくさんのスタートを切って、人生を鮮やかに染めて下さい!